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人は変えられる(コーチング学習をいったん終えて)
人は変えられないと信じていました。
人を変えるなんておこがましい。
環境を変えることで人は変わるかもしれないけど、人を直接的に変えることなんて不可能だし、やっちゃいけないことだって、信じてきました。
でも、Mindsetコーチングアカデミーでの学びにどっぷり浸かってみた今、人は変えられると、信じられるようになりました。(どっぷり浸かること自体も、私の場合は、めちゃくちゃ苦労したんですが!)
で、どうやったら人は変わるのか?
コーチが全身全霊で私たちの未来を信じることによって、私たちは変わります。そして、コーチが私たちの「未来の味方」、「現在の敵」に徹することで、私たちは未来に向けて変わります。
結局のところ、人は皆、変わたいんだと思います。どこかで変わりたい気持ちがあるんだろうと思います。人類は、変わり続けながら、500万年を生きてきたんだから、当然と言えば当然です。
でも、自信がない。勇気がない。
で、やりたいことがあるのに途中で諦めてしまう。無意識の深いところにある変わりたいという思いを殺してしまっている。
だから、本音の本音で私たちの未来を信じてくれるコーチがいたら、私たちの謎の自信が覚醒されます。
自分がこのコーチングアカデミーで何度も何度も諦めかけた時、プロコーチたちは、口を揃えて言ってくれました。
「いっちーさんなら絶対大丈夫!」
「ギネス達成!」
「のびしろしかない!」
「1番応援してる!」
変な気持ちでした。だって、当の本人である私が、無理だと思っているのに。
でも、信じてくれてるからにはきっとなにかある?!
その上でもらうフィードバックは、痛くも痒くもないとは言いませんし、やっぱり痛いけど、それでも、信じてくれるコーチからのフィードバックはかすり傷程度でした。
「差分はなに?」と聞かれて、理想と現状のギャップを必死になって掴み、やってみるを繰り返すと、差分が埋まっていきます。
ところが、コーチって、ただただクライアントさんを信じればよいわけではないんですよね。
心から信じる。
そのために必要なことが三つあります。(たぶん)
一つは、一人一人の個性あふれる機能をシステム1レベルで剥き出しにしたうえで、私たち1人1人のど真ん中にいるWant to -- 時々Have toの影に隠れてみえづらくなってますが -- を探し出して引っ張り出すこと。そして、未来に進む時に邪魔になるビリーフを丁寧に取り除いてあげること。ビリーフは認知の持ち方ひとつで取り除くことができるばかりか、未来を後押しする原動力にすらなり得ます。
二つ目は、コーチの覚悟。人を変えるのには、覚悟が必要です。私がコーチングアカデミーをなんとか修了することを信じてくれて、私以上に私を信じてくれたプロコーチの皆さんの覚悟のパワーは凄まじいものでした。
三つ目は、コーチ自身が変わり続けていること。コーチがコーチの生き様を見せて、Unselfishに自分の人生を生きること。これがあるからこそ、コーチはクライアントにも自分の人生を生きることを伝えることができるし、クライアントを信じる覚悟も生まれる。自分の人生を自分で変えていって、私より先に合格を掴んだ同期のプロコーチの迫力。あの迫力がないと、人を変えることなんてできないです。
人は自分の都合のいいように他者を変えることはできないし、そのように変えられると考えるべきでもありません。会社がそこで働く人たちを、都合よく変えることもできません。そうじゃなくて、らしさを200%全開にしてもらって、ビリーフを取り除いてもらって、そして心から信じてもらえたら、私たちは変わります。
変わることは決して楽じゃなくて、辛いことだったりします。現状から離れることは辛いから。それでも、未来を見て生きていくのは、やっぱり素敵です。
とはいえ、人を変えるのと環境を変えるのと、どっちか楽ですか?と聞かれたら、私は迷わず後者と答えます。でも、両方できたら最強です。人を変えるという戦略人事のど真ん中に食い込めたら、経営層に対してだけでもそれができたら、組織のコレクティブ・エフィカシーが爆上がりします。
コーチングアカデミーでの学びがようやくいったん終わりました。李さん、啓さん、アニキ、青木さん、こみーさん、そして、このアカデミーを紹介してくれたヨシ。1番辛い時に助けてくれた、まーゆ、おっくん、ひさっち、まさおさん。滅多に人に頼らない私が、人を頼りました。実はこれが、1番の取れ高でした。同じメンターグループや同期の皆さんにも、たくさん助けてもらいました。
そして、これまでお付き合いいただいた100名ほどのクライアントの皆様、感謝です。おかげさまで、プロコーチになりました。
またおしゃべりできるのを楽しみにしてます。今ならば、あの時よりもよいコーチングができると思います。良かったらお声がけください。
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