見出し画像

2022.3.3 ひな祭りと魚座新月


今日は午前2:30過ぎにジャスト魚座新月でした。

魚座は今、木星と海王星もいる場所。
木星と海王星にとって、魚座はホーム。1番イキイキとできる場所です。

さらに。
今回の新月は、太陽と月が重なるだけではなくて、魚座木星も太陽と月のすぐそばにいるので、今回の新月には自分の実家でのびのびイキイキしてる魚座木星の調子に乗ってる「拡大・拡張」のエネルギーがプラスされています。

しかも。
この新月は「豊かさ」を意味する“第2ハウス”という場所で起きたのですが、この場所には「太陽・月・木星・海王星・水星・土星」と、ホロスコープを鑑定する際にみる10天体中6天体がいるという賑やかさ。

第2ハウスのテーマに、当然この6天体の味付けが加わり濃くなるわけですね。

ただ、第2ハウスのテーマも濃いのですが、やっぱり魚座木星が新月のそばにいるので「魚座新月」の味がベースにあることも重要で、そこを念頭において今回の新月に伴う第2ハウスのテーマを考えると

自分の豊かさを他人の豊かさに繋げる

…ということになるのかな、と思いました。

魚座には「奉仕・ケア(癒し)」という意味があるので「利己」ではなくて「利他」の精神が、魚座のエネルギー。

自分だけ、じゃダメなんです。魚座は。
さらに、実家で英気を養っている木星がそばにいるので、ますます自分だけじゃダメで、より広く他者のために豊かさを拡張していくことが、この新月のテーマに強く濃く深く大きくあるんだなと思いました。

……ここまで眺めてみて。
これって今、世界がウクライナのためにあらゆる対策を講じるためにまとまっていく様子を表していると思いましたが、いかがでしょう?

ここ1週間、多くの人の心を締め付けている問題が今回の新月とリンクしているのはとても興味深い。な、と。

一方。
もう一つ興味深いのは、残り4天体(火星・金星・天王星・冥王星)の状態。

天王星は「居場所」を意味する第4ハウス、残る3天体(火星・金星・冥王星)は「自己」を意味する第1ハウスで重なっている、だんご状態。

いやぁ、対照的。
嫌味なまでに対照的。

私にはこの第1ハウスのだんご3天体が、プーチンさんに見えてきました。

「俺はやる!俺は行く!」みたいな。

これに対し、ほぼ残りの6天体が次の第2ハウスでチームを形成しているという。

そしてこの新月から読める宇宙のジャッジは「利己より利他」。

……さて。どうなるのか。

第1ハウスのだんご3天体は、すべて山羊座の最終度数に入っているのも、最高に気になる。どの星座でも、その星座の最後半、(実際30度はないけれど) 30度に限りなく近くなればなるほど、次の星座に移るための産みの苦しみのような時間になる。

極まって極まって、もう嫌になる

…そんなエネルギーが俄然強くなる。

山羊座は「国家・枠組み・伝統」など“骨組み”のような価値観を重んじる星座。この古き良き美しさが、極みに極まることでほころびも膿みも出てくる。それが今。火星と金星だけなら情熱と自己陶酔だけで終わるのかもだけど、ここに「すべて灰に帰す」ことも厭わない冥王星が絡んでるのが、とても気になる。

どうせなら冥王星の圧倒的な底力が“美しく平和な幕引き”のために使われることを望みます。

そして何よりも平和を願います。今宵もすべての存在に必要なエネルギーを注ぎたいと思います。

それにしても、天王星は自由でいいな。この物々しい天空図の中で、1人だけめっちゃ自由。そこが救いでもあるし、そういう天王星、嫌いじゃない。

そんな2022年魚座新月のひな祭り。
今年も美味しい道明寺を頂けました。ありがたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?