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新環境適応構築!勇者プランキッズ!

初めに

皆さんこんにちは、スローワと申します。普段は関東で大会に参加しております。今回のnoteでは最近流行の「勇者トークン」を採用した「プランキッズ」について解説させて頂きます。「プランキッズ」は前環境以前からも大会環境で使用していました。デッキの特徴として

○プランキッズの強み
・プランキッズモンスター4種×3+aの1枚初動が12枚以上あり安定感がある
・デッキ内の自由枠が多い
・対面に合わせて「プランキッズハウスバトラー」によるモンスター全体破壊での制圧と「プランキッズウェザー」による横の展開を選択でき対応力がある

○プランキッズの弱み
・攻め手が少ない
・「灰流うらら」「墓穴の指名者」の汎用カードに対する耐性が乏しい

などがあります。弱みの克服として前期環境では「融合」採用により攻め手を増やすことで対応していました。しかし、プランキッズモンスターが1種類しかいない時に「融合」の発動が出来ず使用タイミングが絞られる弱みがありました。「勇者トークン」を採用した「プランキッズ」はお互い1枚ずつのカードで完結しているため「融合」のようなカードパワーのムラがなく安定感を増すことができ、かつ手札誘発等プランキッズの弱点を克服することができました。そして、このデッキを使用し9月23日開催の一滴杯で優勝することができました。また、プランキッズは今回のリミットレギュレーションで規制を受けておらず、
・「真龍皇-VFD」の禁止による相性不利の【電脳堺】の分布減少
・「psy-フレームγ」で墓地のプランキッズモンスターを止められることがなくなった点
・環境的に採用が増えている「アーティファクトロンギヌス」「ドロール&ロックバード」に耐性がある点
で前期以上に通りがいい為おすすめのデッキとなっております。

1.新制限環境と「勇者トークン」登場によるプランキッズの構築変化について

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こちらは9月23日に行われた一滴杯(64人規模個人戦)にて使用し優勝した構築です。10月のリミットレギュレーション適用後の環境変化として関東圏でのcsでは
・グランドクリエイターズ発売後に頭角を表した【幻影騎士団】
・前期環境から規制を受けていない【鉄獣戦線】【相剣】【竜輝巧】
・若干下火気味の【エルドリッチ】
が分布上位を占めるためこれらを意識して構築しました。
 メインデッキで大きな変化となるのが「禁じられた一滴」の採用です。前期からの特徴としてみD-HEROデストロイフェニックスガイ」「フュージョンデステニー」のセットを組み込むデッキが大多数を占め先程上げたデッキにも採用されている場合がほとんどです。そのため、「無限泡影」のような手札誘発1枚では相手の展開が止まらないことが多く仮にメインギミックの動きが止まったとしても「フュージョンデステニー」の素引きもしくは、モンスター2体を用意して「捕食植物ヴェルデアナコンダ」にいくという選択が相手にあるため、複数体のモンスターの効果を止めることができる「禁じられた一滴」にしています。また、勇者ギミックを採用している【幻影騎士団】【勇者グッドスタッフ】の登場により勇者ギミックを先に展開することでメインギミックに対する妨害を「流離のグリフォンライダー」で止められることが多くなり、手札誘発の価値が落ちたことも一因と言えます。
「禁じられた一滴」を入れない選択肢として手札誘発をより多く採用し複数枚で展開を止める方法がありますが、素引きの「フュージョンデステニー」に対応できる手札誘発が少ない点と相手側の勇者ギミック+aを受けるのが難しい点、プランキッズ側が勇者ギミック採用によって手札誘発を入れる枠が以前より少ないためこの形になりました。サイドデッキについても手札誘発を複数持ち合わせても「D-HEROデストロイフェニックスガイ」や勇者ギミックに対応するのが難しい為、勇者ギミックとメインギミック両方に効果のある壊獣や「ドロール&ロックバード」や展開が通った後でも盤面を捲れる可能性がある「超融合」「拮抗勝負」を採用しました。

2.採用カードの役割と不採用カードについて

○プランキッズカードについて
プランキッズモンスターについては「プランキッズランプ」「プランキッズパルス」「プランキッズドロップ」は各3枚採用で「プランキッズロック」は2枚の採用、プランキッズ魔法カードについては「プランキッズハウス」「プランキッズの大暴走」が2枚、「プランキッズプランク」が1枚の採用となっております。「プランキッズロック」の採用枚数を減らし「プランキッズハウス」の枚数を増やした理由については
・「プランキッズロック」の効果に対してのみ「アーティファクトロンギヌス」を受けて展開ができない点を懸念していること
・「プランキッズハウス」でリンク召喚時に受ける「灰流うらら」をケアできること
・勇者ギミックにより横並べがしやすくなり「プランキッズハウス」の打点上昇効果が活きる場面が増えたこと
があります。また、「プランキッズの大暴走」につきましてはD-HERO採用型で枚数を1枚に減らしている構築がありますが、
・コズミックサイクロンで除外された場合の保険
・複数伏せることで「プランキッズハウスバトラー」を2体出して全体破壊の回数を増やせたりサイク系の対策ができる
・「禁じられた一滴」をケアしながら妨害を用意できる点
で2枚目は必須であると考えています。9/23の一滴杯で使用した構築では「プランキッズロアゴン」を採用しませんでしたがこれは
・「エルドリッチ」に対して強いが元々優位に戦えるため必要性が薄く加えて分布が前期より減少している点
・ペンデュラム系統の分布の減少
などの観点から分布を増やしている「幻影騎士団」に対して有効な「超融合」とその融合先の採用を優先しました。

○勇者ギミックについて
・「アラメシアの儀」「聖殿の水遣い」各3枚

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この2枚は勇者ギミックを出来るだけ絡めて試合をしたいため最大枚数採用しています。他の勇者ギミックとD-HEROギミックを採用しているデッキと違い被った場合に増えたリンク数を活かす方法が限られているため他のデッキほど被りは嬉しくないですが、後手であればリンク数が増えた場合に「アクセスコードトーカ」の選択肢が増えたりプランキッズモンスターの召喚の前に「聖殿の水遣い」を特殊召喚して「運命の旅路」の起動用に使ったりできます。また、先行であればプランキッズ1枚の展開後にプランキッズモンスターと「聖殿の水遣い」で「捕食植物ヴェルデアナコンダ」を出すことができます。

・「運命の旅路」1枚 

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「アラメシアの儀」用で採用しています。①②③全ての効果が強力で、①の効果で「流離のグリフォンライダー」を手札に加えて先に出しておくことでプランキッズモンスター召喚時の妨害を止めたり、②の効果をプランキッズリンクモンスターや融合モンスターの特殊召喚時に使用しチェーン1プランキッズモンスターチェーン2「運命の旅路」と使用することでプランキッズモンスターに対する「灰流うらら」をケアしながら展開可能です。③の効果も優秀で「ダイナレスラーパンクラトプス」のようなモンスターからの攻撃から守れる為、「流離のグリフォンライダー」の効果を使用せずに盤面が突破されることは少ないです。「運命の旅路」の素引き1枚のみでもプランキッズモンスターへの「灰流うらら」ケアや①効果で「聖殿の水遣い」墓地へ送り「アラメシアの儀」発動し「騎竜ドラコバック」装備で1妨害は踏めるので優秀です。

・「騎竜ドラコバック」1枚

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「運命の旅路」のサーチ先として採用。後手であれば盤面の1妨害を踏むことができる為、召喚に対する妨害が重い「プランキッズ」と相性がいいです。素引きしてしまった場合でも「プランキッズプランク」で特殊召喚したプランキッズトークンにつけて効果を使用したりできます。また、勇者トークンが場に存在している場合、プランキッズモンスター側に「騎竜ドラコバック」を装備した後にリンク召喚することでチェーン1プランキッズモンスターチェーン2「騎竜ドラコバック」③の効果で「灰流うらら」をケアすることができます。


・「流離のグリフォンライダー」1枚

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先行時では先に特殊召喚することでプランキッズに対する誘発を止めることができ、盤面に残ればサイク系統や「墓穴の指名者」を止めることができます。後手であれば先に特殊召喚することでプランキッズモンスターに対する妨害を止めることができます。①の効果はお互いのメイン中であればいつでも出すことができますので、「アラメシアの儀」と合わせて引いている場合は、「アラメシアの儀」にチェーンする形で特殊召喚することで「運命の旅路」に対する妨害から守ったりできます。また、プランキッズでは基本的に自ターン中に特殊召喚することがほとんどですが、相手ターン中に特殊召喚することで「禁じられた一滴」でまとめて無効化されることを防ぐことができます。

3.プランキッズの基本展開と勇者ギミックの展開について

プランキッズ1枚による展開は基本的に以前から変わっておらず、最終的な盤面を
「プランキッズバウワウ」+プランキッズモンスター+「プランキッズの大暴走」+「プランキッズプランク」にするのを終着点としています。方法として「プランキッズの大暴走」を使用するものと「プランキッズプランク」の①の効果を使用するものの2種類があります。

●「プランキッズプランク」を使用するパターン

プランキッズランプ通常召喚プランキッズミューリンク召喚→
プランキッズランプ効果でプランキッズパルス特殊召喚→プランキッズパルスとプランキッズミューをリンク素材にプランキッズドゥードゥルリンク召喚チェーン1プランキッズドゥードゥル効果チェーン2プランキッズパルス効果→
プランキッズパルス効果でプランキッズの大暴走を墓地に送りプランキッズドロップ特殊召喚、プランキッズドゥードゥル①効果でプランキッズプランクを手札に加える→
プランキッズドゥードゥル②の効果で墓地のプランキッズの大暴走とモンスター1枚を手札へ、プランキッズプランク①の効果でプランキッズトークン特殊召喚→
プランキッズトークンとプランキッズドロップでプランキッズドゥードゥルリンク召喚、プランキッズドロップ効果でプランキッズロック特殊召喚→
プランキッズドゥードゥルとプランキッズロックでプランキッズバウワウリンク召喚、プランキッズロック効果でプランキッズパルス特殊召喚、プランキッズの大暴走セット→
エンドフェイズ時にプランキッズプランク②の効果でプランキッズドゥードゥル2枚とプランキッズロックをデッキに戻して1枚ドロー
●「プランキッズの大暴走」を使用するパターン

プランキッズランプ通常召喚プランキッズミューリンク召喚プランキッズランプ効果でプランキッズパルス特殊召喚→
プランキッズパルスとプランキッズミューをリンク素材にプランキッズドゥードゥルリンク召喚チェーン1プランキッズドゥードゥル効果チェーン2プランキッズパルス効果、プランキッズパルス効果でプランキッズプランクを墓地に送りプランキッズドロップ特殊召喚→
プランキッズの大暴走発動、プランキッズドロップとプランキッズドゥードゥルを素材にプランキッズロケットを融合召喚、プランキッズドロップ効果でプランキッズロック特殊召喚→
プランキッズロケット効果でプランキッズドゥードゥルとプランキッズモンスター特殊召喚、プランキッズドゥードゥル②効果でプランキッズの大暴走とプランキッズプランクを手札へ加える→
プランキッズロックとプランキッズモンスターでプランキッズバウワウリンク召喚、プランキッズロック効果でプランキッズパルス特殊召喚→
エンドフェイズ時にプランキッズプランク②効果で墓地のプランキッズドゥードゥルとプランキッズロックとプランキッズロケットを手札に戻して1ドロー

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2通りの展開にはそれぞれ強みがあり、
「プランキッズプランク」を使用し「プランキッズの大暴走」を使用しない展開をする利点は
1.「応戦するg」を自ターン中に受けない
2.「プランキッズドゥードゥル」の②の効果に「屋敷わらし」を受けても「プランキッズプランク」のコストがあれば、「捕食植物ヴェルデアナコンダ」から「プランキッズハウスバトラー」を出すことができる
3.「プランキッズドゥードゥル」の②の効果前に「原始生命体ニビル」を受けても「プランキッズプランク」を加えることができる
等あります。
「プランキッズの大暴走」を使用する利点は、
1.プランキッズプランク①の効果を使用しないことで「幽鬼うさぎ」「トークンコレクター」を受けずに展開できる
2.プランキッズモンスターをもう1枚持っている場合は「プランキッズロアゴン」を特殊召喚する選択肢が取れる
があります。また、「プランキッズの大暴走」使用の展開ですと「プランキッズドゥードゥル」を1枚温存できる為、「プランキッズプランク」②の効果が使えなかった場合でも次ターンで「プランキッズドゥードゥル」を展開することができます。「幽鬼うさぎ」や現環境では「ドロール&ロックバード」の採用率も高く、「プランキッズドゥードゥル」や「プランキッズロック」の使用後に「ドロール&ロックバード」を受けることもある為覚えておきましょう。また、「プランキッズドゥードゥル」に「無限泡影」を受けた場合はそのまま2枚目の「プランキッズドゥードゥル」をリンク召喚し墓地の「プランキッズプランク」を手札に加えた後に「捕食植物ヴェルデアナコンダ」のリンク召喚ができます。できれば、「プランキッズドゥードゥル」が無効されるかで「プランキッズパルス」で墓地に送るカードを選択したいためできれば2回目に特殊召喚するプランキッズを「プランキッズパルス」にして「プランキッズドゥードゥル」にチェーンする形を組むのが望ましいです。しかし、場合によっては「プランキッズドゥードゥル」と「プランキッズロック」を同一チェーンで組んで「ドロール&ロックバード」への被害を最小限に留めたり先にカードを引いて各種指名者や勇者ギミックを引き込みたい時もあるので一概には言えません。

○プランキッズモンスター2枚の展開

プランキッズモンスターが2枚ある場合展開が分岐し、
・「プランキッズロアゴン」+相手ターン「プランキッズハウスバトラー」を構える展開
・「禁じられた一滴」「墓穴の指名者」に耐性のある展開(項目4にて後述)
・プランキッズ1枚展開を行い「プランキッズバウワウ」が無効化された場合でも後続を残せるようにしておく
などがあります。9月23日使用の構築では「プランキッズロアゴン」を採用しませんでしたが、「エルドリッチ」の分布変化次第では再度採用の余地がありよく使う展開な為覚えておきましょう。

●プランキッズロアゴンをリンク召喚する展開例(プランキッズモンスター異なる2種またはプランキッズモンスターとプランキッズの大暴走)
今回はプランキッズランプ+プランキッズドロップ想定

プランキッズランプ通常召喚プランキッズミューリンク召喚プランキッズランプ効果でプランキッズパルス特殊召喚→
プランキッズミューとプランキッズパルスでプランキッズドゥードゥルリンク召喚チェーン1プランキッズドゥードゥル①の効果チェーン2プランキッズパルス効果、プランキッズパルス効果でプランキッズプランクを墓地に送りプランキッズロック特殊召喚、プランキッズドゥードゥルでプランキッズの大暴走を手札に加える→
プランキッズの大暴走発動、プランキッズロックとプランキッズドロップでプランキッズロケット融合召喚→
プランキッズドゥードゥルとプランキッズバウワウでプランキッズロアゴンリンク召喚→
プランキッズロケット効果でプランキッズドゥードゥルとプランキッズバウワウを墓地から特殊召喚→
プランキッズドゥードゥル②の効果で墓地のプランキッズの大暴走とプランキッズランプを手札に加える

罠を多用する「エルドリッチ」やペンデュラムの展開を行う「エンディミオン 」や「セフィラ」には絶大の制圧力を持っています。「エルドリッチ」側は「黄金卿エルドリッチ」の効果でしか対処できない他、攻撃力が3000あり「プランキッズバウワウ」による耐性もあるため「D-HEROデストロイフェニックスガイ」に突破される心配もありません。「黄金卿エルドリッチ」の効果で突破された場合も墓地からカードを手札に加えることができる為後続の攻め手も確保できます。

「プランキッズバウワウ」の効果についてですが、基本的には相手のドローフェイズ時に相手が優先権なければそのまま効果宣言するのが望ましいです。理由として
・「禁じられた一滴」に対してメイン中で使用すると発動した魔法やモンスターをコストに利用されてしまう恐れがある為
・壊獣がサイドデッキに多く採用されておりメインデッキにも多少の採用がある為
・「三戦の才」の発動タイミングをズラす為

などがあります。しかし、「プランキッズバウワウ」に対しての「墓穴の指名者」が厳しい場合は先に手札誘発を打ってから使用したり「プランキッズハウスバトラー」があまり有効ではない対面では先に「プランキッズウェザー」を展開してから使用した「プランキッズの大暴走」を手札に加え自ターンの攻め手にすることもある為状況によって判断します。

・プランキッズ1枚+勇者ギミックの展開
基本展開に勇者ギミックが加わるだけなためあまり変化はないです。しかし、一部チェーンの組み方が変わったりしますので注意しましょう。

●プランキッズモンスター+アラメシアの儀

アラメシアの儀発動、勇者トークン特殊召喚し運命の旅路を場に置く→
プランキッズランプ通常召喚プランキッズミューリンク召喚→
チェーン1プランキッズランプチェーン2運命の旅路②の効果、プランキッズランプ効果でプランキッズパルス特殊召喚運命の旅路効果で騎竜ドラコバックを手札に加える→
運命の旅路①の効果で流離のグリフォンライダー加え騎竜ドラコバック墓地に送り騎竜ドラコバック効果で勇者トークンに装備、その後流離のグリフォンライダー効果で特殊召喚→
プランキッズパルスとプランキッズミューをリンク素材にプランキッズドゥードゥルリンク召喚チェーン1プランキッズパルス効果チェーン2プランキッズドゥードゥル①の効果→
プランキッズドゥードゥル①効果でプランキッズプランクを手札に加える、プランキッズパルス効果でプランキッズの大暴走を墓地に送りプランキッズドロップ特殊召喚→
プランキッズドゥードゥル②の効果で墓地のプランキッズの大暴走とモンスター1枚を手札へ、プランキッズプランク①の効果でプランキッズトークン特殊召喚→
プランキッズトークンとプランキッズドロップでプランキッズドゥードゥルリンク召喚、プランキッズドロップ効果でプランキッズロック特殊召喚→
プランキッズドゥードゥルとプランキッズロックでプランキッズバウワウリンク召喚、プランキッズロック効果でプランキッズパルス特殊召喚、プランキッズの大暴走セット→
エンドフェイズ時にプランキッズプランク②の効果でプランキッズドゥードゥル2枚とプランキッズロックをデッキに戻して1枚ドロー

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通常の展開と違う点は「プランキッズドゥードゥル」のチェーン順を変えることです。理由としては、「運命の旅路」でケアしている「灰流うらら」「スカルマイスター」を受けてしまう点があります。「スカルマイスター」の採用率は低い点や「運命の旅路」②の効果で「灰流うらら」を受けていることが多いですが覚えておきましょう。逆に通常のプランキッズの展開で「プランキッズドゥードゥル」をチェーン2にしない理由は「幽鬼うさぎ」を受けてしまう恐れがあるからです。細かいチェーン順で被弾するカードが変わりますので覚えておきましょう。


○D-HEROギミックの不採用について
 勇者プランキッズの中でも「D-HEROデストロイフェニックスガイ」を採用している構築と不採用の構築があります。私自身の見解ではどちらにもメリットとデメリットがあると考えております。
○採用するメリット
・「フュージョンデステニー」素引きで妨害が増えたりプランキッズギミックが止まった時の保険にできる
・勇者ギミック+「聖殿の水遣い」を合わせて引いている時に余ったプランキッズと合わせて「プランキッズバウワウ」+「プランキッズの大暴走」+「D-HEROデストロイフェニックスガイ」と構えることができる

○採用するデメリット
・「捕食植物ヴェルデアナコンダ」から「D-HEROデストロイフェニックスガイ」を出したいタイミングがプランキッズギミックが止まってかつ追加でモンスターが1体いる時と他のデッキに比べて必要となり得る場面がない
・「プランキッズハウスバトラー」と「D-HEROデストロイフェニックスガイ」の両方を出すための要求値が高い
例1.プランキッズモンスター+プランキッズモンスターorプランキッズの大暴走+特殊召喚できるモンスター
例2.プランキッズモンスター1体を含むプランキッズカード4枚
・採用する場合今現在の構築からだとプランキッズギミックや「禁じられた一滴」等抜く必要がありデッキが圧迫される

などがあります。私が特に問題視しているのはデッキに不要なカードを入れるリターンよりリスクのが大きい点です。他のD-HERO出張デッキはD-HERO採用に明確な役割があると考えております。
【相剣】であれば「トークンコレクター」の対策、【鉄獣戦線】であれば「アーティファクトロンギヌス」の対策兼リンク2で出せる妨害などがあるのに対しプランキッズでD-HEROを絡める条件は素引きか、手札がプランキッズか勇者に寄っている前提という点がよく思わなかったため不採用にしました。もちろん採用するメリットもありますのでここは使用者の好みでいいと思います。
 次項目からは環境に適応した展開について説明します。

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