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神様からのお試し、キター!

前回の続きです。

前回までは
・引き寄せの法則のトライ&エラー
・言霊の力で災難を最小限に
・調子にのってやらかした逆引き寄せ
・「感謝しています」といって、パワハラ上司から尊敬する上司に
についてお伝えしました。

今回は、産休代替えとして、知り合いから1年間だけの勤務をお願いされ、その職場であった、神様のお試しのお話です(^^)/

また、パワハラかよっ!(ーー;)

なんと、この職場でもパワハラがありました。

もう、行くところ行くところ、こんなんで本当に嫌になります。

ここで、パワハラする人をYさんとします。

Yさんが年齢は若いのですが勤続年数は長く、後から入ってくる人を攻撃して辞めさせるという話をあらかじめ知り合いから聞かされていました。

今まで後から入る人はYさんより若い人ばかりだったので、ある程度年齢が上の人に来てもらいたいという話で私が呼ばれた訳です。

若いと言ってもYさんは35歳で、私は当時42歳でした。

初日は前回の職場同様、特別悪い雰囲気もなく「パワハラ情報は大げさなのでは・・・」と思いました。

が、数日経つと事態は一変し、私へのパワハラが始まりだしたのです。

歳は関係なかったみたいですね・・・。

だんだん、私の動きに干渉してくるようになりました。

干渉はパワハラする人の共通点なんですかね?

仕事が間違っていたり、遅いのなら受け入れられるのですが、状況が変わらないのに、朝と言ってることが違ったり、理不尽な要求、鈍い私でも「これは嫌味なんだろうな」と思える発言が頻繁にありました。

Yさんから見れば「何でこんなこともできないの?」「まったく、使えない!」という心境だったのではないかと思います。

前回の上司と違うところは、Yさんは私を干渉しているときに、完全に自分の手も止まってしまうのです。

なので、仕事の能率が悪く、知り合いも「人の事より、自分の仕事に集中しなよ」と言うのですが、まったく聞く耳がないようでした。

神様のお試し

社長や上司はパワハラがひどいことを知っているのですが、Yさんが精神疾患で休職した過去があって、ここでまた発病されると怖くて何も言えないのだそうです。

そして、私に「怒ってみて」と言うのです。

要するに社員同士のトラブルより、契約期間が1年のパートの私の方が、あとあと引きずることもなく、適役だったのかもしれません。

私は人に対して言葉を荒げたり怒鳴った事なんて一度もないので、とても困りました。

怒るってどうすればいいの?

いつも相談に乗ってくれる、一緒にチームを組んでいる知り合いと打合せをしながら決行しました。

ひとこと、ガツンと言えばいいと。

とりあえず、「いい加減にして!そんなに私が嫌なら明日からもう来ないよ!」と、大きな声で言ってみました。

本当にひとこと(笑)、でもこれが精いっぱいです。

まあ、予想通り辺りはシーンとなりました。

「どうすんの?この重い空気!」

すると、知り合いは親指を立ててくれて、いいねポーズ。

ちょっと、ほっとしたのを覚えています。

その日を境に、干渉や嫌味はなくなりました。

今まで、自分の感情を抑えて、嫌な目に遭っても「仕事ができない自分が悪い」とか「自分がいたらないから」と自分が悪いと思ってきました。

でも、考えてみれば入ったばかりの人間が勤続年数が長いベテランと同じクオリティの仕事ができる訳がありません。

後から、気が付いたのですが、この出来事は神様からのお試しだったのです。

神様からのお試しと言うのは次のステージに上がるときに、一見、不運やトラブルのような顔をしてやってきます。

地獄から天国へ

その後、少し干渉や嫌味があるものの「手、止まってるよ~」「その言い方!」と軽く返せるようになり、お互い笑いあえるようになりました。

あれは、神様のお試しだったんだと確信しました。

同じ状況でも私とYさんの間では、もう笑いのネタなのです。

1年後の契約期間が切れるまで、Yさんとはプライベートの話も出来るようになり、信頼もしてもらえるようになりました。

契約期間が切れるころ、Yさんから「あの時はごめんね」と言ってもらえました。

今では、本当にいい思い出です。

それまでの私は、自分の言いたい事を抑え、理不尽なことでさえも「自分が悪い」と思っていました。

人間の感情で一番低いエネルギーは、実は「自分を責めること」と後から知りました。

その上の段階は「怒る」こと。

怒る事も全体のエネルギーから見たら、ずっと下の方なんですけどね。

この神様の試験は、人の感情で一番低い波動である「自分を責めたり、自分さえ我慢すればいい」と言う思考は間違っていると、気付かせてくれました。

次回は、人間関係が最高に良い職場に行くことになります。しかし、新たな問題が発生し「なぜ自分だけ・・・」という事態に遭遇します。

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