心理系大学院に行くまでの勉強

防衛機制

自我は、常にエスから浮上してくる欲動に晒されている。そのため自我は自らの崩壊を防ぐため、色々な心理的防衛策をとっているとフロイトは考えた。
この心の働きを自我防衛機制という。防衛機制における自我の働きは、意識的に、またしばしば無意識的に行われる。防衛機制には、抑圧、反動形成、同一化、合理化、退行、昇華といった様々な種類がある。

抑圧…不愉快な体験や記憶を無意識の領域に押し込み、忘れようとする心の動き

反動形成…人は同時に違う意識を持つことは出来ない、そこでエスの欲動を抑えるために、本心と反対のことを意識し、本心を抑えようとする心の動き

同一化…憧れの人物と同じ言動をすることでその人になりきって自分の不安や欲動を解消しようとする心の動き

合理化…欲望が満たされない時に、合理的な理由を作り上げ、自分を納得させようとする心の動き

他の防衛機制は明日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?