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来季のロスター予想

こんばんは。どとーるです。

本日、サマーリーグも終えて、本格的なオフシーズンが到来しました。昨季、23勝予想チームが40勝を超えてポストシーズンに進出することができ、今季はプレーオフ本戦にと期待がかかることでしょう。

そこで切っても切り離せないロスター問題こちらを今回は考えていきたいと思います。今回に関してはトレードの可能性を一切無視し、現有戦力でのみの考察とします。

Two-wayはまだ枠を埋めきれてないので、希望すぎる予想をしてますので最後までお楽しみください!!


アンタッチャブル

①Shai Gilgeous-Alexander

まず最初は、我らが大将Shai様。
今のロスターは、彼を中心に組んでおり、彼もまたリーダーとして若造ばかりのサンダーを引っ張ってくれています。

オフェンスでは、スコアラー兼司令塔としてほぼ毎回の攻撃に関与し、ファンに安心とたまにエロさを供給してくれます。
ディフェンスでは、リーグで2位のディフレクションが象徴するようにスペース潰しをメインに対人ディフェンスまでうまさ強さを見せてくれます。

残り契約年数は4年です。


アンタッチャブル(例外あり)

②Lu Dort

チームの盾であるDortは間違いなくShaiと同様にチームのリーダーであり、軸です。プレー面は脳筋そのものですが、彼のガッツはチームに確かな勢いを与えてくれます。

オフェンスでは、主にシューティングとカッティングをすると考えます。昨季の5.5アテンプトと33%の確率は要改善ですが、肩の怪我や5ガードによるディフェンスロール爆増での疲労を加味すると致し方ない点もあります。

チームとして、Dortのディフェンス力をどう最大化させるかどう彼の試合中のロールを減らせるかはマークをはじめとするフロント陣の課題です。

残り契約年数は3年で、4年目がTOとなります。
DortクラスにもTOを与えていてバード権も所持してるので、ある程度次の構築も計算できる選手です。

Shaiとのタイムラインもあってますし、優勝を狙ううえでのプライマリーディフェンダーとしてこの上ない選手です。

③Chet Holmgren

チームの番人(候補)のChetは、7’1にしてオフェンスではアウトサイドシューター、ロブターゲット、ハンドラー等々高確率でスコアでき、ディフェンスでは将来のDPOY候補筆頭間違いなしの次世代を作り得るセンターです。

彼の強みには、怪我への耐性の高さもあげられるほど滅多に怪我をすることのない選手でしたが、去年は足の怪我により全休。今季も増量してるとは言え、フィジカルにプレーをしないといけないポジションである故、PT管理や誰と出すのか。この2点はかなり慎重にならないといけないです。

そうとはいえ、サマーリーグを見ていてもNBAレベルの選手でさえ、かなり嫌がる素振りを見せたり、チームのオフェンスセットによりChetを外に出そうとしてるほど彼の長さとIQはチームにいいインパクトを与えることでしょう。

この守備範囲はバグとしか言えないですね。
対面の強いDortやCason、ローテーションの速いOusやKennyなど守備のいい選手ばかりのサンダーなので、Chetの合流は待てません。

残り契約年数は3年です。


チームの軸

④Josh Giddey

チームの司令塔であるGiddeyは、来季もスタートとしての出場が考えられます。長身ガードであり、広い視野に巧みなパス能力を存分に発揮し、ゲームを作ります。また、サイズの小さいサンダーにおいて、Giddeyのリバウンド力はとても貴重であり、Chetが復帰するとはいえ、ボックスに集中しなくてはいけない展開も多くなりそうなので、彼もまた1つ鍵を握っているでしょう。

一方で、課題はディフェンス力とムキになりやすいところでしょう。
ディフェンス力は年々向上しているとはいえ、チームでは1番の穴選手であり、彼が頑張ってくれるとShaiのロールが減らせることが出来ます。また、とても熱い男であり、スイッチが入ってしまうとかなりの確率で自爆してしまうため、司令塔として常に冷静でいてほしいところでもあります。

残り契約年数は2年です。

⑤Jalen Williams

昨季のサプライズ指名からルーキー離れしたプレーを見せつけ、ROY2位まで上り詰めた男です。

主なロールとして、スタートなら3rd optionとカッティングでスペースを生むこと。6thマンならサマリで魅せてくれたストーカー疑惑があるくらい付きまとっているShaiを彷彿とさせるスコアラーとしての期待がかかります。

正直、プレスティやマークもちろん私たちは本来ガードである彼に多くを求めすぎているのにもかかわらず、彼は要求以上のものをもたらしてくれるので全力で土下座するのみです。

体のつくり方を見るとMicicやCasonの加入やGiddeyの成長により、去年のロールであったコントローラーよりもウィングエースよりのロールになると思っているので、USA合宿でたくさんの技を盗んできてほしいです。

契約は、残り3年です。

⑥Ousmane Dieng

サンダーの起用法を見ると彼の重要度がかなり高いのがわかります。
PIでの敗退が決まり、ガベージタイムに突入するときに真っ先に出てきたのもOus。サマリでChetたちがおやすみの日でも出てたのもOus。

課題はまだまだいっぱいあるもののサマリでは高さと視野を十分に発揮し、まるでGiddeyとKennyのハイブリットのような選手になってくれそうです。その中でもオフボールでも常にプレイメイクしていたのがかなり印象的で、もしそこまでのロールが完成したらNBAでもまだ見たことのない選手になるかもしれません。

課題といえば、左手の使い方、体重移動の仕方、ボールセキュリティ。特にこの3つはシーズンエンドまでには確実に身に着けておいてほしいです。

契約3年残っています。


ローテーション候補選手

⑦Kenrich Williams

Dortの影に隠れがちだが、彼もまたドラフト外から這い上がってきた選手。
まさにチームの大黒柱的な選手で、ほしい時にほしいプレーをし続けてくれる選手。

個人的に、JDubではなく彼をスタメンの4番として起用してもいいかもと考えるくらいなんでもやってくれる選手です。その理由として、ハードワーカーだからという言葉に集約されますが、毎ポゼッションきちんとボックスアウトを怠らない、攻守で必ずリバウンドに絡む、取れなくても時間稼ぎをするなど彼がいるときは相手に思ったように攻守をスタートさせないというとてもありがたいことをしてくれます。

反対に、一時はスリーの確率の方が高いという謎現象に見舞われたFT。これからポストシーズンに向けてハックなどもされることを考えるとここは必ず突破しなくてはいけません。

残り契約年数は4年で最終年がTOになってます。

⑧Vasiliji Micic

ユーロやトルコリーグで十分すぎるほどの実績を引っ提げてやってきた今季最強ルーキーミチッチ。彼がもたらしてくれるものは、サンダーが1番欲していた落ち着いたハーフコートオフェンスのハンドラー。

彼の持ち味は、広い視野とデザイン力。
オンボールでは、パス、ドライブ、PnRプレーでバリエーション豊富のオフェンスを展開でき、自らもフィニッシュする力を持っている。
オフボールでは、カッティングやパスの中継点としての動きなどコートにいるだけで様々なスペースをクリエイトできる。つまり、エースからロールプレーヤーまで全員がカッティングをするサンダーにうってつけすぎるガードです。

弱点としては、速さ強さを持つプレーヤーに対するディフェンスを苦手としていること。ディフェンスで気を抜いてしまうこともあり裏を取られることが多い点が挙げられます。

契約年数は3年で最終年にチームオプションになってます。

⑨Jaylin Williams

もはや誰も彼のことをもう"じゃない方のジェイレンウィリアムズ"と呼ばないでしょう。
それくらいのロールをルーキーシーズンに与えられ、きっちりとクリアしています。

広い視野と広い肩幅、でかい声で味方を動かす姿はまさにポイントセンターであり、コート上の5人全員が走りまくるうちのバスケットのレベルをもう一レベルあげてくれます。

課題点というか懸念点とすれば、カレッジ通算23%だったのがなんでか40%まで上振れまくったアウトサイドシュートです。
チップ大先生のおかげなのかどうかシーズンが楽しみですね。

残り契約年数は3年で再シーズン終了以降チームオプションが発生します。

⑩Isaiah Joe

76に飼い殺されてるけどいい選手いるなぁ、サマリでフルボッコにされたなぁと思ってたらあれよあれよと加入し、幾度もチームを救った救世主となったJoeは今季もリーグ有数のシューターとしてチームを支えてくれるでしょう。

Joeといえば?と言われたら間違いなくアウトサイドという人が99.9%(どとーる調べ)だと思いますが、私は彼の成長速度と勝負強さと言いたいです。

ウェイブされ、フロントのコネを使い当たったら儲け物くらいで契約したJoeは当初は各クォーター終わりのシェイのためのスペース要因でした。しかし、1ポゼッションが1分に1分が10分にとPTが増えた理由は間違いなくわんちゃんを掴む勝負強さにあると思います。

しかし、わんちゃんを掴むだけで生き残れないのがNBAであり、多彩な若手が数多くいるサンダーではさらにノーチャンでしょう。最初はコーナー待機だった役割からオフボールを習得し、ランニングシューターやシェイとのPnP、得意なハンドオフやそこからハンドリングを練習し、たった1シーズンでシェイ時のコートではエースムーブをするまで駆け上りました。そして、今オフはパンプアップをしてより安定感をもたらしてくれるでしょう。

残り契約年数は2年で、最終年はチームオプションです。


ロスター枠候補

⑪Cason Wallace

今季の末っ子ルーキーでありながら、今クラス最強ディフェンダーである実力者。

オンボールではアジリティ、体の入れ方、読みとディフェンスするためのすべての技能を19歳にして獲得していて、オフボールでも読みとポジション取りで確実に相手のやりたいことを潰しています。

一方で、オフェンスはまだまだ課題がたくさんありますが、PGとしての運用だけでなくオフボールのムーブも上手い彼なら少しずつではありますが、成長してくれるでしょう。また、カレッジ時代も65%以上でリム周りを決める力もあり、うちのバスケにもマッチしているでしょう。

契約年数は4年です。

⑫Aaron Wiggins

元55位の2way選手には見えないほどの便利屋であるAaronは今季もこのロールでは申し訳ないくらいの安定感を与えてくれるでしょう。

オフェンスは、カッティングを中心にハンドラー、シューターとユニットによってロールを柔軟に変えられ、ディフェンスではハンドラー潰しやローテーションなど堅実なプレーでチームを安定させてくれます。

懸念点としては、うちではなかったら確実にPTのもらえるはずの選手であり、いわば完全に飼い殺している選手。チームの成績と同じくらいの人との繋がりを重視する球団ゆえに、本人の希望があれば指名権と抱き合わせてコンテンダーへなんてこともあり得ない話ではないはずです。

しかしながら、来季もジョーカーとして運用するにこれ以上ない選手ですし、白と青のユニフォームをきてカッコつけまくってくれるAaronのプレーが見たいです。

残り契約年数は2年です。

⑬Jack White

FA解禁数日間、Wojから出るThe Oklahoma City Thunder signsを楽しみにして夜しか眠れない、いや朝方からしか眠れない日々を送っていた我々の頭を??でいっぱいにした今季のFA戦士です。

経歴を見ると、Duke大に4年通いそこから数年経てDENと2way契約。4番を補強点としてあげてた我々としては30Mあったサラリーも加味して大物取りに行ってほしかった。その中でのアンダーサイズのフォワード選手との契約は当時から今日までなんで??となるファンも少なくはないでしょう。

オフェンスロールは、コーナー待機、カッティング、ハブ役、そしてドリブルからのフィニッシャー。ディフェンスロールはローテーションディフェンダーと言ったところです。

おや?もしかして、、、

強みとしては、まず積極的にコミュニケーションを取ってくれるナイスガイ。そして、Gリーグでは持ち前のフィジカルと鋭いドライブ、巧みなシュートで19.2pts(54.4-40.9-73.7)、9.4リバウンドとプレスティが求めていたフィジカリーなオフェンスができるプレーヤーであり、それでいてロールプレーヤーとしても優秀という近年多く見る蓋を開けてみたらいい選手ですやんの可能性を感じます。(DENがブランクがあるのに2way契約した点でも)

しかし、アキレス腱断裂の大怪我を負ったことのある選手、NBAではほとんどPTを得られなかった、Jackといえばこれ!(例えば、シェイなら緩急を使ったスコア)などと言った武器を持っておらずフィットしきれず器用貧乏にみたいなこともあり得ます。

詳細な契約はまだ発表されていませんが、おそらくJoeと似たような2年+TOのような契約と予想します。

⑭Aleksej Pokusevski

なぜトレードアップをしたのか、なぜ17位で取ったのか、どう育てたいのか、そもそも彼は何をしたいのか3年経った今、わかっているのは彼に彼女がいるということとでかくて細いということ。

昨季の彼は、ハブ役そしてリムプロ役としてスタメンに名を連ねました。スクリーンをかける気もないですが、寄ってきてドロップをひたすらにします。たまに出るおったまげなプレーとシェイをもアゴで操り当時の課題であった戦術シェイの克服を叶えてくれそうなプレーをしてくれました。

課題はセットオフェンスに彼をはめ込んだ時に、中途半端になってしまうことでしょうか。というのもスクリーン雑、パスはギャンブル、カッティングのタイミングはあまりよくないと一貫性をもってロールを遂行できるようになってほしいです。

しかし、彼こそが真のガードスキルを持つ7フッターまたは7フッターのガードであり、デザイン力とアイディア力はものすごいと感じてます。それを実行する力と継続する力を身につければパッと出てなんか流れ変わったぞ?なんてプレーもしてくれる日は遠くないでしょう。

これは余談ですが、Chetや他の7フッターを見てるとPokuは7フッターなのにドリブルも上手いし、なにより俊敏であり、尖りまくったOKCでなんとか大成させたい未完の大器です。

残り契約年数は1年です。


カット候補

⑮Davis Bertans

アウトサイドシューターとして、NBAでも有数であるBertansはサラリーとペリメーターディフェンスにより厳しいポジションに立たされている。

現在、OKCの抱える弱点といえばアウトサイドシューターの不足であり、昨シーズンファイナルの組み合わせであるDENとMIAを見ると、どちらもかなりの数を打ってくれるランニングシューターを抱えており、さらにサイズを兼ね備えているBertansはラストワンピースになる可能性もあります。

残り契約年数は2年です。


Two-way Contracts

⑯Keyontae Johnson

筆者が今季のドラフトにおいて大土下座案件となっているKeyはすでにサマリで、彼の存在感を示してくれました。

カレッジ時代は、PGの圧倒的なコントロール力にデザインされての得点力にディフェンスではほぼウィークサイドのヘルプとどちらかというと扱いづらい選手なのかなと考えていましたが、攻めては持ち前のオフボールムーブだけでなく、ドライブインやプルアップ、リバウンドとサンダーが欲しがっていた人材です。

また、カレッジ時代はC&Sも40%を越えていて、オフェンス版のAaronのようなジョーカー的な運用を期待できます。

24年ドラフト権がすでにあふれかえってる点などを考慮すると、シーズン中にトレードする可能性が高く、その際には彼がネクスト奴隷契約になると考えています。

⑰Caleb McConnell

カレッジでは、2年連続でDPOYを獲得したディフェンダー。オフェンスではセルフクリエーション能力に目を瞑る必要はあるものの、そのディフェンス力に見惚れたOKCファンも多いのではないでしょうか。

昨シーズンのディフェンダーたちの怪我人続出を考えると彼のディフェンス力は囲っておいて損はないでしょう。たまに出るギャンブルが彼の弱点にもなりえますが、ローテーションの早いサンダーにとっては大きすぎる武器にもなりえます。

まだ、オフィシャルでは発表はないですが、現在2way含めて限度の21人抱えているため、ロスターの整理が必要です。また、指名権も35枚所持しており対価はマストでローテーションに入ってくる選手でなくてはいけません。よって、Tytyなどのトレードバリューの高そうな選手のトレードをぎりぎりまで探るでしょうし、Exhibit-10で囲っている彼が2枠目に入ってきてもおかしありません。

⑱Trendon Watford

PORの期待枠だった彼は、ファンも困惑するタイミングでウェーブされました。

4番としても5番としても運用できる若手はいまだにどこのチームとも契約をしておらず、3年目ということもあり2way契約での可能性もあります。

オフェンスでは、ハンドラーにもロールマンにもなれ、PnRからの引き出しも多彩。うちにはいないポストアップからのスコアもできます。また、ディフェンス汎用性も高くスイッチもローテーションも上手いです。

正直、2way契約を結んでくれるとは思いませんが、チャンスがあるなら狙って欲しいですね。

現実的な2wayはWatfordではなく、KJ Williamsだと考えています。笑


余談

FFさん相手に取ったアンケートでは私がBertansにした枠のところをMann予想をしてる方が1番多かったです。


最後に

いかがだったでしょうか。今回は希望ありのロスター予想をしてきました。
再度になりますが、ロスター枠が溢れかえってる今、プレシーズンが始まる10月までに大幅な動きがあることは確実です。

去年から一昨年から大幅にジャンプアップしていて、勝ち急がないというのがマークやプレスティたちの方針ではあるとはいえ、徐々に戦力整理を勝つ準備をしていって欲しいです。

今回はこの18人を選びましたが、皆様の予想はいいがでしょうか?



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