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「オーラリーディング」と「占い」

◼️そもそも「オーラリーディング」って何?

前回まとめた「エネルギーヒーリング」に続き、今回は私が対面セッションで、かれこれ10年以上行っている「オーラリーディング」について書いてみたいと思います。

皆さんは「オーラリーディング」という言葉、聞いたことはありますか?

前回まとめた「エネルギーヒーリング」はわりとメジャーになってきた感じがしていますが「オーラリーディング」は、どうなんだろう? 私の体感ではまだまだ「エネルギーヒーリング」と混同したり「(何かしらの)占い」的なものだと思っている方が多い印象です。

「オーラリーディング」も「エネルギーヒーリング」と同じく、いわゆる“スピリチュアルなセッション”なのですが「エネルギーヒーリング」が「エネルギーを癒す」ことだとすると「オーラリーディング」は「オーラを読む」ということになります。なので、イメージ的には「掃除」と「読書」くらい目的が違います。「エネルギーヒーリング」は部屋をきれいに調えること=掃除だとするなら、「オーラリーディング」は部屋で本を読む=読書。……ね、全然違います。

そして私のセッションでは、オーラの中にある情報だけでなく「ハイヤーセルフ」という高次の存在からの情報やメッセージも加えた情報を併せてお伝えしています(ここで「“ハイヤーセルフ”って?」となる方も多いと思うので、そこについては改めて詳しくご説明したいです)。

◼️占いとリーディングの違い

また「占い」との違いについてですが。これ、とても誤解している方が多くて、それゆえにとても大事なポイントです。テストに出ます、きっと・笑。

まず「占い」は先人が積み重ねてきた膨大なデータを元に占う方の傾向を読み取って「吉」とか「凶」のジャッジをくだすことができます。「あなたは南へ行ってから東へ」「あなたは北へGO」とかもいえる。そして、どんな「占い」であれ、その「占い」が洗練されればされるほど、先人の叡智を結集して弾き出した「物事の流れ」が顕現してくる。

「芽が出て育って実って枯れる」とか「あの星がここに来るとこうなる」とか表現方法は異なれど、占いは長年かけて観察し続けてきた事象の中にある「流れ」=「法則」が叡智によって見出されたもの。

つまり「先人が積み上げた叡智」というベースをもとに、クライアントの状況が今どういう状態かを“鑑定”するのが『占い』。数秘術にしろ占星術にしろ、データを解析、分析するための「計算式」もあります。実際、私はエクセルでマクロを組んでそれらの計算がラクにミスなくできるようにしています。あぁ、なんて未来なの。なので頭の使い方はけっこう、数学。で、数字には規則性があるので、「占い」は未来予測ができる(…とはいうものの、そんな簡単でもなかったりするのですが)。

一方「オーラリーディング」は「オーラの中にある情報を読む(私のセッションはハイヤーセルフからの情報やメッセージがプラスされます)」ため、「“右の場合は〇〇” “左の場合は〇〇”とエネルギーが反応します」など、現在のオーラの中にある“状況や反応”といった“情報”はお伝えすることができるけれど、未来予測はできません。だって、エネルギーはどんどん変わっていくし、そのエネルギーの持つ可能性は無限大なので。

でも“エネルギーの現状”がわかることで、それまでずっとモヤモヤしていたことが「なるほど、だから◯◯なのね…」と自分の中でクリアになり、自分自身で整理することができたりするので「占い」とはまた違う角度で自分を把握することができる面白さがあります。

◼️「占い」と「オーラリーディング」料理に喩えるならば

「占い」と「オーラリーディング」の違い、少しイメージできてきましたか? もう一押ししたいので、イメージしやすい「料理」に喩えてみます。

「占い」は鑑定結果という完成された「料理」を“受け取る”ものだとしたら、「オーラリーディング」は自分のことをより深く知るための情報といった「素材」を“受け取る”感じ。その素材をどう調理するかは、その人次第。なので、受け取った素材を見事に美味しく料理して“自分”の持つものを開花させていく人もいれば、素材を手に入れたものの料理しないまま腐らせてしまうこともある。“出されたものを食べればいい・食べておしまい”じゃないところが難しくもあり、面白いところ。それが「オーラリーディング」。

もっと言うなら“叡智”という“素材”を占い師が料理したものをクライアントは食べるだけでいいのが「占い」で、それはレストランでシェフの料理を楽しむような行為だとするならば、「オーラリーディング」はスピリチュアルが絡むので、自分が成長するための食事の機会。ボーイスカウトでキャンプに行って食材は準備されているけれど、実際に料理するのは自分達、みたいな感じかな。美味しくもなれば、失敗することもある。でも、楽しい。そして腕を磨けば磨くほど、できる料理も増えるし、コツもわかってくる。

好きなシェフの料理をいつでも楽しめるレストランもいいけれど、キャンプ料理もまた違う趣があってクセになる人もいる。ただ「気軽さ」では圧倒的に「占い」に軍配があがる。慣れないと「キャンプ飯」って敷居が高いもんね。火を起こしたり、食べ終わったらお皿も洗わなきゃなので自分達でやらなきゃいけないことも多いし。でも、そうしたことも含めて“キャンプ飯”の醍醐味だとわかっていたら、それすらも楽しい。

…とまぁ、「占い」と「オーラリーディング」の違いはこんな感じでしょうか。

最近はあまりないけれど、昔は「“レストラン”だと思ってたら“キャンプ飯”だった‼︎ 」みたいなことで、オーラリーディングのセッションを受けても「意味わかんなーい」となる方も少なくなかったのかな、とも思います。そりゃあ、オーダーしたお料理が出てくると思ってるのに「素材」だけしか出てこなかったら「え?」ってなる。わかる。

ちなみに、英語では「リーディング」とは別に「クレアボヤンス【clairvoyance】」という言葉があって、これは「透視」とか「千里眼」という意味を持つ言葉でわりとポピュラーに使われているようです。海外ドラマでも耳にしたりします。なので、私の名刺には「クレアボヤント」という肩書をつけています。つまり「透視能力者」ですよ、ということ。大きく出たな、わたし。

そんなわけで、次回は大きく出た肩書に恥じないよう、私のセッションについて詳しくレポートしたいと思います。「ハイヤーセルフ」についてもご説明しますね。

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