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【初心者向け】文章力向上へ4つの心がけ【一緒に頑張ろう!】

皆さんは何のために文章を書いていますか?
自己表現、承認欲求、収益化、思考整理いろいろあると思います。

その中には書くことで文章力を鍛えることを目的にしている人も多いのではないでしょうか。

私もその一人です。

ということで、ちょっとビジネス文章の研修受けたので、
そこで学んだ4つの心がけを自分の振返りと実践を兼ねてまとめさせてください!!

なお、今回はあくまで心がけであり、1つ1つ詳細に深堀はできていません。適宜ググっていただけるとよいです。

1.読みたくなる文章

パッとみて読みたくなる文章/スルーされてしまう文章の違いはどこからくる!?それは次の3点です。

 (1)アイキャッチで関心をひく
 (2)文章の硬軟
 (3)読みやすい体裁

(1)アイキャッチで関心をひく

アイキャッチとは、見る人の注意を引き付けること(もの)。具体的にいえば「タイトル」「本文冒頭」で、noteならこれに「サムネイル」が加わる感じです。

当たり前といえば、当たり前。でもその当たり前できてますか?

ではどんなアイキャッチがいいのか

・ 読み手がその内容について具体的なイメージを持てるもの
・ 意外性を打ち出すもの
・ なんで?詳しく!と思わせるもの

この文章も意外性はないですが、気にしたつもりです。がいかがでしょう
か。

(2)文章の硬軟、(3)読みやすい体裁

そのままなので簡単に。

・TPOに合わせて、ですます調・だである調その他を使分けようということ
・ダラダラ書かないで、段落や改行を工夫しようということ


以上、「手にとってもらえる」「パッと見で切られない」ための心がけと理解しました。

2.印象を残す

前節は文章の構成についてのポイントでしたが、本節は前半は内容の精査・吟味がメインです。

全部6点あるのですが、細かく書くと長くなるのでサクッと行きます。

(1)INTEREST

興味を引く。読み手のターゲットを意識して、彼らの興味に沿うことを意識する

⇒ 書きたいことを書きがちですが、読んでもらいたいなら読み手=お客様第一です。

(2)SOMETHING NEW

読み手にとって何か新しいこと提供する。既知の話題でも何か組み合わせたり、違った観点を提供するなどの工夫をする

⇒ これがバリューの中心ですので、無いと時間泥棒になってしまいますね。

(3)FOCUS

書きたいことを全部書かない。ポイントを絞る。

あれこれ書くと、何が言いたいかよくわからなくなります。書きたければ第2弾3弾書けばいい。いま私全部書いてますが(笑)

(4)RHETRIC

レトリックを活用する。レトリックとは「ことばを巧みに用いて美しく効果的に表現すること」

これは内容ではなく文章表現テクニックの話。倒置法とか反語とか韻を踏むとかそういうやつです。 確かに美しい文章は印象に残ります。ただ、これを使いこなすには個別のトレーニングが必要そうです。

(5)ASPIRATION

情熱、想いを表現する

淡々と書くのではなくて、感情に訴えよということ。喜怒哀楽が大事ですね!!!!

(6)NATURE

人となりがわかる文章にする

これも狙って書くのは難しい?書いてたら自然ににじみ出るんじゃないかと思うし、あからさま良い人を装った狙った文章読むと私は投げたくなります(笑)

個人的には(1)〜(3)が重要かと思います。

この文章は情報を淡々と整理する目的もあるので、FOCUSせずに全部書きました。何かをイチから書くのであれば「自分の書きたいこと」かつ「ターゲットが興味を持ちそうなこと」からテーマを1つ選んで、何か斬新な切り口で攻めるのが大事なんだと思います。

3.わかりやすい

続いては読んだ後に「結局どうすればいいの?」にならないための心がけ。

文章は読み手に何かしらの行動を期待するのが普通です。

行動を促すのが目的の宣伝啓蒙活動はもちろんのこと、一見目的のない文章でも何かしらお役に立ってほしいと思ってるし、役に立てれば読み手もリピートしてくれます。

で、大事なのが次の2点です。

(1)FACT

重い/軽いという主観的な量ではなくて、何Kgなのか客観的な量な書きましょうということ。

何を持って重いとなす、軽いとなすのか、人によって異なります。読み手に誤解なきよう共通認識を持ってもらうことが、わかって頂くためには大事なことです。

(2)具体的なイメージ

 "抽象的"な言葉で済まさず具体的に説明しましょうということ。
"具体的"に言うと「ビジョンを描く」とか「付加価値向上」とかわかったようなわからないようなことを書いて終わらせるのではなく、
・ 「1日30分走ろう」とか
・ 「リピート率を10%向上させよう」
というイメージできる目標なり、ガイドラインを示そうということ。

"抽象的"な言葉もそれはそれで意味があるので、書くなということではないと理解しています。"具体的"なことだけ示しても何処に向かってるかわからなくなります。
・ "抽象的"な言葉で大きな方向性を打ち出す
・ "具体的"な言葉で誤解のないようにイメージを共有する
 この両輪が大事である認識です。

4.読みやすい

最後、読んでてストレスにならない文章を書こうというもの。

過去の自分の投稿を読むと、これら全然できてない感じがします。この文章はちゃんと書けるでしょうか。。。

(1)1文1義

同音異義語のセンテンスバージョンです。 "どっちとも取れる文章"はやめましょう。

悪い例:「Aのように大きくないものの質が高いB」
 次の2とおりの解釈ができる
 ・ AとBは大きくない、かつ、AとBは質が高い
 ・ Aは大きいかつ、Bは大きくないかつ、Bは質が高い

 改善例:「Aほど大きくないものの、質が高いB」
 次の解釈に絞られる
 ・ Aは大きいかつ、Bは大きくないかつ、Bは質が高い

(2)同じ単語を繰り返さない

 「3.わかりやすい」で"具体的""抽象的"を連発していますが、ダブルクォートつけて読みやすくしているつもり。そのまま書いたら、結構読みにくいんじゃないかと思いますがいかがでしょうか。

(3)冗長性をなくす

言いたいことに絞って書く、余計な修飾語や情景は書かない。

例題:「AはBだった」を言いたい場合

悪い例:ある晴れた心地よい日に見たAは大きくてきれいでBでした。
改善例:AはBでした。(余談ですが、xxxでした)
(ちょっとわかりにくいですが、削った部分が「余談」である前提です)


この辺は書いてるときには気づきにくいので推敲が必要です。

5.最後に

やっぱり難しいですね。気をつけて書きながらレベルアップしていければいいなと思います。

蛇足ですが、やっぱり国語の問題に採用されるような文章は欠陥文章ですよね。

こんなこと書くと私の 陰湿なNATURE がバレますね(笑)

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