日記:2023-09-10

 これを書き始めたのは、午前3:37分。ふと思い立って、この感情を残そうとした。

 昨日の20時頃、母親から「話したいことがあるから電話していいか」とLINEがきた。よっぽど大事なことでもないと電話なんてしないから、何かあったんだろうなとは思った。実家で買ってるペットのミニチュアダックスがもう歳なので、そういうことかな、なんて思ったりもしながら電話を取った。

 母親の体内に癌が見つかって、手術をするらしい。

 先に書いておくと、命に関わる可能性はほぼ0に等しいものらしい。というのも、自覚症状があったとかではなく、人間ドックで引っかかったもので、1番最低ランクのステージ1にすら届いてないレベルのめちゃくちゃちっちゃいものだったそうな。だからまあ大丈夫よ、とのこと。そう言われてしまえばまあ無駄に心配することでもないかあとは思ったけど、やっぱり癌と聞いた瞬間の衝撃はちょっとクるものがあったし、気楽に居られるかと言われればそうでも無い。
 そういえば、お盆に帰省していたタイミングで、人間ドックで引っかかって再検査しなきゃ……みたいなこと言ってたな、と思い出した。最近はすっかり忘れてたけど、あのときは正直だいぶ心配してた。家族には言わなかったけど。

 もうそんな所まで来てしまってるんだな、と改めて実感した。両親ともにもう50を過ぎてて、もう歳といえば歳。いつ"そう"なってもおかしくないんだなあと。親孝行しなきゃなあ……。孫の姿は見せてあげたいなって思ってるんですけどね。どうにもね。難しいね。

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