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番組制作で学んだこと2(制作編)

番組製作の流れ

グラフィッカー兼ADとして制作会社に入社してADとしてゼロから流れを見せていただきました。

案件により前後はありますが…

企画書作成→出演者決定→ロケハン→美打ち→スタジオ押さえ→技打ち→メイク・衣装発注→ロケスケ作成→ロケマップ作成→弁当発注→収録準備→収録→オフライン編集→CG発注→ナレーター発注→仮ナレーション原稿作り→プレビュー→編集用書き出し→本編集用原稿作り→音効発注→本編集→MA用原稿作り→MA用書き出し→MA→納品

こんな流れかと思います。

番組によってはカット割りする場面があったり本読みがあったりCG打ちがあったり、TV放映しない場合は本編集やMAが無い場合があったり…まぁ作りたい番組とプラットフォーム次第ですね。

「打ち」は打合せ、「ロケハン」はロケーションハンティング、「ロケスケ」はロケスケジュール、「オフライン編集」はディレクターによる仮編集。

特に難しい言葉は無いのでほとんど一発で分かったのですが、新人の頃唯一判らなかった言葉「MA」
言葉は分からなくてもやっていることは最後に音を足したり引いたりして整音する仕上げだったので全く問題なかったのですが当時の先輩が意味を教えてくれました。

「マルチオーディオって意味なんだよ」

…余計意味が分からんわ!
当時そう思った記憶があります。
「複数の音」まぁそれを編集する場所って感じですね。
映像業界は業界用語が良くネタにされていますが、大体現場の言葉が業界用語でその他は割と普通なことが多いです。
現場と呼ばれるところはその現場現場に合わせて言葉が使われるのでどの業界でも業界用語が発達しますね。

これからもこんな感じで徒然と書いていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。


筆者 哉司
2000年から専門学校で3DCGを学び、ゲーム会社でのインターンを経て2002年~映像制作会社で映像製作を学ぶ。2004年に独立し、グラフィッカー、カメラマン、映像ディレクターとして活動。Youtubeで自主映画応援チャンネルを運営するかたわら自身でも「普段映画を観ない層に向けて」自主映画を作っている。映画祭無受賞ながら「GYAO!ストア」「ビデオマーケット」「アマゾンプライムビデオ」にて配信契約し、無名自主映画のマネタイズの道を模索している。※監督作品は「殺し屋ジャスティス」「シオトアニ」「やどかり珈琲モルモット」「発掘!面白自主制作映画祭り!オムニバス映画(分別特区)」「想い出しミレン。」「タマリーマン」「ソラ・クモ・クロ



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