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週報129(2020.12.7〜12.13)

週報の時間です。

昨日12月12日はマラソンの日でした。長い距離を走り続けるマラソンはともすれば苦しみの象徴として語られがちです。実際その通りなのですが、人間適度な苦しみがなければ物事に達成感を得にくいのもまた事実。2020年という長いマラソンもいよいよ終盤です。みなさんにとってこの年はどんな意味を持つ期間になったでしょうか?

…と締め括るにはちょっとはやい時期ですね。私個人の活動については良い年になったと感じています。おかげさまで2種出した新譜のうち、「THE ARCHITECTURES」の方も売り切れになりました。ありがとうございます。なお商品再入荷をするかは現在検討中です。

人生はさながらマラソンのようにハードですが、給水所しかり、今年は休める余裕があれば休んでおいたほうがよい、ということにより深い意味で気付かされた一年となりました。積極的に休むということです。これは怠慢を奨励するものではなく、むしろ休み方を管理(マネジメント)するということです。

例を挙げれば、ある仕事を1週間で仕上げよと言われた時に、月曜日から金曜日に休んで土日で一気に片付けるのではなく、月曜日からもう仕事には手をつけ始めて、金曜日までに終わらせ、土日は不測の事態に備えて予備日として確保しておく…と、こういった働き方があります。

この計画的な働き方は、その人生来の性格によって必然的に実現されるか、あるいは幾度となく計画倒れにより痛い目を見てきた苦悶の積み重ねによってようやく体得されるかのどちらかでしょう。私は(やはり)後者です。会社員としての束縛から解き放たれるということは一見聞こえの良い話ですが、雇い主の手を離れるということは即ち人生の歩み方の一切が当人の責任として問われるということなのですが、フリーとして働く人はこの重みに耐え、むしろ跳ね返して溌剌としなければ勤まりません。

結局、組織に束縛されたくないという人間が同時に勤勉である保証はどこにもないので、私のようなケースは自由を求める心と自らを律して制御する精神力の相克が人生の終焉まで無限に続いていくのだろうなと踏んでいます。対をなす考え方が互いに牽制し合って全体としてはバランスを保っている、こんなに健全なことは他にないんじゃないでしょうか。

○また来週…

あと2週間ほどで年の末を迎え、2021年がやってくるわけですが、今はすこしペースダウンしてゆっくりさせてもらっています。春のM3の日程が決まったら手持ちのデモ音源を本格的に完成へ向けて磨いていこうと思います。

自分で言うのもなんですが、目標日に向けての制作ペース配分が少しうまくなってきました。こういう計画履行のすべは学校では教わらなかったからなあ。いや、学校が教えてくれなかったなんて言っても始まりません。欲しいものは自分で手に入れる。そういう前向きな精神の持ち主の周りには、考えを同じくする同志が集まってくるのかもしれませんね(^^)

また来週お目にかかります。

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