心理系大学院に行くまでの勉強

クライエント中心療法においてカウンセラーはクライエントにあれこれ指示するのではなく、クライエントが自分で問題解決していくことの援助に専念する。そのためにカウンセラーは、クライエントの状態や言動を無条件かつ肯定的に受け入れ(無条件の肯定的配慮)、クライエントの主観を自分のことのように感じ取ることが求められる(共感的理解)。
こうしたカウンセラーを前にすると、クライエントは自分の心を冷静に眺めることが出来る様になる。やがてクライエントは柔軟な自己概念を取り戻し「楽しい」「悲しい」などの体験(感情)がまぎれもなく自分のものだと思える様になっていく。

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