私の働く救急外来


院内救命士の魅力を伝えるために、救急外来の業務内容について紹介していきたいと思います。

私の働いている救急外来は、1次〜3次までの患者さんを同じ初療室で受け入れます。ウォークイン外来もほとんど同じ場所で、診察をしています。

それぞれのブースついて説明していこうと思います。
ブースと言っても離れているわけではなく、近接しておりあまり区切りはありません。

初寮室
救急車を受け入れる場所ですね。
救急車できた患者さんは、まずここに案内されます。
初期評価を行い、採血・血液ガス検査・点滴・エコー検査を行った上で、必要に応じて、画像検査に向かいます。
画像検査後は、必要な処置に応じて、初療室に戻るか観察床への移動になります。
同時進行する患者さんの重症度によって、レイアウトを変更できる様になっています。
また、コロナ用に1つのベットは隔離用テントが張られており、そこで発熱患者を診察治療します。


観察床
名前の通り患者さんの経過を観察するためのベットが並んでいる部屋です。初療室からの患者さんはもとより、ウォークイン受診された患者さんにも使用されます。
ナースコールが設置されており、必要に応じてセントラルモニターによるモニタリング管理を行います。
処置に使用できる広さのある観察床もあり、必要に応じて使用ます。
こちらにも、コロナ用隔離テントが設置されています。

診察室
主にウォークイン外来の患者さんを診察するための部屋です。
時に、IC(病状説明)などで初療室の患者さん家族にも使用します。

処置室
主にウォークイン外来の患者さんへの処置を行うための部屋です。
独立換気になっているので、ここを歩ける人の隔離室に使用することもできます。

ナースステーション
出入りが激しいので、仕切りとかは特にありません。
診察室も近く、カーテン一枚で仕切られ1mも離れていない距離になります。ここで記録を入力します。

待合室
普通の病院の待合室です。
ほんとに普通です。
ナースコールが少しついているくらいで、廊下にソファーを置いている感じです。
救急車で搬送された患者さんの家族の他に、ウォークイン外来の患者さんの待合室になっています。

レイアウトは、こんな感じです。

救急車・ウォークイン患者さんの人数によって業務量が決まるため、まったく仕事がない時間も時々あります。その時に自身の業務をするなり、自己学習するなりと比較的自由が利きます。しかし、忙しい時はほんとに忙しく、目が回るような状態で仕事をすることもあります。

私の救急外来での勤務はこんな感じです。
質問等ありましたら、コメントにお願いします!

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