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私のこと

毒舌星占いも12星座全て書き終えたので、ここで自己紹介をしておこうと思います。

占い師JOSIEは北海道の田舎で生まれました。
低所得者向け住宅で育ち、あまり裕福とはいえない環境でしたが何不自由なく、時々喧嘩はするけれど両親に愛されてごくごく普通に幸せ。そう思っていた。小学校4年生ぐらいまでは。

別に親と死別したわけでも離婚したわけでもないです。でもこの頃お父さんとお母さんは頻繁に喧嘩して言い争いが絶えなかった。もう我慢ならなくなったのか父は家を出ようとしました。母は必死でズボンにしがみついた。ズボンが下がってパンツが見えるというギャグは起きず、父は母に手をあげてたと思う。
早く嵐が過ぎ去ってほしい、そんな思いで夜を明かした。

次の日ぐらいに母は私に話をした。

こういうことは初めてじゃないのよ、あなたがとても小さい頃にもあった。その時は離婚寸前にまでなった。死んだおじいちゃんが面倒を見るって言ってくれたけど、養育費払うのが面倒だからやめるって言い出して離婚しなかったの。今のお母さんには経済的に自立する力もない。我慢して耐えてるけど、お父さんとお母さんはうまくいくはずもないのよ。

それから延々と、父に言われた酷いことを聞かされた。こんなことも言われた。あんなことも言われた。私は涙しながらそれをじっと聞いていた。
もうやめてほしい、そう思いながら。

今まで見てきた私の家族とはなんだったのだろう。家族で花火を見に行った。親戚の家に行ったり、旅行したり、あの時確かに私たちは仲良く暮らしていたはずなのに。
急に父が恐ろしい存在に見えた。
そして母のことも信じられなくなった。

なぜ幸せでもないのに幸せなフリをしてきたの。
あの時の笑顔は全部嘘だったというの。
私はずいぶん長い間騙されてきた、おめでたい奴だったんだな。

一つ母に質問をした。私のことなんて産まなきゃよかったじゃない。
母はこう答えた。「子供が欲しくてたまらなかった。あなたが生まれてきて本当によかった。」
自分の望みのためなら好きでもない男と結婚して抱かれて子供も作れるんだな。でも母は以前こうも言っていた。私の顔は父に瓜二つ。母親にちっとも似ていなくてがっかりした、と。
愛情の冷めた相手にそっくりな子供の面倒なんか見て楽しいんだろうか。

それから結婚というものに全く興味がなくなった。結婚したって辛い目にあうだけ。
なんか手に職つけて自立した生活をしよう。勉強ばっかりしてた学生時代。一応彼氏もできたけど勉強優先。うまくいくはずもなかった。

占星術は趣味の延長で独学で学んだ。
小学校ぐらいからずっと色んな本やネットで情報を集めてた。私の太陽星座は天秤座。しかも7ハウス。どちらもテーマは「パートナーシップ」要は結婚。

私が結婚なんてしてもうまくいくだろうか。
結婚には強烈に拒絶反応が出る私。でも、心のどこかで憧れていることに気がついた。
両親は両親、私は私。人の心理をもっとよく知れば、私にも理想のパートナーシップが築けるのかもしれない。心から安心できる家庭を持てるのかもしれない。
そんな思いでホロスコープと心理について深く勉強するようになった。

それが、占い師JOSIEのはじまり。

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