心理系大学院に行くまでの勉強

まじで検査も入院もしたくない。俺は健康なのに(健康ではない)。でも自分が心理士を目指すなら精神科入院もいい経験になるだろうしなぁなどと考える。
今日は信頼性について。久々の勉強だわ。

信頼性とは、データの一貫性を表す。同一対象に対して追試を繰り返した場合、安定して同じ結果が得られれば「信頼性は高い」、回によって大きく結果が変動すれば「信頼性は低い」。誤差の少なさと言い換えることも出来る。
信頼性の検討方法
①再テスト法
同じ集団に一定の期間を置いて同一のテストを2度実施し、2回の相関関係を算出する方法。
利点:信頼性の定義に最も沿っており、直感的にわかりやすい。
欠点:時間的なコストが大きい。記憶や学習の効果で結果が歪むことも。

②平行テスト法
形式、難易度、平均点などが等質な2つのテストを作成、同時に実施して2つのテスト間の相関関係を算出する方法。
利点:時間的なコスト小。記憶や学習の効果は影響なし。
欠点:作成の困難さ。
③折半法
1つのテストを等質な2郡に折半し、両郡の得点間の相関関係を算出する方法。
利点:平行テストを作成するひつよがなくなり、作成コスト小。
欠点:折半の困難さ
④α係数
テスト項目が等質な内容のみで構成されていれば結果の誤差は少ない、つまり信頼性が高いことになる。異質な項目が混ざっていると、それが項目の等質性、一貫性(内的整合性)とみなし、それを数量化した指標がクロンバックのα係数である。α係数は0〜1の範囲で、目安として0.7〜0.8ならば信頼性が高いといえる。低い場合は、異質な項目をはっけ、除去することで内的整合性を高めるといった手続きが用いられる。
利点:上記3つの方法すべての欠点をカバー
欠点:計算が困難でコンピューターが必要

信頼性について200字でまとめる
信頼性とはデータの安定性、一貫性のことで、誤差の少なさと言い換えることが出来る。再テスト法、平行テスト法、折半法といったさまざまな検討方法があるが、現在最も用いられているのは内的整合性を検討する方法である。内的整合性が高ければテストが等質な項目で構成されているため誤差が少ない。つまり信頼性が高いと見なすことができる。代表的な内的整合性のしひょとしては、クロンバックのα係数が挙げられ、多くの心理学研究で用いられている。

おわり

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