ラノベ1 36話
女子生徒A: どん引きです。
女子生徒B: そんな事言わないで…
女子生徒A: そういえば部長はどうしたんです? 一緒じゃ無いんですか?
モブ1: 今日は僕が予備校だったから…でも 明日会うって約束。それで機嫌戻ったみたい。
女子生徒A・B: ほうほう。(これは邪魔しなくては)
モブ1: 君たちも早く帰りなよ。危ないよ。
女子生徒A: そこで 『僕が送って行くよ』って言えねーのが てめーの限界だな。
きゃー助けて!
モブ1: …
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女子生徒B: 送っていただいてありがとうございます。
モブ1: どうも致しまして。(確かに 一人じゃ危なかったかも)今度から、こんなに遅くなったら駄目だよ。
女子生徒B: はーい。
モブ1: それじゃあまたね…
…あのさ…
女子生徒B: ?
ぎゅう
女子生徒B: (えっ)
モブ1: …ありがとう。
女子生徒B: どうもいたしまして…
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女子生徒A: おいおい まじか… あいつも揺らいでやがるな。
女子生徒B: …Aちゃん ついて来てたの…
女子生徒A: モブ1よ…そんな弱い意志では 夢などかなわぬぞ…お説教が必要だな。
女子生徒B: Aちゃんは応援してくれないの?私を。
女子生徒A: 利用価値があるから、或いは部長への対抗心で
モブ1好き好きすき言ってるんだと思ってたけど。
違うのか?
女子生徒B: 違う…と思う…
続く
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