SUF Ep.13 “Together Forever(ずっと一緒)”

Steven
コニー 大学のこと
全部決まってるんだね

Connie
ジェイホーク大学への
飛び入学に向けて全部計画済み

でも専攻を政治科学で
副専攻を社会学にするか

それとも
逆にするのかで迷ってる

Steven
宇宙で平和条約作ってから
政治に興味湧いたの?
 
Connie
かもね

でも先は長いから
もっと考えたいの こう——

“地に足つけて“

15分って一瞬だね

Steven
休憩短くない?

Connie
だよね

 Steven
まってコニー

この前パンフレット
忘れてったよね

返そうか?

Connie
ありがと

でもあと二冊あるし

ほら ネットがあるから

Steven
ああ そっか

でも遊びたい時は
いつでも言って

Connie
もちろん

じゃあほんとに切るね

Steven
ジェイホークね…
ビーチシティはどこだ?

わぁ すごく遠い


ガーネット?
まだいたんだ

Garnet
スティーブン

Steven
聞きたいことがあるんだ

Garnet
ふむ
後にしてくれ

分裂しないと

Sapphire
ごめんなさい
スティーブン

別位相時間帯の
講義に遅れそうなの

スカウト達と
いい一日をね ハニー

Ruby
サファイアはやることがある

ウチでいいなら話を聞くよ

歩きながら話そう
用事があるんだ

Steven
わかった

Ruby
よし 皆

先週やったことは
覚えてるな?

それじゃあいよいよだ

誇りに思え
我々は今日——

自然と動物のスケッチを行う!

ウチらの周囲をとり囲む
全ての美しさを感じて

思うままに描くんだ

そしたら これを
受け取る栄誉を与える!

自然スケッチバッジ!

行くぞ!
時間を無駄にするな!



それで 話したいことって?

Steven
コニーと話すたびに
思うんだ

彼女は自分がなにをしたいのか
よく知ってる

でも僕は違う

ステボニーの時は
なんでもできそうに思える

でも僕一人じゃ
なにもわからなくて

ルビー
僕ってなにがしたいの?

Ruby
こりゃ難しいな

Steven
わかってる

コニーは僕を残して
遠くの大学に行っちゃう

離れ離れになったら
僕は何をすればいい?

待って

僕がしたいのは
コニーと一緒にいることだ

それってつまり——

コニーこそが僕の未来なんだ!

Ruby
スティーブンスティーブンスティーブンスティーブン!!!!!!!

スティーブン!
プロポーズだ!

Steven
は? プロポーズ?

ルビー 待ってよ
それって…

Ruby
考えたこともない
なんていうなよ〜?

Steven
も もちろんあるよ

Ruby
しろ!
するんだ!

やれ!
やれー!

Steven
ねえ 本気?

Ruby
ウチの時は上手くいったろ

それにこの——

プロポーズバッジをやるぞ!



もし不安なら相談するといい

未来が見える誰かにな

Sapphire
じゃあ皆…

Steven
サファイアー!

Sapphire
スティーブン
ぴったりね

Steven
サファイア

授業邪魔してごめん

コニーにプロポーズしろって
ルビーが言うんだ

でもその前にサファイアに
未来を確かめてもらえって

Sapphire
わかった

計算してみましょう

皆さん

今日復習したとおりに
やりましょう

スティーブンの
求婚が成功するか——

可能性を求めます

まずは彼女が誰かと人生を
歩みたいと思うかから始めて——

求婚に応じるか 社会文化的要因を
掛け合わせ——

共同生活の幸福度潜在性を
計算に入れた上で——

婚約への恐怖要因を代入し——

お互いの相互的愛情の強度を掛けて——

最後にあなたの人生計画の
堅牢性を値に入れる

ここまでは大丈夫?

Steven
いや…?

そんな

サファイア 計算が!

Sapphire
答えは出たわね

この意味がわかる?
スティーブン


ルビーとの結婚や
ガーネットの存在は

未来視では見えなかった

予測不能で
時の流れさえ変えたの

浜辺に方程式を書いても——

可能性という波はそんなもの
全て洗いさってしまうの!

愛は計算不可能なのよ!

未来視なんて関係ない
私ならよく知ってる

愛は不可能を

可能にするのよ

やるのよ スティーブン

プロポーズ

しなさい

Steven
わかった

やるよ

みんな聞いて

今のうちに僕をよく見ててくれ

今日が僕こと

スティーブン・クォーツ・かわいい坊や・
デマヨ・ダイアモンド・ユニバース

として最後の日になる!


Connie
なに?

Steven
やあコニー

元気?

Connie
スティーブン!
そこでなにしてるの

Steven
もうすぐ休憩時間だよね
あと 2分で でしょ?

Connie
わお ぴったり

Steven
コニー
散歩に行こうよ

ちょっと新鮮な空気を吸おう

Connie
いきたいけど でも

Steven

違う違う
心配いらない

ライオンに乗って行くんだ

必ず15分で戻れるよ

Connie
わかった 行きましょ



Steven
初めて会った時のこと
覚えてる?

Connie
自転車に乗って砂場でこけたあと——

泣きながら
走って行っちゃった時のこと?

Steven
そう そのときのこと

どうしても気が引きたかったんだ

Connie
私は本に夢中で
周りが全く見えてなかった

Steven
それってここだったよね

Connie
スティーブン これって…

Steven
昨日のことみたいに覚えてる

Connie
ほんとに素敵

Steven
コニー 
今日は君に——

伝えなきゃ
いけないことがあるんだ

♪背が高くて 頭もよくて
君を見守れるようになりたい

君がどこにいようと
なにをしようと
僕はそこにいたいよ

僕はいつでも
君の人生の一部になりたい

君と一緒にいたいんだ

二人ならどこへでもいける
何をすればいいか二人ならわかる

言うべきことも
どうすべきかも
君の時間割だって知ってる

他のことはなにも考えられない
君と一緒にいたいんだ♪


Connie
すごく綺麗だった

ス スティーブン?

Steven
コニー
結婚してくれないかな!

Connie
え!?

Steven
結婚してステボニーとして
暮らそう!

Connie
は!?

あはは
先にちょっと話し合おうよ

Steven
感傷的になってるって
思うだろうけど

これで解決なんだ
例えば——

君がなにを勉強してるか
僕はわからないけど

ステボニーならわかる!

一緒に大学に行こう!

Connie
スティーブン お願い
私たちまだ若すぎる


Steven
ス ステボニーになるのが
嫌だってこと?

Connie
もちろん違うよ

でも 
私は私という人間でもありたいの

Steven
そうかもしれないけど…

それってノーって意味?

Connie
“今じゃない”ってこと

Steven
でも いつかは一緒になるなら
なんで今じゃだめなの

Connie
時間はたくさんあるよ
心配しないで

Steven
心配は してないけど
ただ——

君といられるのが
幸せなだけなんだ

それだけ

Connie
私も幸せだよ
ただ——

ああもう
アラームが

今は勉強してる場合じゃないの

Steven
そんなことない

大切なことだよ

Connie
あなたの方が大切

Steven
僕は平気

また今度話そう

ライオンが待ってる

Connie
ほんとに平気?


Steven
うん

Connie
明日のお昼に電話する

Steven
勉強頑張って



Steven
どうしてなの

ルビーもサファイアも
賛成だったのに

Garnet
あの浮かれポンチ達を
頼りにしてはいけない

Steven
じゃあなんで
止めてくれなかったの

Garnet
お前がプロポーズしない
未来はなかった

Steven
だろうね

彼女はお前の
プラスアルファだ

欠けたピースではない



ルビーとサファイアは
一緒にいたがるが——

それでも別々の人格がある

お前の心の穴がなんであれ
それを埋めるのは——

コニーでもステボニーでも
ないということはわかってくれ

Steven
簡単そうに見えたんだ

こんなこと言いたくないけど——

ガーネットが完璧すぎるのも
いけないんだよ

Garnet
動揺するのもわかる

Steven
この綺麗なケーキに
がっつけば少しはマシになるかも

Garnet
それはない

Steven
関係ないね

Garnet
そうだな

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