井の庄とイニシェリン島の精霊 2023-2-16

胃で暴れている。きしめんです。

昨晩なんとなく、空いてる日にしたいことあるかな〜と考えてラーメンを食べるための外出をすることにした。

石神井公園。

初めて降りたな。井の庄というラーメン屋に向かいたくて、90分くらいかけてゆっくり向かった。

「辛辛魚」というラーメンがあり、これのカップ麺が毎年期間限定で販売される。これを去年か一昨年あたりに知って食べ始めた。辛さが美味しくて好き。自分は辛い食べ物が比較的好きだけれど別に辛いものに強いわけじゃないので、「辛みが美味しさに寄与している」と感じるものが好き。平たくいうとペヤングの獄激辛は「辛いだけじゃん…」と思ったので好きじゃない。もっと辛さに強い人なら楽しめるのかもしれないけど。

そんで、カップ麺じゃない本物の「辛辛魚」を食べに行こう!という遠出をしました。お昼の混み始めくらいの頃に行って、少し並んだけど思ったよりはすぐに入れた。結論から言えば、行った価値はあったなーと思う。カップ麺では味わえない濃厚さ、味の濃さ。自分はつけ麺を選んだので、タレのドロドロ感にも驚いた。なんか年取ったらもうこれは食べれなくなる気もした。辛さが選べて、自分は5段階中4つ目の「辛め」と言うものを選んだ。これでちょうどよかったかな。

タレと麺の量がちょうどよくて、食べ終わるとタレもほぼ無くなって驚いた。美味しかったですわ。

で、辛いものを食べると胃と腸にそのまま負荷がかかるので、いまギュルギュル頑張っています。

そのあと、映画を観ようと思って池袋へ。「バビロン」を観ようかと思ったけど微妙に時間が合わず、「イニシェリン島の精霊」にしました。

おじさん2人が仲違いする映画、というのは知っていたけれど、その情報で想像するよりは過激な内容でしたね。これまでの自分の人付き合い、友人だった人をなんとなく思い出してしまう映画でした。ハマりはしなかったけれど、観たな〜という気分にはなれた。

以下内容に触れます。

自分は自発的に連絡を取る友人が数える程度しかいない(けど声をかけられれば大体喜んで行く)ような人間で、パードリックのように拒絶されることをその前段から避けようとしている。それは自分もコルムのように「一緒にはいられるけど、なんか合わんな…」と思ったことが学生時代にあるからで。どちらの気持ちもわかる部分があり、そのうえでめんどくさいなと思ってしまう。この映画はそれを小さな島という閉ざされた社会の中で描くため、学校のクラスを思い出してしまった。1人でいても平気なほど心が強くないから、1人にはならないように自分のポジションを確保したいと彷徨う春先。ただ、春のクラス替えがないと、寄生し合う環境が変わらずもっと地獄かもよ?それが社会にあるよ?という映画に感じた。

ま、こんなクラスのポジションで寄生とか考えなくていいくらい人付き合いができる人には関係のない話だし、できればそうなりなさいってことなんだけどさ。

なれるかな。

今日はこの辺で。
それでは。

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