ラノベ1 46話
ちう
モブ1: …
部長: …
モブ1: (こうしていても)
(元彼の影がよぎって)
(全然幸せじゃない)
(何だろうこの感じ…)
(ああ これは)
(「借り物」って感じ)
(この子は僕の彼女では無くて)
(誰かの「借り物」なんだ)
部長: …私といて
楽しくないの?
モブ1: …そんな事無いよ。
(可愛いは可愛い)
あのさ… 君の青い魔法石 どうしたっけ?
持ってたよね 昔。
部長: …覚えて無いの?
約束したよね?
モブ1: …
部長: 君は本当に忘れっぽいなあ。
君がプロチーム出入りしてた時さ…
私が彼氏出来た、って言ったの全然覚えて無かったもんね
モブ1: …忙しかったんだよ あの頃は。
(?: …人間は都合の悪い記憶は消す傾向があるんだよ。)
……
[過去回想]
モブ1: やってらんねーよ。(壁キック)
どかっ
モブ1: ! あいたたた
[ポスター] ぴろりん
あれ
この高校…魔法部あったんだ。
連絡先…
こんにちはー
女子:はーい。
男子: (お 眼鏡地味女)
女子: …あれ? 前に会ったことありますか?
…
女子: そうなんだ 怪我で駄目に…
男子: そっちこそ ずいぶん暗くやってるんだな。 彼氏とは別れたの?
女子: …
…あのさ この部も魔法石エンジニアいた方が良いと思っててさ…
試合には出なくて良いから丁度良いでしょ。
男子: …
……
ちゃりん
女子:この部はみんな魔法石使わないから…とあえずボッシュート。
男子: どうせもう使わない。
女子: 木属性と水属性は たとえ道分かつとも 惹かれ合い やがて結ばれるのです。
男子: 適当に言ってるだろ お前。
女子: テキトーです。
ざくざく
2人の秘密だよ。
一緒に埋めておけば 共鳴して良く育つよ
木と水は相性ばっちりだからね!
…火の女には要注意だよ
燃え上がって
焼き尽くされてしまうよ。
木田和一君。
続く
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