強欲で貪欲な壺入りのプランキッズについて

こんにちは、スローワと申します。今回は最近使用していますプランキッズについて書いていきたいと思います。使用者と入賞数も増えてきており今後とも注目のテーマです。私もプランキッズを使用し
8月のcsで
4-2ベスト8
4-1トナメ1落ちで通算8-3
9.10月は違うデッキ(オルターガイスト)を使用していた為プランキッズでの戦績はなし
11月のcsで
7-0優勝
4-1トナメ1落ち
2-2
7-0優勝で通算20-3
と安定した勝率を出すことができています。

デッキの特徴ですが、
・プランキッズモンスター4種類×3枚の計12枚全てが1枚初動
・デッキの自由枠が多く柔軟性がある
・各種誘発に耐性、ケア展開がある
等あります。
今回紹介する2つの構築では初動となり得るカードがデッキ40枚に対してプランキッズモンスター12枚+「プランキッズハウス」1枚の13枚あり初動が引ける確率が88%となっております(11/1の構築だとメイン41枚の為87%)
「強欲で貪欲な壺」も含めると引ける確率は93%と事故率が低いのもプランキッズの強みとなっております。

また、1枚初動で
①相手ターンモンスター全破壊×2
②後続モンスター3体ss
③手札1枚除外し2ドロー
が行える為制圧力があり後続が1体でも残ればそこからリンク数を増やしていけます。
最近では使用者が増え認知度も上がっているテーマですが今回私は「強欲で貪欲な壺」を採用し既存の構築とはアプローチを変えて作成しました。
「強欲で貪欲な壺」を採用したことで各種採用枚数が変化したりリソース管理が複雑になりますがこの点については後半説明していきます。

1.構築と各種採用カードについて

画像1

画像2

こちらは11月1日に行われたゼッケンcs(64人規模個人戦)にて使用し優勝した構築です。本構築は関東の環境上位にいる【召喚教導】【サンダードラゴン】【エルドリッチ】を意識して構築しました。
特に【エルドリッチ】はここ数回のcsで入賞数が伸び始めていましたので特に意識しました。

画像3

画像4

こちらは11/25に行われた第3回ネクストプレイ杯にて使用し優勝した構築です。11/1のゼッケンcs以降の環境の変化として
・【電脳堺】の急増
・【十二獣】【コードトーカー】の減少
・【エルドリッチ】に加え【ドラゴンメイド】等の罠主体のデッキが少数増え罠デッキの母数が増えている
等を踏まえて構築を変えました。

○各種カードについて
・プランキッズ共通効果について
プランキッズの下級モンスターは共通効果でリンク融合によって墓地に送られた場合にデッキまたは手札から守備表示で後続をリクルートできます。重要なことは
①固有効果は強制であるが共通効果(リクルート効果)は任意であること
②手札からも出せること
です。
共通効果は任意である為、チェーンして増殖するGが発動され後続がある際は効果を破棄したりデッキのリソースが足り苦しい時は破棄して固有効果のみ使ったりできます。
手札から出せる点に関しては中盤以降で出したいプランキッズがデッキにいない場合ドゥードゥルやバウワウであらかじめ手札に加えておくことで出したりすることができます。
強欲で貪欲な壺を採用し各カードが2枚以上除外されると次の自分のターンにデッキから出すことが難しい為手札から出すことも意識します。詳しくは【項目3】にて後述します。

○各カードについて解説
ここからはメインサイドデッキのカードを1枚ずつ解説していきます。各種テキスト説明のほか役割等について書いていきます。

〜メインデッキについて〜
・プランキッズパルス3枚

画像5

プランキッズ共通効果+墓地送り効果。
初動で使用する際は大暴走かプランクのどちらかを送ります。展開に欠かせないカードですが強制効果故考えなしに使用するとデッキのリソースが枯れていきます。
パルスを混ぜて融合する際後続が状況的に破壊されそうであれば効果を破棄することが多くあります。
逆にロックと共に融合しドローの質を上げたい時は積極的に使用します。
雷族の為、雷竜融合のサーチが可能です。また、今回は採用していませんがワンフォーワンに対応しています。
プランキッズ下級の中で守備力が一番高い為融合時の後続として出すことが多いのでデッキ残すようにリソース管理する必要があります。

・プランキッズドロップ3枚

画像6

プランキッズ共通効果+ライフ回復。
「餅カエル」を採用している際は唯一素材となるカードです。
採用している際は「プランキッズウェザー」の蘇生+自ターンの後続から出す流れが多いのでこちらも1枚デッキに残せるようにしたいです。
ステータスは両方1000と低く後続としては心許ない為基本的には自ターン中に出すようにしています。

・プランキッズランプ3枚

画像7

プランキッズ共通効果+ライフダメージ。個人的にはプランキッズの下級の中で一番重要なカードです。
「プランキッズハウスバトラー」があまり有効ではない対面においては毎ターンリンクと「プランキッズウェザー」を融合しアドバンテージを取り行くのですがこのカードを毎ターン使用することでライフを取り切ることが容易になります。
自分先行想定で毎ターンランプを使用できている場合3ターン目には6500になります。6500ですと
①ハウス打点上昇効果込みバウワウ+ロケット+相手ターンにランプ融合
②バウワウ+ドゥードゥル×2
等プランキッズのみでライフが取れるようになります。
また、アクセスコードトーカー+ロケットorウェザーでも削りきれます。プランキッズ共通効果で横にしか出せない為1ターンで8000を削ることは難しい為とても重要です。

・プランキッズロック3枚

画像8

共通効果+手札1枚除外し1枚ドロー。
手札の不要なカードを1枚入れ替えることができるので単純に手札を整えることができます。
今回の構築では「ライトニングストーム」や「ダイナレスラーパンクラトプス」等の先行時機能しづらいカードを採用している為それらのカードを入れ替えることができます。
優秀な効果持ちですが「アーティファクトロンギヌス」や「王宮の鉄壁」の効果を受けたり手札がないと使用出来なかったりリクルートする際除外は強制である点から他のプランキッズに比べて弱い点もありプランキッズを減らす際はこのカードを減らします。

・灰流うらら 増殖するg 各3枚

画像9

画像10

共に優秀なカードな為3枚採用。
増殖するgは枚数を減らしている方もいらっしゃいますが、環境上位デッキ全てに使用できる点と「プランキッズプランク」と「プランキッズロック」のドロー効果でエンドフェイズや相手ターンにドローする為引いて機能しやすい誘発な為3枚にしました。

・屋敷わらし0枚→2枚

画像11

ネクストプレイ杯ではメインで採用。
【エルドリッチ】や【電脳堺】の増加で「無限泡影」の通りが悪く環境内でもメインに「屋敷わらし」を採用する構築が多く見受けられたので、幅広く打てることと「抹殺の指名者」で選択することができ優秀です。
また、プランキッズの共通効果に対する「墓穴の指名者」や「召喚獣メルカバー」に対しても打つことができ展開を通す際も重宝します。
(「召喚獣メルカバー」の効果で墓地のカードが除外される状況に限り「屋敷わらし」は発動できます。)
・ダイナレスラーパンクラトプス2枚→0枚

画像12

プランキッズは単体で妨害を踏む性能が低い為メインから採用しました。
プランキッズ自体とのシナジーはないですが【召喚教導】のようなモンスター+罠の妨害が多い環境な為とても強力です。
大暴走の制約がない時はハウスバトラーの②の効果で蘇生できるので覚えておきましょう。
ネクストプレイ杯ではメインで入れたいカードが多くありサイドに回しました。
「ライトニングストーム」と違い小回りが効くのが優秀ですが、プランキッズが踏みづらい罠に対する対策としては「ライトニングストーム」の方が優秀な為「ライトニングストーム」を優先しました。

・アーティファクトロンギヌス0→1枚

画像13

ネクストプレイ杯にて採用。
先日の足立2連戦で「アーティファクトロンギヌス」をメイン採用している構築がいくつかあり、「抹殺の指名者」の選択肢として採用しました。
環境上位のデッキに対しても機能するのでよかったですが、対面次第では腐るので今後の変化によってはメインから抜くかもしれません。

・プランキッズの大暴走3枚

画像14

プランキッズ専用の融合です。
発動後のみですが制約がつきます。
メイン中限定ですがフリーチェーンな為「ドラグマパニッシュメント」や「バージェストマディノミスクス」等対象を取るカードに対して発動し無駄撃ちさせつつ展開することができます。
枚数を1枚にしている方を多く見られますが個人的には2枚は必須で3枚目は構築次第と考えています。2枚採用の大きな利点は、

①先行展開時に複数セットすることでサイク系のケアに繋がる
②素引きしやすくなり対象取る妨害に対する切り返しがしやすくなる
③複数セットすることで「プランハウスバトラー」+「プランキッズウェザー」を展開し下級5体を展開できる
④プランキッズ+大暴走+大暴走orプランクorプランキッズで相手ターンに「墓穴の指名者」を受けることなく展開することができる

(大暴走1枚目でパルスと手札のプランキッズでウェザーss、素材のプランキッズ2枚でバトラーの素材ss、ウェザーの効果で足りないプランキッズss
大暴走発動でバトラーss、この過程にバウワウが絡んでいないのでどこに墓穴を受けてもチェーンバウワウで避けることが可能)

⑤先行展開しターンが返ってきた際再度ドゥードゥルでデッキからサーチすることでプランキッズに対する妨害をケアすることができる
⑥複数セットすることで「プランキッズハウスバトラー」を2体展開し全体破壊を3回行うことができる
等あります。
特に重要なのは①と②で現環境で「コズミックサイクロン」の採用が流行っている為大暴走が除外されるとデッキを回す際に大きな支障がでます。
また、環境的に素引きが強い場面が多く複数枚採用しました。
3枚目は「強欲で貪欲な壺」によって除外されるリスクを軽減することとプランキッズ×2+大暴走を揃えやすくする為です。

・プランキッズプランク2枚

画像15

プランキッズ専用の小型貪欲な壺とコスト支払いトークン生成効果持ちです。
必要不可欠な効果でプランキッズの有限なリソースを回復してくれます。
素引きしてもトークン精製しプランキッズモンスターとリンクし「プランキッズドゥードゥル」をリンクすることで「灰流うらら」をケアすることができます。
トークンはリリースすることができないので「原始生命体ニビル」の効果でリリースできません。
2枚採用な理由は「強欲で貪欲な壺」どの兼ね合いと「コズミックサイクロン」を受けた際の保険です。
「強欲で貪欲な壺」の採用によりプランキッズ+プランク+コストの条件が従来の構築より満たしやすいです。

・プランキッズハウス1枚

画像16

発動時にプランキッズサーチ。
プランキッズリンク時に相手モンスターの打点を下げ融合時に自分モンスターの打点を上げます。
役割としては「プランキッズミュー」等のリンクに合わせてプランキッズモンスターにチェーンを合わせることで「灰流うらら」や「召喚獣メルカバー」で効果が無効化されないようにしたり「プランキッズドゥードゥル」や「プランキッズパルス」から手札に加えてサーチすることができます。
サーチする時の例として
召喚したプランキッズに増殖するgを受け手札に後続がない時に
プランキッズパルスss→ドゥードゥルss効果でハウスサーチパルスで大暴走墓地に送りss効果破棄でドゥードゥルで大暴走とプランキッズを回収→ハウスでロックをサーチ
このように動くことで相手ターンに手札を交換しつつ相手ターンに「プランキッズウェザー」で展開することができます。
また、「プランキッズドゥードゥル」に対する「屋敷わらし」等受けた場合も後続を残すことができます。
低速のデッキには有効なので覚えておきましょう。

・雷龍融合1枚

画像17

「プランキッズドゥードゥル」に効果無効を受けた際に「捕食植物ヴェルデアナコンダ」から「プランキッズハウスバトラー」に行く為の動きを行うために採用しています。
素引きしても動きが通っていれば条件を満たすことができ腐ることが少ないです。
「プランキッズロック」で融合素材を除外していれば戻してリソース回復することもできます。
また、サーチ効果で「プランキッズパルス」をサーチできます。
基本は先行展開のプランの1つとして使いますが、
後攻の動きとしてプランキッズ+プランキッズカードがあると
ドゥードゥルでプランクサーチ→
プランキッズモンスターとトークンでバウワウプランキッズss→
ドゥードル+バウワウでアクセスコードトーカーで盤面を返す→
アクセスコードトーカーとプランキッズモンスターでアナコンダss効果でハウスバトラーss
で盤面を返しつつ次のターンの妨害を構えれます。
【サンダードラゴン】対面に「抹殺の指名者」で無効化できることも覚えておきましょう。

・ハーピィの羽箒1枚

画像18

低速デッキに対して強力な為メインからの採用。
環境が【エルドリッチ】を意識した後ろよりな構築が増えてきており以前よりも通りが良くなっている印象です。

・ライトニングストーム2枚

画像19

【エルドリッチ】の分布増加に伴いメインからの採用。
「ハーピィの羽箒」の点で記載しましたが、現環境は後ろよりな構築が増えています。
【サンダードラゴン】等も「バージェストマディノミスクス」を採用している構築が増えてきていたり腐る対面が少ないです。
先行で引いた場合はロックで除外できる為特に先行で気になることはありませんでした。
誘発と違い後引きや「強欲で貪欲な壺」から引いて活きる場面が多く感触が良かったです。

・抹殺の指名者3枚 墓穴の指名者2枚

画像20

画像21

展開を通すことでアドバンテージを取る為必須です。
特に「抹殺の指名者」はプランキッズの墓地効果を止めてくる相手の「墓穴の指名者」に有効な為必要不可欠です。

・強欲で貪欲な壺3枚

画像22

【3.強欲で貪欲な壺の採用理由とリソース管理について】で後述します。 

・死者蘇生0枚→1枚

画像23

ネクストプレイ杯で採用。
召喚権に対する「ドラグマパニッシュメント」や「電脳堺門-朱雀」の対策として採用しました。
以前ですと「プランキッズミュー」の使用後に妨害を当てる人もいて「死者蘇生」が対策として安定していないと思い採用を避けていましたが「プランキッズの大暴走」を増やした構築を多く見るようになり、相手視点召喚時の妨害がマストカウンターになった為採用しました(召喚時に妨害を当てないとプランキッズが1枚しかなくて打てなかった「プランキッズの大暴走」が活きてしまう為)
また、展開時の補填として使用します。
プランキッズのリクルートに「灰流うらら」を受けリクルートができない際、手札にプランキッズモンスターか「プランキッズの大暴走」があれば蘇生したプランキッズと「プランキッズミュー」で「プランキッズドゥードゥル」をssし「プランキッズハウス」か「プランキッズの大暴走」をサーチすれば通常の展開を行うことができます。
「死者蘇生」を使わず展開し終えた場合最後のリクルート先を「プランキッズドロップ」にすることで「死者蘇生」で「プランキッズドロップ」を蘇生し「餅カエル」をエクシーズ召喚することができます。

・ワンフォーワン0枚→1枚

ネクストプレイ杯後にメインに採用しました。以前より採用候補ではありましたが、メインサイドの55枚から抜きたいカードがない為採用してませんでした。しかし、展開対面以外はプランキッズの展開を通せば有利に立ち回ることができ、コストの1枚も展開のアドバンテージで取り返せる為採用しました。「死者蘇生」同様対象を取る除去に対応できるほかに手札誘発を乗り越えやすくなります。プランキッズ+ワンフォーワンと持っている場合、最初のプランキッズリクルートの際パルス以外をssしワンフォーワンで「プランキッズパルス」をリクルートし「プランキッズドロップ」ss効果が最後のリクルートにならないようにリクルートすること「死者蘇生」と同様に場に「プランキッズドロップ」を2体残し「餅カエル」を出すことができます。

・無限泡影3枚→0枚

画像24

環境において【エルドリッチ】を除いた対面に有効なカードである為採用。
「ドラグマパニッシュメント」をサーチする「教導の聖女エクレシア」や「召喚師アレイスター」に有効な点や「超雷竜サンダードラゴン」や「十二獣ドランシア」等のシステムカードに対しても有効な為です。
特に「強欲で貪欲な壺」の採用により自分のターンで引き込むこともあり他の手札誘発より優先的に採用しています。
エンドフェイズにドローをする「プランキッズプランク」とは相性が良くない為採用枚数を抑えるのも選択肢としてありだと思います。
ネクストプレイ杯では環境の変化で【エルドリッチ】や【電脳堺】が増えていると予想しそれらのデッキに刺さりつつ他の環境上位にも有効な「屋敷わらし」に変更しています。

・プランキッズミュー2枚

画像25

プランキッズ待望のリンク1。
最初の展開と次のターンで使用するため最低2枚は必要です。
3枚目があると初動が2回止まってしまった際も再度動けるため気になる方は入れてもいいと思います。
個人的にはそういう試合はありますが頻度は少ない為他のカードを優先しています。
フィールドからもリリースすることができるので融合展開等でリンク数が余った際に場に残すことで「プランキッズハウスバトラー」融合前の「墓穴の指名者」等に対応することが出来ます。

・プランキッズドゥードゥル2枚

画像26

最初の展開で2枚使用するため最低2枚は必須です。
3枚目を採用するとドゥードゥル2枚に効果無効を受けた際にリカバリーが効いたりプランクの戻す効果でプランキッズ下級を優先的に戻すことができます。
リンクモンスター以外であればなんでも戻せるため、使い終えた融合体を戻して自ターン中融合し再展開したり、「プランキッズハウスバトラー」を戻して「捕食植物ヴェルデアナコンダ」から再展開したりします。
1枚あると融通が効くため最低1枚はエクストラに残すように「プランキッズプランク」で戻すか、「プランキッズウェザー」で蘇生できるような状況を作っておく必要があります。

・プランキッズバウワウ1枚→2枚

画像27

相手ターンに構えて展開する為最低1枚は必須です。
効果適用後は効果破壊耐性が付与されるので、スタンバイで発動し「ダイナレスラーパンクラトプス」をケアしたり「プランキッズウェザー」の戦闘破壊耐性と合わせて場を維持したりします。
リンク先の打点上昇効果は非常に重要で大暴走の制約下で足りない打点を補うことができます。
炎属性の為「召喚獣プルガトリオ」の素材として除外されたり、「墓穴の指名者」が直撃して除外されることもある為、2枚採用も視野のカードです。
ネクストプレイ杯では除外されることを考え2枚採用しましたが、特に使用しませんでした。

・プランキッズハウスバトラー1枚→2枚

画像28

相手ターンに「プランキッズミュー」の効果と合わせて①の相手のモンスター全体破壊を2回発動し制圧していきます。
②の効果は後続確保にも役立つ他に「教導の大神祇官」の効果に対して発動することができます。
融合モンスター以外であれば名称の指定はないため「ダイナレスラーパンクラトプス」等蘇生し妨害を構えることも可能です。
最低1枚は必須で、相手ターンで出し終えて自ターンでもう一度構えたい場面がある為2枚目が必要と感じる方もいらっしゃると思いますが、
①「プランキッズロケット」か「プランキッズウェザー」で「プランキッズバウワウ」を蘇生するなどし素材を集め「プランキッズプランク」で「プランキッズハウスバトラー」を戻す

②「プランキッズドゥードゥル」効果で「プランキッズハウスバトラー」を戻し「捕食植物ヴェルデアナコンダ」で再度融合する

で、1枚でも対応可能な為1枚にしています。また、「墓穴の指名者」で除外される懸念もありますが、基本的には「プランキッズバウワウ」か効果発動前の「プランキッズミュー」が除外されることが多いです。
ネクストプレイ杯では環境の変化で【電脳堺】が急増し調整の段階で相手の手札によっては「プランキッズハウスバトラー」の2回の全体破壊の上から展開されたり「電脳堺門-青龍」で2回目の効果を止められることがありました。
そのため「プランキッズの大暴走」が複数枚ある時に1体目の「プランキッズハウスバトラー」融合後のリクルートから融合素材を調達し2体目の「プランキッズハウスバトラー」を融合し3回全体破壊できるようにしました。
仮に3回全体破壊を行うと後続がなくなるため考えなしにやるべきではないですが選択肢として優秀でした。

・プランキッズロケット1枚

画像29

自ターンでプランキッズの大暴走を発動した際の選択になります。
融合時の効果はプランキッズ下級に対する「灰流うらら」のケアに繋がります。融合時は左から3列目か5列目に出すと
プランキッズ×2で大暴走発動し2体リクルート→
リクルートした2体でドゥードゥル出してさらに2体リクルート→
リクルートした2体でバウワウ
と出すことで打点上昇の恩恵を受けることができます。

・プランキッズウェザー1枚

画像30

相手ターンに融合する為の選択になる為1枚必須。
②の効果で出したカードは戦闘破壊耐性が付与されるので「プランキッズバウワウ」の②の効果と合わせて戦闘効果で破壊されないプランキッズを出して、戦線を維持することができます。
①の効果は地味ながら強力で「プランキッズバウワウ」の打点上昇と合わせて「召喚師アレイスター」の効果を使わせずに「召喚獣メルカバー」を戦闘破壊するか「召喚師アレイスター」を攻撃前に使用させるかの二択を押し付けることができます。
他には「閃刀姫-レイ」の効果を使用させずに閃刀姫リンクモンスターを処理したりできます。

・捕食植物ヴェルデアナコンダ1枚

画像31

先行展開時に「プランキッズドゥードゥル」が効果無効を受けた際出す選択肢として採用しています。
また、条件さえ満たせばモンスター2体から「プランキッズハウスバトラー」が出せるようになる為デッキの柔軟性が上がります。
「雷龍融合」の例でも説明しましたが、「アクセスコードトーカー」や「トロイメアユニコーン」を使った後に繋ぐことができる為無駄がないです。

・セキュリティドラゴン1枚

画像32

プランキッズだと突破しづらい「超雷龍サンダードラゴン」などの破壊耐性持ちを突破するのが容易になる為採用しています。
プランキッズ+プランクのコストを持っている際にリンクしにいったり効果を使い切って残っているプランキッズを使って作りに行く為必要です。

・トロイメアフェニックス1枚→0枚

画像33

汎用リンク2。
プランキッズのみですと魔法罠を破壊するカードはリンク4の「プランキッズロアゴン」のみで手軽に破壊することができない為採用しています。
ネクストプレイ杯では現環境では割りたい永続罠がなく抜けましたが【エルドリッチ】が「サモンリミッター」等採用するのであれば再び採用すると思います。

・トロイメアユニコーン1枚

画像34

汎用リンク3。
「セキュリティドラゴン」同様、耐性を持っているカードに対して使います。プランキッズ1枚から出せる為早急に処理したい場合は使います。
また、プランキッズ+プランクのコストがあればドゥードルの横に出しドロー効果を使うことができます。

・アクセスコードトーカー1枚

画像35

汎用リンク4。
こちらもプランキッズ+プランクのコストがあれば基本の動きから出すことができます。プランキッズは属性がバラけている為複数回効果を使うことができます。
基本的にリンク数をプランキッズで増やしつつ汎用リンクで盤面を荒らし「アクセスコードトーカー」でライフを取りに行きます。

・閉ザサレシ世界ノ冥神1枚→0枚

画像36

プランキッズでは処理のできない「無限起動要塞メガトンゲイル」や「IPマスカレーナ」の効果を付与した「双穹の騎士アストラム」に対する解答として採用しました。展開が通っている中盤では召喚条件を満たしやすいです。また、②の耐性も優秀で「エルドリッチ」に対して耐性持ちの「黄金卿エルドリッチ」を処理しつつ「黄金卿のコンキスタドール」に破壊されない為盤面維持しやすいです。
③の効果では「黄金卿エルドリッチ」の②の効果は止めることができないので注意が必要です。

・旧神ヌトス1枚→0枚

画像37

「教導の大神祇官」に対するカードとして採用しました。
「教導の大神祇官」を使用してくるのが盤面を広げたプランキッズを処理する時な為、落として相手の盤面を処理して後続を守ったり「召喚獣メルカバー」を破壊し返しで展開しやすいようにしました。
ネクストプレイ杯では「餅カエル」や「プランキッズハウスバトラー」の2枚目を採用し「教導の大神祇官」の効果の際に落とすことでアドバンテージを取ることができる為不採用にしました。

・餅カエル 0枚→1枚

画像38

ネクストプレイ杯で採用しました。1ターン目で使用するには「死者蘇生」や「ワンフォーワン」等プランキッズモンスターを1枚増やすカードが必要な為基本的には融合をした次のターン以降に使用します。
場に残ったプランキッズモンスターでリンクしリンク数を増やしつつこのカードを出し「アクセスコードトーカ」等を安全に通すのが基本的な流れです。
また、後述するニビルケア展開の後のターンに出すことでニビルのケアをし続けることが出来ます。ネクストプレイ杯で採用を決めた理由は【エルドリッチ】に「激流葬」を採用している構築が増えており既存の構築ですとどこかで直撃する可能性があったからです。
このカードを採用することで先行展開の返しのターンプランキッズモンスター2体で「プランキッズドゥードゥル」をリンクしプランキッズドゥードゥルチェーン1プランキッズモンスター2体をチェーン2.3とすることで「激流葬」の発動タイミングを逃しつつ「プランキッズドロップ」2体を特殊召喚し「餅カエル」に繋ぐことができます。
相手が「プランキッズドゥードゥル」チェーン1プランキッズモンスターチェーン2.3に対して「激流葬」をチェーン4で打った場合はリクルートされるプランキッズ2体が場に残るので、そこから再展開することができます。

②の効果は場と手札からコストを支払うことができるので、自身を場に残して発動することで「墓穴の指名者」を受けないようにできます。「禁じられた一滴」等の採用率が低い為有効に働く場面が多いです。場に残すことができれば次ターン以降も妨害として機能します。

③の効果は墓地に送られた場合に発動する為、「教導の大神祇官」の効果に対して墓地に送ることで後続を回収することができます。覚えておきましょう。

〜サイドデッキについて〜
サイドデッキについては参加する大会や地域の分布に合わせて変えていく為1枚ずつの説明は省かせていただきます。説明が必要な物のみ解説していただきます。

・ドラグマパニッシュメント1枚

画像39


対【召喚教導】のサイド後に使用します。
プランキッズは召喚に対する妨害が重くサーチしつつ高確率で構えてくる「ドラグマパニッシュメント」に対し「抹殺の指名者」で無効化する為に採用しました。
「抹殺の指名者」は手札誘発にも打てる為腐ることは少なく「ドラグマパニッシュメント」を引いてしまった場合も「プランキッズロック」で違うカードに変換できる為プランキッズだからこそ採用しやすいカードでした。

・黄金卿のコンキスタドール1枚→0枚

画像40

こちらも対【エルドリッチ】に対して「抹殺の指名者」で無効化する為に採用しました。
無効化できること自体は優秀でしたが「黄金卿のコンキスタドール」以外に止めれるカードがなく1度使用した後の「抹殺の指名者」が機能しない点が気になっておりました。
ゼッケンcsでは「無限泡影」などサイド後に抜くカードが多く「抹殺の指名者」を続投していましたが、ネクストプレイ杯では「屋敷わらし」を採用したことからサイド後に抜くカードが少なくなり「抹殺の指名者」で「黄金卿のコンキスタドール」を無効化するプランをやめました。代わりに罠デッキ全般に有効な「ツインツイスター」を採用し幅広く見れるようにしました。

2.基本的な展開について

基本的な展開ルートは2つありますが最終的には
「プランキッズバウワウ」+プランキッズモンスター+大暴走+プランクの盤面を目指します。冒頭でも説明しましたがどのプランキッズモンスター1枚で最終盤面までいくことができます。
・「プランキッズプランク」の効果を使用するパターン
ランプns→ミューssランプ効果でプランキッズパルスss→ドゥードゥルssドゥードゥル効果で大暴走サーチしパルス効果でプランクを墓地へ送りドロップss→ドゥードゥル効果でプランキッズモンスターとプランク回収→プランク効果でトークンss→
トークンとドロップでドゥードゥルssドロップ効果でロックss→ドゥードゥルロックでバウワウssロック効果でパルスss→プランク効果で1ドロー
「プランキッズプランク」を使用し「プランキッズの大暴走」を使用しない展開をする利点は
①「応戦するg」を自ターン中に受けない
②「プランキッズドゥードゥル」の②の効果に「屋敷わらし」を受けてもプランキッズプランクのコストがあれば、「捕食植物ヴェルデアナコンダ」から「プランキッズハウスバトラー」を出すことができる
③「プランキッズドゥードゥル」の②の効果前に「原始生命体ニビル」を受けても「プランキッズプランク」を加えることができる
等あります。

・「プランキッズの大暴走」を使用するパターン
ランプns→ミューssランプ効果でプランキッズパルスss→ドゥードゥルssドゥードゥル効果で大暴走サーチしパルス効果でプランクを墓地へ送りドロップss→大暴走発動ロケットssドロップ効果でロックss→ロケット効果でドゥードルとプランキッズモンスターss→ドゥードゥル効果でプランクと大暴走回収→ロックとプランキッズモンスターでバウワウssしロック効果でパルスss→プランク効果で1ドロー
「プランキッズの大暴走」を使用することで「プランキッズプランク」に対する「幽鬼うさぎ」をケアすることができます。ケアできるカードが少ないものの「コードトーカー」や「十二獣」に有効な「幽鬼うさぎ」の採用率は低くない為、状況によって使い分けます。また、「プランキッズドゥードゥル」が1枚のみでも展開できる為、プランキッズプランクの②の効果に「幽鬼うさぎ」を受け墓地のカードをデッキに戻せなかった場合も、次のターンに再度「プランキッズドゥードゥル」を展開することができます

○最終的な盤面(プランキッズの大暴走を使用した場合はプランキッズドゥードゥル2枚目がプランキッズロケットになります)

画像41

今回はランプ始動で行いましたが違う下級始動でも出す順番を変えることで再現可能です。
相手ターンでは大暴走を発動しハウスバトラーとミューの効果で2回全体破壊を行うかヴェーザーを使用しリソースを広げるかの選択となります。

画像42

また、今回は「プランキッズパルス」で「プランキッズプランク」を落としましたが「プランキッズドゥードル」に効果無効を受けると「プランキッズの大暴走」をサーチできない為「プランキッズプランク」を引いている時などは「プランキッズの大暴走」を落とす場合もあります。その為、「プランキッズドゥードル」に効果無効を受け「プランキッズパルス」で落とすカードを変える為に「プランキッズパルス」は2番目に出して「プランキッズドゥードル」にチェーンする形にするのが望ましいです。
途中で「プランキッズドゥードル」に効果無効を受けた場合はそのまま上の展開に行くかハウスバトラーの素材を墓地に揃えて「捕食植物ヴェルテアナコンダ」から「雷龍融合」を墓地に送り「プランキッズハウスバトラー」を目指します。

画像43


3.強欲で貪欲な壺の採用理由とリソース管理について

強欲で貪欲な壺を採用した理由ですが
①灰流うららを受けプランキッズの展開を通す
②プランキッズ×2+大暴走やプランキッズ+プランク+コストの条件を満たしやすくする
点です。
理由としてはありきたりではありますが今まで採用されていることはほとんどありませんでした。
おそらく理由としてデッキ内のリソースの枯渇を危惧しての不採用と思われます。
しかし、調整の中で負け筋で最も多かったのが「灰流うらら」や「墓穴の指名者」によって動けずに終わることでして、それらの回答を引き込んだり「灰流うらら」を踏みに行ける為個人的には画期的な案でした。
他の案として1枚初動デッキな為、罠で相手ターンを耐え抜き再び自ターンで1枚初動を通すという考えもありましたが、この多種多様の環境において当てはまるカードは少なくそもそもその手のデッキであれば罠とシナジーがあるデッキ(コードトーカーの大捕者やサンダードラゴンのバージェストマディノミスクス等)に軍配が上がる為なしになりました。
デッキのリソースについての話ですが、初動が通らないとゲーム自体成立しない為、二の次に考えていましたがそもそも3枚採用のカードが3枚全て飛んだりしなければ充分戦うことができます。
下の例にて説明していきます。

画像44

例えば上の手札で「強欲で貪欲な壺」を発動し上の10枚が除外されたと仮定します。
この場合、意識しなければいけないことは
①ロックとパルスとランプがデッキに1枚しか残っていない為この3枚は最後の盤面に残すことができない
②相手ターンにハウスバトラーを出す場合パルスをデッキ内に残せない為自ターンのリンク総数が1体分減る
の為、私であればロック→パルス→ドロップ→ランプ→ドロップの順にリクルートすると考えます。
リソース管理の他にロックの効果に「増殖するg」を発動された場合ロック効果でドローし相手ターンに妨害となり得るカードを引きに行ける可能性があります。
また、デッキのリソースが足り苦しい為、プランクで必ず自ターンに使うロックとドロップは戻すようにします。
ここからは相手が誘発に打ってくるかどうかで変化するので状況によりますが、何もなかった場合は大暴走の2枚目を回収し以下の盤面を目指します。

画像45

この形にすると相手ターンに
ドロップとロック素材に大暴走でヴェーザーss→ドロップとロックでランプとドロップss→ヴェーザー効果でパルスとドロップss→大暴走でハウスバトラーssと動くことができ、
どのタイミングで墓穴の指名者を受けてもバウワウで回収することでケアすることができます。
また、相手がドローでgを引いていて大暴走にチェーンされた場合もバウワウで融合素材を回収しハウスバトラーを出すことでドロー枚数を1枚に抑えることができます。
このパターンはリソースを大きく消費する為、リソースを温存したい場合はハウスバトラーへはいかずにヴェーザーとバウワウのみでリソースの循環を行います。
この分岐にはつきましては後述の【5.各対面で意識すること】にて書いていきます。
今回の「強欲で貪欲な壺」の除外では2枚目の「プランハウスバトラー」の成立ができませんでしたが、除外によっては2体目の「プランキッズハウスバトラー」を成立することができます。
「プランキッズプランク」2枚が除外された場合はかなり厳しいですか「雷龍融合」があれば1ターン分の回収が行える為1ターン目に「プランキッズドゥードゥル」の消費を1枚抑える等しゲームメイクを行います。
文字に起こして説明しましたが「強欲で貪欲な壺」の性質上ランダム性がありその場で考えなくてはならないためプレイ難易度は高いですが、それに見合うカードパワーがあると思います。

4.応用展開 

本項目では実戦で起こりうることを想定して書いていきます。

○プランキッズ1枚初動+手札にプランキッズモンスターがある場合の「原始生命体ニビル」ケア

召喚するプランキッズ以外に手札に「プランキッズハウスバトラー」の素材がある場合に行える展開です。通常のプランキッズ展開で「プランキッズドゥードゥル」のリンク召喚時に素材にしたプランキッズモンスターのリクルート効果を破棄し「プランキッズドゥードゥル」の①②の効果で「プランキッズの大暴走」と融合に必要なプランキッズモンスター2枚を回収することで「原始生命体ニビル」を受けずに「プランキッズハウスバトラー」を構えることができます。この展開で「原始生命体ニビル」をケアできますが「プランキッズハウスバトラー」を絶対に構えたい対面以外では行いません。私個人の考えですがこの展開ではプランキッズ1枚と「プランキッズプランク」を失っています。また、この展開を行うと相手ターンに「プランキッズの大暴走」をサイク系等で使えなかった場合に展開が全くできなくなります。状況次第ではありますが無闇に行わずに場面に合わせて使用しましょう。

○プランキッズプランク+プランキッズモンスター
プランクのコストとプランキッズモンスターから展開します。利点として「プランキッズドゥードゥル」をチェーン2にすることでプランキッズのリクルートを通すことができます。
「PSYフレームギアγ」や「灰流うらら」を受けても展開し続けることができます。
「プランキッズドゥードゥル」のサーチ効果か墓地回収効果が止まっても大暴走かヴェルデアナコンダに繋ぐことができます。
また、1体目のプランキッズがリクルートしたタイミングで4体な為ドゥードゥルであらかじめプランキッズモンスター2体と大暴走を揃えとくことで「原子生命態ニビル」を受けても相手ターンに融合することができます。
動きの中で複数枚の誘発をケアすることはできないので状況に合わせて選択して行きます。

○プランキッズ×2+大暴走
基本的にはプランキッズミューのリンク召喚から「灰流うらら」を受けた場合に「プランキッズの大暴走」を使用し展開します。
「プランキッズドゥードゥル」の①②の効果どちらかで大暴走を回収できればいい為「屋敷わらし」や「PSYフレームγ」を超えて展開できます。
また、「プランキッズミュー」のリンク時のプランキッズリクルート効果に「灰流うらら」を受け融合した場合、場が「プランキッズロケット」+プランキッズモンスターとなります。
この場から「プランキッズロケット」を使用すると「屋敷わらし」を受け展開できなくなったり蘇生後に「原始生命体ニビル」を受けることになります。
そのため、「プランキッズロケット」をそのままリンク素材とすることがあります。
同じ「原始生命体ニビル」や「屋敷わらし」を受ける状況でも後続やリソースを残せるため「プランキッズロケット」は場面に応じて使用しましょう。

○プランキッズモンスター2枚の展開

プランキッズモンスターが2枚ある場合展開が分岐し、
・「プランキッズロアゴン」+相手ターン「プランキッズハウスバトラー」を構える展開
・プランキッズ1枚展開を行い「プランキッズバウワウ」が無効化された場合でも後続を残せるようにしておく
などがあります。今回使使用の構築では「プランキッズロアゴン」を採用しませんでしたが、「エルドリッチ」の分布変化次第では再度採用の余地がありよく使う展開な為覚えておきましょう。

●プランキッズロアゴンをリンク召喚する展開例(プランキッズモンスター異なる2種またはプランキッズモンスターとプランキッズの大暴走)
今回はプランキッズランプ+プランキッズドロップ想定

プランキッズランプ通常召喚プランキッズミューリンク召喚プランキッズランプ効果でプランキッズパルス特殊召喚→
プランキッズミューとプランキッズパルスでプランキッズドゥードゥルリンク召喚チェーン1プランキッズドゥードゥル①の効果チェーン2プランキッズパルス効果、プランキッズパルス効果でプランキッズプランクを墓地に送りプランキッズロック特殊召喚、プランキッズドゥードゥルでプランキッズの大暴走を手札に加える→
プランキッズの大暴走発動、プランキッズロックとプランキッズドロップでプランキッズロケット融合召喚→
プランキッズドゥードゥルとプランキッズバウワウでプランキッズロアゴンリンク召喚→
プランキッズロケット効果でプランキッズドゥードゥルとプランキッズバウワウを墓地から特殊召喚→
プランキッズドゥードゥル②の効果で墓地のプランキッズの大暴走とプランキッズランプを手札に加える

罠を多用する「エルドリッチ」やペンデュラムの展開を行う「エンディミオン 」や「セフィラ」には絶大の制圧力を持っています。「エルドリッチ」側は「黄金卿エルドリッチ」の効果でしか対処できないです。「黄金卿エルドリッチ」の効果で突破された場合も墓地からカードを手札に加えることができる為後続の攻め手も確保できます。

「プランキッズバウワウ」の効果についてですが、基本的には相手のドローフェイズ時に相手が優先権なければそのまま効果宣言するのが望ましいです。理由として
・「禁じられた一滴」に対してメイン中で使用すると発動した魔法やモンスターをコストに利用されてしまう恐れがある
・「三戦の才」の発動タイミングをズラす為

などがあります。しかし、「プランキッズバウワウ」に対しての「墓穴の指名者」が厳しい場合は先に手札誘発を打ってから使用したり「プランキッズハウスバトラー」があまり有効ではない対面では先に「プランキッズウェザー」を展開してから使用した「プランキッズの大暴走」を手札に加え自ターンの攻め手にすることもある為状況によって判断します。


ここから先は

7,728字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?