2023年度が終わるところの日記

 こちらではお久しぶりです。気づけば昨年冬の文フリ以来のnoteのようです。
 この間何があったかといえば、伊藤活動的にはほぼ一切何もなく、本名活動的にはそれなりにいろんなことがありました。起きたことのほとんどが本名の領域で発生しているため、何を書こうにもプライベート赤裸々日記になってしまうので大して書くことがありません。

 目立って書けることといえば、14年一緒に暮らしている老猫が年末年始で生死の境をさまよい、なんとか奇跡的な回復を遂げたものの介護生活に突入したくらいでしょうか。
 一時は水も飯も経口摂取を諦めて全てをカテーテルで流しこんでいたけれど、それを自ら引っこ抜くような元気が戻ってきたのは幸いではあります。ただ、抵抗する元気が戻った猫と格闘しながら毎日点滴と投薬を行い、毎週数時間かけて動物病院に通い、子供の下宿の家賃ですかってな勢いで医療費が飛んでいき、それで何とか現状維持できる状態。急変が怖いので、旅行などで一日家を空けることもできなくなりました。
 なかなかにシビアではあります。が、目の前にまだやれる選択肢があるうちは、やはりやってあげたい、というか、より身も蓋もない言い方をすれば、その手段があるのにやらないで予測された通りに弱っていくのを座視することは精神的にできない、と言った方が正しいかもしれないですね。
 それが猫の幸せかというと、サッパリわかりません。もはや抱っこした時点で薬を流しこまれるか背中に注射針を刺されるかすると思って警戒体制に入られるようなありさまではあり、エリザベスカラー付けてた時は障害物にぶつからないテリトリーの感覚が己のヒゲの範囲と大きくズレてひどく落ち込んでたりもして、もし猫自身がしゃべれたなら「余計なことすんじゃねえ」とさぞ怒ってたことでありましょう。
 でも、実際事ここに至ってみると、仮に本人が希望していたとしても、苦しみの伴う治療が避けられないとしても、家族の延命を諦めるなんてことはそう簡単にできないものだと実感します。

 あと少しで新年度が始まります。
 ここ数年はずっと居酒屋のピークタイムが続くような働き方をしてきて、頭がほとんど焼き切れてしまった感覚ですが、苦労の甲斐あって職場にようやく人員補充がなされたりもして、諸々軌道に乗ればもう少し手が空く……はず……なので来年度からはなるべく余計なことに脳の容量を割けるようにリハビリを始めたいところです。
 5月の文フリは出ませんが、11月には願わくば新しい本を出したいところです。去年もこんなこと言ってましたね。

 そういえば最近はblueskyにもいます。本の感想と長めのつぶやきはこちらに移してます。あんまりフォローも返さないしリアクションもしませんが、よろしければどうぞ。
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