心理系大学院に行くまでの勉強
ヴントの構成主義では「心とは要素同士が結びついたものである」と考える。
アメリカこ心理学ジョン・ワトソンはパブロフの行った犬の実験に影響を受け、パブロフが明らかにした「条件づけ」を基本とする「学習」こそがそうした結びつきを作ると考えた。
そして1920年、学習が人間の行動に与える影響を調べるために「アルバート坊やの実験」を行った。被験者は生後11か月の男の子、アルバートである。
彼はもともとネズミを見ても怖がらなかった。しかし、ネズミを見せるのと同時に大きな音を鳴らして繰り返し怖がらせた結果、ネズミを見るだけで怖がるようになった。
この実験は条件づけによる学習が人間にもおこることを示した。
この実験は当時も物議を醸し、勿論現在でもこうした実験は倫理的に許されるものではない。
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