ミストニアの翅望 ジョン/真相√感想
⚠️注意
この感想にはジョン√、真相√ネタバレを含みます。
また全体を通して、作品・キャラへの否定的な意見が多いので、そういったものを見たくない方の閲覧はおやめくださいますようお願いいたします。あくまでわたし個人の意見で、これを他者に押し付ける意図は一切ございません。
以上全てを理解し、許容できる方のみこの先閲覧いただけますと幸いです。
ジョン√
可もなく不可もなく…な感じだったんだけど、やっぱり恋愛過程の曖昧さと、アプローズさんの言動には若干引っ掛かってしまった😭
ジョンがアプローズさんを好きになったのはもう8年前からってことで合ってる?
そうなると昔から好きだった系はライナスくんが既にいるんだから、幼馴染みとして差別化が必要じゃないでしょうか…?😭💦
というかせっかくオベロンの人形という美味しい設定があるんだから、そっちをもっと生かしてほしかったなと思ってしまう。
人形は人形だけど、ちゃんと自我あるしアプローズさんに抱いてる感情もジョン自身のもの、であっさり決着つくとそもそも人形の設定いる……??💦
最後にちょろっとオベロンと対決するためだけの設定ならこんな引っ張る必要なかったのではないだろうか…
道化エンドか迷い路エンドで人形設定生かすのかと思ったら、どっちもアプローズさんがおかしくなる系だったし……ジョン・ドゥという男の秘密や苦しみを攻略対象ラストまで引っ張る必要があったのかちょっと疑問に思ってしまう……💦💦
もう少し尺長めに取って、そもそもジョンには自我なかった(ラストにかけてゆっくり自我が芽生えていく)って方が物語としては面白かったんじゃないかな…
実際ジョンには自我がなくてアプローズさんに優しくしてたのも全部オベロンに指示されたためだった、とかになるとアプローズさんがあそこまで「裏切られた」ってキレるのにも納得いくんだけど、結局ジョンの恋心は本物!自我もある!なら、アプローズさんがそれを見抜けずにあそこまで冷たい態度取るのちょっとう〜〜ん…になってしまうよ
真相であっさり「こんなに傷ついてる姿を見たら信じられる」とか言ってたし それができるなら自ルートでもできるだろ どうなってるんだアプローズさんの判定は…
ルートとしてめちゃくちゃ悪かったというわけではないんだけど、特に萌えるポイントが見つからなかったので、そのへんのちょっとしたう〜ん…が小骨のように引っ掛かってどのエンドでもいまいち盛り上がりきれなかったかなぁ…という感想😭💦
ちょっと話ずれちゃうけど、アスコットさんがしっかり最悪妖精だったのはけっこうよかったです。やってることは全然良くないけど。
途中のあの、ジョンの前でキスさせられるやつってスチル必要でした…?😭💦💦
あれと、迷い路の完全なるNTRスチルが自ルートのスチルで二枚もカウントされてるジョン可哀想すぎませんか……?(泣)
あの流れはアスコットさんの動きとしては納得いくんだけど、あれにスチルまでつけるのは制作側がジョンをそういうものとして楽しんで使ってる感じがして正直あんまり印象は良くない……わたし個人はアスコットさんのことも好きだしNTR展開も好きだけど、さすがにこれはジョン何も悪くないし………展開として避けられないものだったとしても、モノローグだけで済ますことはできなかったんでしょうか……😭😭💦💦💦
とはいえアスコットさんはこの「愛?なにそれ美味しいの?笑」時代の方がキャラとしては魅力的でした❗️迷い路もアスコットさん自体はよかった❗️
恋愛するとなったら自ルートのあの愛を知った姿に最終的には向かってほしいんだけどね……自ルートには過程にモヤりがあったので、それならいっそこっちの最悪な姿の方がいいかな…それもそれで最悪な感想だけど……😂💦💦
あとこれも本筋ではないんだけど、ライナスくんがアプローズさんの正体を知っただけで女王に叛逆しちゃうの、個人的にモヤ…が残りました😭💦
じゃあ自ルートはなんだったの?ちょっと悩んだだけでアプローズさん側についてくれるなら、自ルートの中盤から終盤にかけての流れ全部茶番じゃん……
それに伴って、アスコットさんがあんな簡単に老いへの恐怖より好奇心に傾いちゃうのも、そ、そうなの〜…?💦って感じだった
でもこれはむしろ自ルートじゃなかったら、人間らしさ(死を恐れる)よりも純妖精プーカとしてのあり方(好奇心旺盛で気まぐれ)が勝っちゃうこともあるってことなのかな……それならそれでいいけど、それをまるで良いことのように描かれると…本当にそれでいいのか…まぁ気は許してないしいいのか…?いつか寝首かかれそうで怖いけど
なんか考えれば考えるほどモヤモヤが出てきて良くないのでこのへんでやめときます❗️
ただまあ、ジョン√は正直あんまりハマりきれず終わったな〜…という感じでした😢💦💦
真相√
リリー様とフィリップがなんやかんやしてるのと、ゴネリルの関係はまあたぶん大方の人間が真相やる前から分かってると思うので、そこまで衝撃展開とかはないんじゃないかな…
まぁ色々回収してない伏線をまとめて後味良く綺麗に締めた感じかなぁ〜て感想です。それ以外特に言いたいことがない😂
これはもうミストニアに限らずほぼ全ての真相√に言えることだけど、他の人たちがそれぞれ自ルートかけてゆっくり消化して分かりあっていった問題を、真相で作業みたいにサクサク片付けられるとかなり感想として難しくなる……それでいいのか…なぁ…本当に…😭💦💦
ジョン√感想でも書いた通り、ジョンが傷ついてる様子を見て「いつか言ってくれるつもりだったんだと思う」が言えるなら、ジョン√でもそのスタンスでいてやってくれよ……なんであんなジョンに冷たかったんだよ……
そのへんアプローズさんに一貫性がないように見えてしまうというか、その場その場の感情で動いてる幼い子だなぁ…の印象になってしまうから、シナリオでなんとかしてほしかった😭
まあ真相√ってキャラの一貫性とかアイデンティティ崩れるのあるあるというか、そういうもんだからもう…仕方ないのかなという諦めもあるけども……
ミストニア全体の評価はすごく難しいところなんだよね。攻略キャラたちはけっこうみんな好きだったので。ルーカスさんはキャラとしてもルートとしてもカプとしてもすごく良かったし、アルフレッドさんもエドワードさんもライナスくんもアスコットさんも、キャラとしてはけっこう好きな方だった。
ただ一部のエンディングと主人公がかな〜〜り……合わなかった😭
これはエドワード√でも書いたけど、ミストニア制作陣、「何も非がない男が私への恋心のために傷ついてぐちゃぐちゃになっていく」の大好きだったりする?
数々の道化エンドや迷い路エンド、ジョン√のアスコットさんとのキスイベントなどを見てると、なんかその類の嗜虐的な女の欲望がところどころ見えるというか……それが好きで書いてるのか、受けると思って書いてるのかはわからないけど、ここが一番わたしにとって合わなかったポイントかもしれない😭💦
エンディングとしても好きな類のものじゃないし、それを(時に)嬉々としてやってるアプローズさんという女性にもちょっと嫌悪感が出てしまって………
逆に言うとこれが好きなオタクはミストニアめっちゃ楽しいんじゃないかな…あくまでこれわたしの趣味に合わなかったってだけの話なので……
いや、たださぁ……わたしが特に合わなかったエドワード√の道化エンドや迷い路エンドを筆頭に、アプローズさんが恋愛をやめて復讐に向かう時の「復讐」ってもう家族のための復讐じゃないんだよね
いや、そもそもアプローズさんの復讐って家族のためというよりはそうすることでしか生きられなかった自分のためなんだけど、そういう意味じゃなく、このエンドたちってもう「信じていた男に裏切られた(と感じた)から仕返ししてやる」って意味の復讐にすり変わってない?
ランドルフ家の名誉とか死んだ家族とかは一切関係なく、アプローズという一人の女が、自分の恋心と自尊心を傷つけられたことに怒って、國をめちゃくちゃにしたり、自分への恋心を利用して男の精神をタコ殴りにして気持ちよくなってるだけ……にしか見えない
だからこの作品を「恋愛を取るか復讐を取るか」みたいに紹介するのもちょっと違うと思う。アプローズさんは基本的に常に恋愛を取っていて、その上で攻略キャラとのコミュニケーションに齟齬が出た場合、恋愛の文脈での復讐をしてる、みたいな
そのへんもう~ん…になった一端かな………
ただルーカス√は本当に好きでした❗️
あと過程が早すぎるのとエンディングがう〜ん…になったせいでハマりきれなかっただけで、キャラはみんなよかったです❗️
オベロンとティアもずるい魅力があったしね…なんかこう、もっと違う形で会ってたらよかったのかもしれない…😭💦💦
ごめんな……わたしは…ミストニアに負けた………
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