就活準備は何をするべき?⑦グループディスカッション対策、進め方?役割分担はすべき?

グループディスカッションでは、課題が与えられて、複数人のチームで議論を行い、課題の解決策を考えます。その場で与えられた課題に対して、その時初めましてのメンバーと、時間内に議論をして答えを導くのは、なかなかハードルが高いですよね。

当日まで詳細が分からないのに、どうやって準備するんだろう?という方!
取り組み方や順序、重要なポイントを事前に抑えておけば、緊張の本番も、冷静に落ち着いて対応することができるでしょう。

グループディスカッションの難しいところ

漠然とした課題に対して
・どうやって進めていいかわからない 
・どのような流れで取り組むのか 
・最終的にどうすればいいのか
・何を話せばいい?
・意見言った方がいい?

とよく分からなかったり、不安になったりしますよね。
また、チームメンバーも知らない人なので、周りの人がやけに優秀そうに見えたりして余計に緊張したりします。

重要なポイント

心構え必ず全員で議論することすなわち、全員がしゃべること
良くしゃべる人となこなかしゃべれない人に分かれがちです。
協調性や集団の中での振る舞いが評価され、協力プレイが行えるかが試されます。
自分がしゃべること周りの意見を聞くことのバランスが大切
自分がしゃべると、積極性や考え方、姿勢などがアピールできますし、周りの意見を聞くと、人の意見を聞く力があることをアピールできます。

聴講力をアピール

聞く力は聴講力と言い、仕事を行う上で重要視される能力です。
なぜなら、周りの人と協力したり、信頼関係を築くのに必要なだけではなく、
話し手から情報を引き出したり、相手の意見から気づきを得たりでき、
それらを自分のアイデアに反映できれば、柔軟性も身につくからです。

ですが、みんな意外と知らない、あるいはできない人が多いのです。
聴講力の有無は他のライバルたちとの差別化を図る上で強力な武器になるでしょう。

チームでしゃべれていない人がいたら、話を振ってあげましょう。
そうすることで、視野が広く、周りが見えている人という印象を与えられ、
また、メンバーを気遣うことができる余裕がある印象を与えることができます。
どうやって話を振ればいいのか
問いを作って答えてもらいましょう。
〇〇さんは〇〇についてどう思いますか?それはなぜですか?
〇〇について知っていることはありますか?
というように質問を投げかけてみましょう。
表情や口調は柔らかく、話しやすい雰囲気を作ることも大切ですね。

時間を管理し、計画的に取り組む

時間の管理時間の管理は非常に大切です。
限られた時間内で答えを出さなければならず結構やることが多くて時間が足りなくなることもしばしば。

最後までたどり着けず、中途半端に終わるのは、悲しいし、もったいないですよね。
時間が足りないと思うと、焦っていい議論ができなくなるリスクもあります。
時間の管理は極めて重要なのです。

・終わり方、まとめ方、ゴールを設定する
・そこから逆算してプロセスを考える
・時間の使い方を計画する、管理する

というような順序で、どの工程にどれくらい時間をかけるのか、
何時の時点でどこまでできているべきかなどを意識して考えると良いでしょう。

役割分担は必要?

必ず決めなければいけないというわけではありませんし、その役割だけを担うのはよくありません。
あくまでも全員で協力して答えを出すというのが第一条件です。

ですが、役割を決めておけば、スムーズにことが進むのも事実です。
先程お話しした、時間の管理を行うタイムキーパーや、書記などを決めておくのはアリだと思います。

リーダーやファシリテーターの役割は、みんなで話していく中で、そのテーマについて知識が豊富だったり、話を進めるのが上手いなという人が分かってきます。
最初からリーダーやります、やってくださいと決めずに、少し様子を見て、適切な人が担うのが良いです。

認識を合わせる 情報を集める

みんなが知っていること、知らないことを共有して、情報を集結させましょう。
テーマの理解みんなはどう思っているか、イメージ、想像を膨らませていきます。
情報が多いほど、検討したりアイデアを出したりしやすくなります。
実際に議論を進める

ここで気を付けたいことは、相手を否定しないことです。
明らかに間違っていた李、言っていることが分からなかったとしても、協力して行うことが大切なので、否定してしまうと評価は下がります。
チームの雰囲気も悪くなり、意見が出にくくなったりするため、気を付けたほうが良いです。

違う場合は、
・それはどんな時に有効ですか?
・○○の場合はどうでしょうか?

など追加の質問をして、相手に遠回しに考えさせるか、
・確かにそうかもしれません、しかし私は○○が大切だと思いますが、どうでしょうか?

などと発言し、議論の流れを変えさせる方法を取るのも良いでしょう。

皆で意見を出し合い、検討して決定した後で、結果のアウトプットを作成します。
完成度は高ければよいですが、アウトプットは何をどうしたいのかが簡潔に明確に分かると、成果がはっきりとわかり、発表などする場合は、聞き手に伝わりやすくなります。

終わりに

グループディスカッションはどのようなテーマが与えられるか、
どんな人と同じチームになるかがら始まるまで分からず、対策が難しく思えます。

しかし、取り組む上での心構えや、重要視するポイントなどをあらかじめ確認しておき、全体の流れや進め方がイメージできれば、リラックスして臨むことができます。

1人ではなく、ライバルとはいえチームメンバーはあなたの仲間です。
みんなドキドキしながらやっているので、仲間意識を持って行うと、
自然に、円滑に取り組むことができるでしょう。

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