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-四元論で遊んでみた-[追記あり]

少し前から、フォロワーさんが、物事を四元論で考えろ、と口を酸っぱくして仰っていたので、色んなことを四元論で考えてみたら、とても愉快なことになってきたので、記事にしてみました。

①まともな人が、自分はまともだ、と考えている
②まともな人が、自分はまともじゃない、と考えている
③まともじゃない人が、自分はまともだ、と考えている
④まともじゃない人が、自分はまともじゃない、と考えている

①普通の人が、自分は普通だ、と考えている
②普通の人が、自分は普通じゃない、と考えている
③普通じゃない人が、自分は普通だ、と考えている
④普通じゃない人が、自分は普通じゃない、と考えている

ここら辺から、少しずつ面白くなってきます。

①自分ではやさしいことをしていると思っていて、ほんとうにやさしいことをしている
②自分ではやさしいことをしていると思っていて、実はからっきしやさしくない
③自分ではやさしくないことをしていると思っていて、ほんとうはやさしいことをしている
④自分ではやさしくないことをしていると思っていて、ほんとにからっきしやさしくない

①自分では最高の作品のつもりで、ほんとうに素晴らしい作品である
②自分では最高の作品のつもりで、実はからっきしお呼びでない駄作である
③自分では駄作だと思っていて、ほんとうは素晴らしい作品である
④自分では駄作だと思っていて、ほんとにからっきしお呼びでない駄作である

実に、面白くなってきました。

①信頼できる人だと思っていて、ほんとうに信頼できる人物である
②信頼できる人だと思っていたけど、まったく信頼に値しない人物であった
③信頼できない人だと思っていたけど、ほんとうは信頼できる人物である
④信頼できない人だと思っていたが、やっぱりまったく信頼に値しない人物である

①自分ではおもしろい話のつもりでいたが、ほんとうにおもしろい話であった
②自分ではおもしろい話のつもりでいたが、実はまったくおもしろくない話であった
③自分ではおもしろくない話のつもりでいたが、ほんとうはおもしろい話であった
④自分ではおもしろくない話のつもりでいたが、やっぱりまったくおもしろくない話であった

①自分では最高に格好いいと思っていたが、ほんとうに最高に格好いい
②自分では最高に格好いいと思っていたが、実は全然からっきし格好よくない
③自分では格好よくないつもりでいたが、ほんとうは最高に格好いい
④自分では格好よくないつもりでいたが、ほんのに全然からっきし格好よくない

いかがでしたでしょうか。

企画「四元論で遊んでみた」でした。

こうしてみると、自分もそうだけど、同じ人間の中にも、そのすべてのケースがあるように思います。

この中のどこを押さえていくか。

最初の二つでは③がブラック思考で、その他は②がブラック思考なので、その辺りを外した、②もしくは③、と④の、押さえどころを押さえつつ、ここぞというときに、①に当てにいく、そういう感じがよいのかな、と。

基本的には、自分自身のことを自信過剰にポジティブに捉えると、ブラック思考に陥りやすくて、それは世間の多くの人たちが陥りやすい思考かな、と思っています。

なので、基本的には、自分のことをネガティブに捉えつつ、ここぞ、というところで、ポジティブに捉えていく、その辺りが、昨今のとまを氏のスタンスというか、スタイルというか。

多分、今回の記事は、ぼく自身がとてもおもしろい記事を書いている、と思っていて、ほんとうにわりかしおもしろい記事なのでは、と思ったりしています。

それでは、また愉快な日に。

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[追記]

最近のわたしの身の周りのことを、追記として、記載しておきます。

この追記も、おもしろいと思います。

①褒められていると思っていて、ほんとうに褒められている
②褒められていると思っていて、ほんとうは貶されている
③貶されていると思っていて、ほんとうは褒められている
④貶されていると思っていて、ほんとうに貶されている

まぁ、「褒める」と「貶す」の概念がそもそもとても短絡的だと思うので、この追記に関しては、一概には言えないですけどね。

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