96.この仕事に自己顕示欲はいらない
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96.この仕事に自己顕示欲はいらない

最近、不思議なことにお客様から
「ゆうさんは、なんでそんなに謙虚なんですか?」
「なんで偉そうぶったり調子に乗ったりしないのかなぁ?」
なんていわれることがあるんです。

正直なところ私自身が、特に意識してそう振る舞ったことはありません。だからむしろお客様の言葉に驚きましたよ。私のこと、そんなふうに考えてくれていたの……!? こんな関係性を、お客様と築けるなんて思っていませんでした。

とても深い部分でつながっているんだ、と実感するときです。

漫画『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』で取り上げられたことも、レズ風俗というお仕事で12年も勤続していることも、普通のことではないとは自覚しています。でもだからといって、特別に意識することはなく現在に至っています。

というのも私にとっては、お客様が求めつづけてくれたからこそ成しえたことだと思うからです。

私を、求めてくれる人がいるからこその“いま”があります。それに尽きます。

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ここでふと立ち止まって考えてみました。
私には謙虚さとは反対の、自己顕示欲はあるのだろうか?
このお仕事をしていくうえで、自己顕示欲は必要なのだろうか……?

自己顕示欲というのは特別なものではなく、誰しもが持ちうるものであると思います。

世間ではSNSが主流となっていますが、そこがその欲求を満たす場になっていることもありますよね。人から認められたい、注目されたいと思うこと自体は、おかしいことではありません。

けれど、たとえば、私たちキャストたちの自己顕示欲が強すぎるとどうなるのだろう? とも考えるのです。

どうかみなさんも、一緒に想像してみてください。

私は、お客様にもお店にもきっと影響があると思いました。それはきっと、よくない方向に向かうことのほうが多いはずです。

キャストが注目される、認められるとすれば、それはお客様からということになります。お客様がキャストの自己顕示欲を察し、それを満たしてあげようと努力をするとしたら……? そういう義務感が生まれると、きっとお客様は疲れてしまうと思います。

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私たちのお仕事は、お客様に思いっきり楽しんでもらうことです。お店のルールはあるのでそれを頭の片隅に置いておいてもらう必要はありますが、それ以外のことはすべて忘れてふたりの時間にひたってもらいたいと思っています。

お客様は楽しむためにお金を払い時間を作って逢いにきてくださっているのに、疲れさせてはいけませんよね。だから少なくとも、私がお仕事をしていくうえでは、自己顕示欲は必要ありません。

ただシンプルに、あなたの幸せを満たしたいーーそれだけなんです。
それ以外の、余計な感情はいらないはずです。

誰かに注目されたい、認められたいと思うなら、その欲求は、“陽”エネルギーに変えてうまく使えばいいんです。それぐらいのスパイスにとどめておきましょうよ。

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永田カビ先生著「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」にも登場!女性向けコースの他、男性利用可能な鑑賞コースやカップルコースもあります。代表「御坊」著書『すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない。』https://www.amazon.co.jp/dp/4866211253