心理系大学院に行くまでの勉強

無意識

永らく、自分の行動は自分で理性的に決めていると考えられてきた。ところがフロイトは、人の行動の大部分は理性でコントロールできない無意識に支配されていると主張した。

精神科医であったフロイトは、神経症状のひとつである健忘症を研究する過程で、無意識の存在に気がついた。個人の忘れたい記憶は無意識の中に仕舞い込まれ、普段は意識出来ないようにされている。ところが時に、神経症状となって現れることがあると彼は考えた。

つづく

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