The Owl House S2 Ep.08


“Knock, Knock, Knockin’ on Hooty’s Door”

親愛なるルルへ
お元気でお過ごしでしょうか

両親と楽しく過ごせてるといいな

今回手紙を書いたのは
僕が天才だって伝えたいから!

ちょうど絶不調だった時
君から手紙が届いたんだ

Lilith
こんにちは フーティっち

心配ありがとう

ルースたちが冒険に出る中
自分は不必要に感じると書いてましたね

でもフーティ
あなた自身が『アウルハウス』なのよ

自分の中でみんなを守る
それはとても立派なあり方でなくて?

Hooty
やぁみんな元気ー?

King
静かにしろ!
なんでいつもこうなんだ

Hooty
我らが妖魔はどうも不機嫌なご様子

King
お主が言うと
なぜこうもムカつくんだ

お主!もうたくさんだ!

Hooty
若いなぁ〜
機嫌が風のように変わるんだもん

わお!

Eda
おかしくなりそうだよ フーティ

ベロスが何かでかいことを企んでるのに
アタシはまるでガキんちょさ

あんたらを守るためには
もっと修行して強くなんなきゃ

暇はない!

Hooty
でも働きすぎたらいつも
アウルビーストになるだろ?

Eda
休んでられない!

Luz
お願いだから静かにしてよ

エコーマウスが怖がっちゃう

この子が幸せじゃないと
アミティのハートを掴めないの

その、家に帰る手がかりを掴めない
もう行くね

Hooty
君の言う通りだよルル
3人には僕の手助けがいる

だから計画を立てたんだ


ルルのおかげで
みんなを助ける勇気をもらえたんだ

まずはキングを助けることにした

King
吾輩がなんの妖魔か分かれば
先のこともわかるかも知れん

だが似てるものがどこにもおらん!

Hooty
僕らの赤ちゃんは絶賛成長中で
気になることがたくさんあるみたい

もう一人の妖魔として
答えてあげなきゃ!

でも僕の手は
絶対借りたがらないなぁ

それなら…

King
吾輩を毛玉にしたな!

Hooty
怒りっぽい? 汗かいてる?
髪は乱れてる?

しわがれて恥ずかしい声になってる?

僕がなぜか教えてあげる

君は今妖魔の思春期なんだ!

King
貴様から保健体育の話など聞きたくないわ!

Hooty
保健体育じゃない
君がなんの妖魔かを知るためのテストさ!

King
ほんとか!?

Hooty
うん!

それに僕はウチの中では君以外で
ただ一人の妖魔だ

他に選択肢ないだろ?

King
あ〜 そうだな
なんでもいいさ

Hooty
僕らの先祖は腐ったタイタンの
体から生まれたと言われてるんだ

そこでたくさんの仲間が生まれたけど

全ての妖魔は三つの種類に分けられる

虫型 二足歩行型 獣型

King
その3種なら誰でも知っておる

Hooty
割り込まないで!

君が虫型じゃないとは思うけど
可能性は捨てきれない

僕自身ワーム型で
この分野はエキスパートさ!

はじめるよ!

虫型はダンスを通してコミュニケーションするんだ
こんな風に

詩的だなあ

Hooty
僕のママの何がわかる!!!


君のダンスはすごく攻撃的だ
さなぎの動きするなんて 悲しいよ

正直ね

King
さなぎの話はやめにしないか

Hooty
わかった
じゃあ今度は二足歩行型だね

二本足で歩いて
魔女と同じ魔力器官も持ってる


今度のテストでは僕のお友達と
決闘してもらうよ


King
取っ組み合いか?
いいだろう かかってこい

まあ もし負けても怒るな…

Hooty
呪文一つ出来ないとはね

虫型でも魔法は使えるのに

King
いいんだ
次に行こう

Hooty
わかった
獣型のテストはただ一つだ

血液サンプルがいる

Tiny nose
あたし医療学校出なのサ

Hooty
結果から結論が出たよ

King
教えてくれ
獣でも虫でも人型でもいい
自分がなんなのか知りたいのだ!

Hooty
君は…

君だ!

血液テストじゃわからなかった
君がなんなのかは分からないんだ

でもそれでいい
友達でいるのにそれは関係ないからね!

King
本当の答えを教えてくれるのかと

Hooty
答えは君の心の中あるよ

King
自分を愛せなどと
教えてもらわなくてもいい

吾輩はただ自分がどこから来たのか
父の姿

自分の成長した姿を
知りたいだけなのだ

動画もポスターにも反応はない

父はもう死んで
吾輩はもうただ一人

答えを知ることなく
生きていくのだ

Hooty
そんな!
怒らせたかったんじゃないんだ


King
怒っているさ
父はなぜそばにいてくれないのかとな!

父は吾輩を捨てたのだ!


Hooty
僕も 悲しくなってきたよ


Tiny nose
ケーキは美味しいよ

Hooty
パイのつもりだったのに!

King
フーティ!?


Hooty
キングとはうまくいかなかったけど

僕は諦めなかった!

イーダの言ってたことが気になったんだ

疲れ果ててるのにどうやって
強くなるつもりなのさ

僕は臆病者かもしれないけど
アウルビーストへの恐怖を拭えなかった

Eda
私が?寝る?は!

もう一度ボイリング島いちの
魔女に戻るまでお断りだね

『1日頑張ったご褒美だよ! フーティより』

悪くない
補給するかね

わお
あいつやるじゃないか

眠りイラクサ?

Hooty
そうさ!
一口齧ればぐっすりだよ!

Eda
眠りイラクサは眠りだけじゃなくて
夢も深めるんだよ!

アタシにこんなもの食べさせたら…

フーティ アタシを起こしとくれ

Hooty
そうさ!
一口齧ればぐっすりだよ!

ぐっすりだよ…ぐっすりだよ…

Eda
こいつはいい機会かもしれないね

アウルビーストのせいで
アタシは家を出た

奴のせいでアタシはみんなを遠ざけた

奴のせいで…
魔法が使えなくなったんだ

ずいぶんビビらせてくれたね鳥頭

今度はアタシがビビらせる番だよ

ん?

こいつは進歩だね

Gwendlyn
イーダリン!
降りてきてちょうだい

Lilith
かあさん
みてこの折ナプキン

Gwendlyn
すてきね ハニー

イーダリン 準備を手伝って

Eda
ごめんよ 夢のママ

なにしてるか知らないけど
やることがあるんだ

Gwen
あら パパは下顎地方に今夜出発よ?


Eda
パパ?

Dell
よう かぼちゃたち
見送りしてくれるのか?

Eda
パパ!
また会えてよかった

Dell
1時間留守にしただけだろ

しばらく家を空けるから今夜は…

Eda
待って 覚えてる

Dell
盛大にいくぞ

Eda
やめろ!
二度させるもんか!

Gwen
デル!
リリス 治療カヴンに連絡を!

Eda
アンタのせいじゃないよ

アンタのせいだ!!

Raine
イーダ 僕は…
わあ! なにしてるの!

Eda
レイン!?
何も 大丈夫

Raine
また嘘をつくんだね
僕は君のことが何も知らないみたいだ

だから決めた

Eda
ああ そうだ
この後どうなるかは知ってる

今度は心の準備ができてるよ鳥頭

Raine
僕は吟遊カヴンに入る それてま…

Eda
全く嫌な記憶だよ

Raine
僕らは別れた方がいい

すまないけど もう終わりだ

大丈夫かい?
それは呪いか?

Eda
伝えるんだ
助けてもらいな

Eda
大丈夫さ何も問題ない
行っていいよ

Raine
もう耐えられないよ

Eda
遠ざけちゃダメだよ

お前…!

いつもお前のせいだ!

全部お前が悪いんだ!

アタシの 人生を 壊すな!

???
面倒かけるな
逃げられやしないよ

おわりだ

Eda
大丈夫

これはアンタと
戦うためのものだとおもってたけど

面と向かって話し合うための
ものだったんだね

いいかい

アタシとあんた

望まずともここにいる
それは変わらない

お互いを認め合えなきゃ
この悪夢は終わらないんだ

どうする?
一時休戦と行くかい?

紙やすりみたいだね

こんなに綺麗な夢は初めて見たよ

ああ!頭が…
ん? また変身しちまったのかい?


わお

Hooty
ひどくなっちゃった

またやっちゃった!!

Eda
フーティ まちな いいんだ
フーティ!

こりゃあセクシーじゃないか


Luz
エコーマウスが怖がっちゃう

この子が幸せじゃないと
アミティのハートを掴めないの

その、家に帰る手がかりを掴めない
もう行くね

よし ネズミさん

フィリップとポータルがダメなら

せめて わたあめ髪の女神様の
誘い方を教えてよ

Hooty
ルースの心は家へ帰る方法と
愛との二つに割かれていた

なんでわかるかって?

他人の気持ちに敏感だからかなぁ?

気持ちが一つじゃなきゃ前に進めない

Luz
アミティは賢くてクールで
お上品

告白は息呑むような
感情的で現実的なものじゃなきゃ!

元の世界では
つまらない女扱いだもん

アミティにそう思われたくない

『人生が続く限り憂鬱もまた尽きない
愛は地に足をつけてこそ見つかるものだよ』

追伸 地下に来て!

フーティ そんな暇ないよ
まって うちに地下があるの?


アミティ!?

そうだね 馬鹿らしい
アミティがウチにいるわけ…

アミティ!?

Amity
ルース!?
ここはどこ?

たしかフーティに連れ去られて

Luz
ここはウチの地下

ほんとにごめんね
フーティっていつも変なことするから

Amity
そうね
何千年もあんな家の妖魔だもん

平気

ねえ
私のウチでのことだけど

その…全部なかったことにできないかな
私…

Luz
ねえ!

今大事なのは
この汚い不気味な地下から

アミティを連れ出すことだよ


嘘でしょ

『地上に戻りたれば
あのトンネルを抜けてね』

アミティに見られたら絶対バカと思われる

Amity
これなに?


『魔法で花を取り出すよ〜♪』
『何時間も手を握りあおう〜♪』
『僕の大事な人に〜♪』

『あなたは賢くて クールで お上品』

『僕の魔法の大事な人〜♪』

Luz
もう また笑い物になっちゃう

Amity
なにか言わなかった?

Luz
その 『アミティ 私のものになって!』
ううん!

今のはその
外来種だったから

『僕の恋人になってくれる?♪』

『アミティ 君はすごくキュートだ』

『君と離れたくない♪』

ごめんね アミティ
こんなことあっちゃダメ

こんなの悪夢だよ

Amity
うん そうだね
邪魔してごめん

Luz
アミティ 待って

私じゃないの
フーティが馬鹿なことしただけ

Amity
ほんと バカだよね

私たちが付き合うなんて
バカな話だもん


Hooty
そんなー!
またやっちゃったー!

誰も助けられないんだ!

出ていけ!恥知らずの梟め!
家から離れるんだ!

King
フーティ!落ち着けこの愚か者!

Hooty
もう不快な存在が
この家に取り付くことはないよー!!

こうなったらやるしかない

大変だけど

King
イーダ?

Eda
心配ない
アタシは多分大丈夫

ルースはどこだい?


Amity
何が起きてるの?

Luz
分かんないけど

フーティが興奮すると
いつもおかしなことになる

King
ルース!逃げるのだ!

Eda
今のアンタが?

King
多分そうだ
力を手に入れた!

Eda
二人とも無事かい

Luz
おわ!
イーダほどじゃないよ

なにそれ
あとで色々聞きたいな

Hooty
みんなをがっかりさせた!

Eda
フーティ!
おかしいなりにアタシら
助かったんだよ!

アタシ今やハーピィだよ

King
吾輩は爆発ボイスを手に入れたぞ!

Hooty
でもルースはダメだった!

Eda
ルース
フーティは何しようとしたんだい

King
早く
あやつが全てを破壊する前に
助けられたふりを!

Luz
アミティに告白するのを
手伝おうとしてくれたの

Eda
え?
ほんとに?

なら行きな

Luz
この状況で?

Eda
確かにね
あの子は任せて

完ぺきにはならないだろうけど
それでいいのさ

がんばんな!

Luz
アミティ

ああ そんな
アミティ大丈夫?

Amity
大丈夫

Luz
私その…
前からお願いがあって

私うまくやりたかったんだ

でもアミティは
愛のトンネルにはクールすぎて

Amity
思うほどクールじゃない

Luz
よし
今は何もかもめちゃくちゃで

将来何があるかも分からないけど

そこにあなたがいてくれたら
すごく素敵だと思う

だから…

Amity
私と付き合ってください!

Luz
もう…言おうとしたのに

Amity
ごめんなさい
あなたが言って

Luz
わかった
アミティ・ブライト
私と付き合ってくれますか?

Amity
はい!

Luz
やった!

なんでまだこんなに怖いのかな

Amity
さあね

Eda
ねえフーティ
アンタ大した奴だよ

Hooty
キングの生い立ちはわからなかったけど
毎日どんどん自分について学んでる

イーダはハーピィになれる!
エリクサーはまだ飲んでるけど

アウルビーストも自分の一部だと
受け入れたんだ

進歩だね!

ルースの新しい彼女は

ふるい日記から新しく情報を引き出すのを
手伝ってる

すごくかわいいよ!
この世の幸せを全て与えられるべきだね!

もう二度とみんなを手伝わないと
約束させられたけど

それでもやっぱり僕は天才だ!

全部解決!謎はなし!

???
少し頼みがあるんだ

これをキング・クローソーンに頼めないか

Hooty
虫だー!

おおっと
いらない手紙だといいけど!


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