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あまり話していない夢の話

緊急事態宣言が19都道府県で延長となりました。

ワクチン接種はだいぶすすみ、都の新規感染者数も一時期の5000人台のようなことにはならず、1000〜2000人台をウロウロしています。

でも、医療機関のひっ迫は依然として継続。

そんな中、菅総理の退陣表明で自民党の総裁選が行われるという。

なんだかもう、しっちゃかめっちゃかですね。

2021年1月〜9月までの273日間で、東京都の緊急事態宣言が発令されている期間は211日だそうな。

私自身、青山のサロンでの対面セッションも5月から再び中止、「対面セッションのみ」で対応させて頂くルールで行っている新規ご予約の皆さまのご予約受付は、5月以降全てお断りしている状況で本当にご迷惑をおかけしており、リーディングセッションは2回目以降の方からの「青山のセッションルームでセッションを受けたい!」というご希望にもお応えできず、この場をお借りして、心よりお詫び申し上げます。とても心苦しいです。

ただ、医療機関で最前線の現場でお仕事されていたり、各種ソーシャルワーカーのお仕事をされている方が数多く私のセッションをお受けくださっている身としては、そんな皆さまがどれだけハードな仕事をこなし、自分が感染しないように細心の注意を払いながら日々を過ごしていらっしゃるかというお話を伺うたびに「私ができること」を続けようと思い、今に至ります。

たくさんの情報にも触れて色々自分なりに調べもしましたが。医学を学んだことのない私が自信をもって声を大きくして言えることはただ1つ。

ウイルスは生命活動を行わないので、他の個体へ感染させ続けることが生き残るための必須条件。ならば感染の連鎖を止めればいい。

…ということ。だから「連鎖を止める」ために協力できることがあればしたいと考え、それが「対面セッション中止」の判断に繋がっています。愚直ですが。私1人が動かないだけで何が変わるということもないですが。でも私が私の責任でできるのはこの程度なので。致し方なし。

そして、私がこれほど愚直にステイホームをしているのは、ここまで全国的に感染状況が悪化するよりもだいぶ初期のタイミングに見た夢も影響しています。

***

その夢は、私自身がコロナにかかり、あれよあれよと容体が悪化して病院に担ぎ込まれてお医者さまに

「これから気管に挿管します。ちょっと数値が悪いので、このまま帰ってこれないかも知れませんが、やらないともう手遅れになるのでいいですね?」

…とハイスピードで確認をとられながら

「あれ?わりと意識ハッキリしてるし、私的には元気なのにな?あ、でも声が出せない。これがコロナか。悪くなるのあっという間だったな。それで、あっという間に死んじゃうのか。

ん?あれ、ちょっと待って。私がこうなる直前に私のセッションを受けたお客さま方は大丈夫かな? 

スピリチュアルだ瞑想だと色々やってきたけれど、結局私は自分の命の終わりのタイミングに、人の命を奪うという行いをしてしまうのか…それは、今回の人生でどれだけ業を積み上げることになるのか……イヤだ、それだけはイヤーーー」

…と、心の中で叫ぶ夢でした。

***

「イヤーーー」と「ひぇーーー」が合わさった感情のまま目が覚めた私、脂汗だらだら。非常に目覚めが悪かった。悪すぎて、今までこの話は本当に親しい友人にしか話したことがない。

その時は、日本が全体的にちょうど気のゆるむ時期で、私自身も長引く閉塞感に辟易して「これって私1人ががんばってステイホームしたって、どうこうできる訳でもないし。むしろ、対面セッションをした方が、私の場合は喜んでもらえるかもしれない」と思っていた矢先だったので、落ち込みました。

全否定食らったーーー!って。自分でみた夢だけど。

でも。

夢でよかった。
あんな想いは夢であれ現実であれ、2度としたくない。

しかも、その夢を見たときは世界的にもアルファ株全盛で、デルタ株なんて知らなかったはずなのに、具合が悪くなるスピードがとても早く、医療のひっ迫具合も私以外では若い人がどんどん担ぎ込まれている病院の雰囲気も、後に出てきたデルタ株に酷似していて、しばらくしてからデルタ株がニュースで報じられた時に再びゾッとさせられた。あまりにインパクト強すぎな夢だった。

そんなこともあり、私は引き続き自分にできることをしていこうと考えています。9月末までの211日間、患者さんたちに寄り添う医療関係者のすべての方々をはじめ、私とは違う立場で、それぞれの選択でご自身のすべきことを行っているすべての皆さんに敬意と感謝を捧げます。

それぞれが自分のできる最善を尽くせば、その多様性が何かの突破口になるかもしれない。

だから、誰も何も間違っていることはないし、何か1つだけが正しいということもない。この感覚は忘れずに今後もいたいと思います。

愚直な私の想いをご理解頂き、対面セッションの再開を気長にお待ちくださっている皆さま、そして快く遠隔セッションをお受けくださる皆さまに、心より感謝いたします。

かつてのような世界ではなくなるのかもしれませんが、1日も早く日常が以前のような自由と喜びに満ちた時間になることを祈ります。

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