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やはり実家に帰ると落ち着く瞬間がある。

見慣れた部屋と家族の声、たまに帰るとついつい長居をしてしまう。

別に妻と一緒の今の家庭に不満があるわけではない。

むしろ毎日が楽しくてしょうがない。

強いて言えばお互いに仕事ですれ違いが多いから、時間がなくて一緒に出かけたりがなかなか出来ないってとこだけか。

でも月に2回以上は休みを合わせて遊びに行ったりはしているし、夜も外食に出かけることも多い。

でも時間がない。

今はお互いに仕事の立場や環境上仕方ないところはある。

だから今はとにかく自分の仕事を減らすことを考えている。

妻はシフト制で土日も関係無く日勤も夜勤もある。

一方私は朝から晩まで拘束で週に一度しか休みがないのが現状。

簡単に歩み寄れるのは私の方。

求人もかけてもらっているのであとは新入社員を待つのみだが、待っているだけでは何も変わらないと思う。

なぜなら今はコロナ関連で飲食業界がそもそも危うい。

オマケにお店を営業出来ていてもお客様があってこその商売だから不安定なところも敬遠されがちだと思うから。

まぁ元々飲食=ブラックみたいな風潮もあるし、自分自身もまだブラックの中から抜け出ていないからあまり偉そうなことは言えないんだけど希望はある。

なぜなら今の私が飲食でもホワイトにする為に頑張っているから。

飲食業界がなぜ敬遠されるのか?

単純なこと。

土日休みもないし、普段みんなが休んでいる盆正月が我々の繁忙期だから。

サービス業にはお客様をもてなすという使命がある以上、お客様から受ける理不尽も仕事のうちに入ってしまうから。

仕事量の割には給料が安いから。

この辺が主な理由かな?

これらを解決するにはどうすればいいか?

土日休みや盆正月に休みがないこと、これに関しては全部休みたいなら他に行けってなる案件。

全部を出勤にさせない為に今私が考えて実行しているのは人数を揃えることと、全員に代理が効くように人材の育成を進めること。

〇〇さんがいないとダメってならないようにするため。

代わりがいないから何とかお願いしますってならないように。

次にサービス業の辛いところについて。

これも元も子もない言い方をすると適材適所であって、サービス業が好きでやっている人しか雇わないようにするという方法。

お客様の笑顔や喜んでもらえるのが嬉しいって人が向いている。

お金のために我慢してやってる人は他所で雇って貰えばいいこと。

うちしかお店がないわけではないんだから、私のお店である必要性は全くない。

最後に待遇面。

これはもう完全に店側の企業努力。

私は週5日で残業は基本的に無し、土日も毎週で無くとも交代制で休める上で手取りで家族を養える位の給与が払えれば理想的だと思う。

なぜ出来ないか?

店だって会社だから人件費にばかりお金は割けない。

だから割りのいい人を集めなくてはならない。

そのためにはそれなりの待遇を準備しなくては人は来ない。

でも来る人がいい人とは限らない。

そう、だからこそ人数を増やす。

割りのいい人は重用されて待遇も良くなっていくべきだし、それなりで満足してしまう人にはそれなりの待遇しか与えられないのが本来あるべき形じゃないかと思う。

すなわち働きたい人はとことん働いて高待遇。

それなりの人はそれなりに働いてそれに見合った待遇でいい。

そして人数を増やせば代わりも効くから辞めたい人はすぐに辞められる。

休みたい人はとことん休める。

私はこういうお店にしたいと思ってる。

多分これは綺麗事であって、同じ考え方を持つ人でなければこの形に満足はしないだろうし、何より待遇を決めるにあたり上司や上層部の好感度が大切になるから上が腐ると会社が危なくなる構図になっている。

でも、動かないでじっとしていても何も変わらない。

まずは行動、それから方向性を探ればいい。

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