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西島尊大/RAVENWORKS
2018年7月29日 16:45
年に数回お世話になる鮨屋がある。デパートの最上階付近にあり、休日の午後、昼時を外した2時、3時を狙って訪れる。学生時代、一人で牛丼屋に入るのも苦手だったぼくが、板前さんとのタイマンになってしまう時間帯に、あえて店の敷居をまたぐようになったのは、”先生”がいるからだ。2018年春。好物のつぶ貝を食していると、感想を求められた。ぼくは海産物のプロを前にして、必死に、この貝類独特の食感を表す語彙