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育児中の夫が夜の付き合いに行くたび失われているもの


それは奥様の笑顔、信頼感、エネルギー、夫への気持ち。

小さな子供の父親でも仕事の上司や先輩がお祝いと称して、居酒屋またはエッチなお店に連れて行くことが日常的に行われている。男性はどちらかというと女性よりも縦の繋がりや男同士の付き合いの重きを置いているため、誘われると付いていくことが礼儀だと考えている。奥様も仕事と割り切っていくことに対しては理解しているが、頭ではわかっていても怒りの感情が生まれてしまっているのがこの問題。とても多くの家族が直面している問題ではないだろうか。

はあちゅうさんが、小さな子供がいる親の夜遊びへの誘いは法律で禁止してほしいというツイートで、なぜかとてももやもやした。もやもやした人は他にもいるのだろうか。法律で禁止するのはやりすぎではないのか。いやしかし困っている奥様方は多い現状の中で何か解決策は必要なのだろう。今回はもやもやを自分なりに文章で表していくことで、自分の考えをまとめていきたい。文章レベルが小学生なことを先にお詫び申します。

この問題は、まず家に奥様がいて家事をしているという点だ。奥様が子供を見ているという安心感があるからこそ、誘いに行くことが出来る。なぜならシングルペアレントの場合は、子供の面倒を自分で見ないといけないので行けるという選択肢がそもそもの残っていないからだ。選択肢があるという環境が恵まれていること、そしてその環境の下には奥様の支えがあることを認識するべきなのではないか。

もやもや

もやもや1つ目。

男性への夜のごはんやエッチなお店への誘いは日常的に起きている。しかし女性はお祝いだからと誘われること自体少ない。これは無意識的に社会が女性は家で育児や家事をやるべき。そして男性にはそのイメージがないことが問題なのではないかと思う。男性も家に帰ったら家事をやることが、社会の常識であればこんなに気楽に誘うことは少ないだろう。

✔仕事終わりの子供持ちの女性に今から飲みに行こうよ~と誘う人は少ない。なぜなら育児があるんだろうなって考えるから。

✔ところが、それが男性だったらどうだ。家に帰っても育児をするイメージがない気がしないか。だからこそ誘いやすい。

もやもや2。

そしてもやもやすることがもう一つ。男性の先輩や上司が出かけないかと誘うときに、根底には奥さんが家事や育児をやっているから今日ぐらい出かけても大丈夫だろう。今日ぐらいはリラックスしようじゃないかという考えがあるのだと思う。この考えにもやもやする点は、家事や育児は一人でなんとかできるのだろうと思っている点だ。一人で家事をする精神的な辛さや休めない不安などを知らないのだろう。家事は2人でやるもの。という家事への非協力的な姿勢がこの誘いから感じてしまう。

もやもや3。

女性にも付き合いがあるからといって、奥様がホストクラブや居酒屋で朝方まで行くことに許してくれるのだろうか。それを旦那さんは、たまには行ってきなよ~リラックスしてきてね。といえる人はどれぐらいいるのだろうか。

女性がホスト行くのはおかしくないか。と思ってしまうのはなぜなのだろう。自分だけ家事育児任せるのか!自分は付き合いだといいながら遊びにいってるんじゃないか!家族が大事じゃないのか!という声が聞こえてしまいそう。本音の場合男でこれをいいよと思える人は少ない気がする。

①育児はより女性がするものという意識②女性の付き合いは、男性の付き合いとは重要さが別だという考え③自分の場合は仕方がないんだという考え。このような考えが根本にあるのではないのか。

自分がやっていることでも相手がやるのは違うと何か理由をつけて受け入れないのはそれは卑怯だと感じる。自分の状況は受けいれてもらえるのが当然で、でも相手のは受けいれる努力をしなくていいと思っているのかな。と感じてしまう。こういう風に感じる私が心が狭いだけかもしれないけれども。度合が違うにしろ、お互いに理解しあう姿勢は大事なのかなと感じる。

この話で改善できることは私が思う限り2つ。

改善点

1つは、男性が育児や家事は自分も含めて家族ですることが当たり前だとの認識があり、日常的に協力すること。男性が普段から手伝っているなら、そのつらさも理解しているはず。よって男性側は夜遊びの翌日や数日後にありがとうの気持ちから何かしら埋め合わせを持ち出してくると思う。もちろん男性側も好きで会社に行っていないのは理解。それでも次の日に好きなデザートやマッサージをするなど行動で感謝を示してくれたら奥様方も許してくれるのではないだろうか。私が同じ立場だったら、午前中は好きなところに行っていいよ~と自由をもらえるととてもうれしいなと思う。

改善案2つ目

男性側で育児をしていることをアピールしてみるのはどうか。最近は育児に積極的な男性も嬉しいことに増えているがまだ大多数ではない。なので男性側から言いづらいだろうが、日常的に育児にかかわっていることを伝えていくことで周りの意識が変わり社会の意識が変わるのではないのか。まだ育児といえば女性が大部分をやって、男性がためにお手伝いをするイメージだと思う。そうではなくて夫婦共々育児に取り組むことが普通じゃない?ということにしたら幸せになるのではないのか。

どんな小さいことでもいい。男性側も育児の楽しいところだけじゃなくて大変なところ悩みなど育児にかかわっていることを話していくのが普通になるのことが大事だと感じる。例えば、

✔娘がね、パパの本読み聞かせじゃないと寝れない~と言ってかわいいんだよ。

✔息子の好き嫌いが多くて、いつも何をあげないといけないかと頭を抱えているよ~

など女性がいつも家事のことを日常的にお話するように男性側も一緒にお話しすることで、世の中の男性の育児協力が常識になってくれたら最高だなと思っている。

結論まとめ

昔は女性がほぼ一人で育児家事をしていた。でも今は時代が変わり環境が変わり育児への意識も少しずつ変わってきている。なのでいつか男性女性両方が育児参加するということが常識になってくるのだろうなとわくわくしている。この問題は男性が悪いと言いたいのではなくて、そういう考えになってしまう社会がいけないんだと思っています。だからこそ一人一人が子育ては夫婦でやるものと伝えていくことが大事で、そうすることで徐々に変わっていくのだろうと感じます。

私はまだ育児も同棲もしたことない。だからこれは私の個人的な意見に過ぎない。そしてもちろん、いろんな夫婦があって当たり前なので、お互いが分かりあって思い合っているのならどんな育児家事の方法でもいいと思っています。今家事育児のつらさを抱え込んでいる奥様方が少しでも楽になればなという思いで書きました。

私は男女問わず世の中の大人たちが自分の人生を楽しいと思えるようになってほしい。いろんなしがらみがある中でも自分のしたいことや時間を大切に出来、つらくても笑顔があるような日々になってほしいと心から願っています。

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