#7 最近思ったこと【インターネット】

現在、新型コロナウイルスが蔓延している日本で、これを機にオンラインワーク、つまり会社に行かず、適当な場所でパソコンやタブレットなどのインターネットに接続できる機械を使い仕事をする、これが普及するのではと言われている。Twitterでは、パソコンやインターネットを一般業務レベルで使いこなせてる日本人は、現状ではほとんどいないと言われている。私は名の知れた大企業に勤めたことはないので、あくまで私の身の回りの状態しか述べられないが、確かにその通りだと思う。

特にハンコ大好きな役所関係の業務の一環にインターネットが入ってくるのは、各職員のスケジュール確認や、関係各所とのメールのやり取りくらいなのではないかと思う。まぁ公務員においては個人情報保護のため敢えてインターネットを使わないで紙媒体を使うことも多々有るので特殊なところだが、いずれはそれもインターネット上でやり取りされるようになるものと考えられる。

話が逸れたがオンラインワークについて、今後どのような形で普及していくかはわからないが、そのことによって今以上に「人」と「人」の間にインターネットなどの「モノ」の存在が大きくなる。

現状でも日本では子どもからお年寄りまでほとんどのスマホやケータイを持っていて、自発的にインターネットに接続して情報を得るなり発信するなりしている。スマホ、ケータイなどを持っていなくとも現代社会では第一次、二次、三次産業全てにおいてインターネットを利用した運営がなされている。特に第三次産業。要するに、今日では一般的な市民がインターネットに関わらないで日常生活を円滑に進めることは無理に近い。

そんな中で前述したオンラインワークの普及について。この事により人間社会におけるインターネットの存在感が更に増し、反対に人対人の接触(噛み砕いた表現にするとコミュニケーション)の機会が少なくなるのではないかと予想される。(←今回はこの話についてメインに書きたかったんだけど、考えている内にわからなくなったからまたいつか(笑))。LINEやTwitter、Facebookなど、広い範囲での交流に強く依存している我々は、どんどん存在感を増すインターネットに今度は何を依存してしまうのだろうか。

私は「道具は使いこなしてナンボ」と言った考えを持っている。誰も包丁で釘を打とうとなんてしないし、リコーダーで紙を切ろうだなんてやる人はいない。包丁は野菜などの食品を切る物。包丁を扱う料理人は上手に素早く綺麗に食品を切って加工できる。釘を打つには金づちを使う。金づちを扱う大工さんは安全に素早く釘を打って構築物を作り上げる。

では道具としてのインターネットはどうだろう。上手に使いこなせているだろうか。道具に使われていないだろうか。

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