心理系大学院に行くまでの勉強

ドイツ出身のアメリカ人心理学者、クルト・レヴィンは人の考え方や行動が他者との関係性や個人わ取り巻く集団などに影響されることに注目した。現実の社会での人の心の働きを正しく理解するには他者や周辺環境との関係が重要だと考えた。
こうして人間関係に注目して心の仕組みを考える「社会心理学」が生まれた。社会心理学はゲシュタルト心理学の考え方を受け継いでいる。ゲシュタルト心理学では人間の知覚は要素の単純な合計ではなく要素の置かれ方などの環境によって決まると考えられている。社会心理学はその考え方を知覚だけではなく思考にまで適応した。
社会心理学は、他人に対する好意の感じ方、集団内での行動の仕方など、人の心と関係したさまざまな現象を取り扱う。人間関係や社会環境ぐたえず変化する。激動と社会に適応していく人の心の働きについて考える心理学ともいえる。

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