ルールとルールの変更を理解したものが勝利する

ルールというのは、いたるところで存在する。国際政治、組織、受験、などなど。今回はそれを解説したい。

大学受験と就活の違い

大学受験は頭が良くて勉強熱心な人が勝利する。しかし、就活は、学歴や勉強も重要だが、「印象(さわやかさ)」「コミュニケーション」「即戦力スキル」も重要だ。大学受験とは異なるルールであることを理解して、そのルールに順応しないと勝利できない。

就活と出世

就活は個人プレーだ。しかし、出世は集団での振る舞いが評価される。特にJTCにおいては、たとえ上司が老害でも、上司に従順でないと出世はできない。

コンプライアンス

昔は、パワハラやセクハラはやりたい放題だった。失言やブラックジョークも許された。下請け叩きも許された。しかし、今はそうではない。このルールや社会規範の変更を理解しないと、社会的に抹殺されることもある。

銀行

昭和時代は、護送船団方式で守られ、どの銀行も同じだった。企業グループや、人付き合いで取引銀行を決めていた。現在はサービスは自由化されたため、各銀行はサービス向上に努める必要がある。

暗黙のルール

公にされない暗黙のルールも存在する。学閥などだ。静岡銀行は、静岡県のトップ高校を卒業後、慶應経済または商に進学した大学生を最優先で採用する。銀行が極秘に名簿を持ち、向こうから連絡してくる。さらに、入社後は幹部候補である。これは、静岡県のトップ高校卒業は静岡県内の人脈で有利であることと、静岡銀行に慶應の学閥があるからだ。試しに、歴代頭取の学歴を調べてみてほしい。そのため、MARCHや静岡大学から静岡銀行へ入っても、おそらく出世で慶應卒業生には勝てないだろう。これは、一部の人しか知らない暗黙のルールである。

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