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東京タワー:僕とおかんと、時々オトン* バビロンタワー:人間と社会と、時々神

古代:人間は理性(知性)的動物である。
中世:人間は知性(神)を称える動物である。
近代:人間は理性的動物を謳歌した存在である。
前世紀:人間は動物進化知った理性である。
現代:人間は動物であることを忘却したい理性である。
未来:動物であることを捨てたポスト・ヒューマン?


原始・古代:自然観察 ↓
古代:神話的説明原理 ↓
中軸時代・理性意識時代:自然哲学 ↓
古代末期・中世:自然神学 ↓
近代:自然科学 ↓
現代:応用技術拡張;検証・実験加速

「最善(認識)=最適解(現象)=当為(意志)」

1)上の人類の情報展開(進化)過程は自然の流れ。
       ペイリー『自然神学』~ダーウィン「進化論」は情報発展過程。
2)共同体社会発生「神概念」は、部族や民族統一、管理のイデオロギー。        内と外を分離し覇権争奪。それを批判する新興宗教(イエス等)。
3)文(聖)書解釈神学の発生で混交・混乱。


「神」概念情報の位置付け
1)共同体発生;社会制御・管理者
2)自然世界観察、原因推理から発生
     トマスの「五つの道」;自然神学→自然科学へ
3)主観・主体意識「私」に現れる絶対他者
        それらの概念の示す存在の証明。

1)は実証
2)は実証と論証
3)は妄想の観照

       暴言でしょうか?


共同体発生神概念
旧約
  遊牧部族が連合し、特定の部族神名に偏らない「ヤーウェ在る者」で部族間契約『十戒』の下、ユダヤ統一民族で「地上の覇権」をペリシテ(パレスチナ)と強力な投石器で争いダビデが「聖戦」だと、民族宗教の正当化。

新約
  民族や国、共産や資本、社会や個人自由という人間社会の主義を捨てよ。天の国は先ず赦しコミュニケーション(言葉)で共同体の平和。野の百合・空の鳥を見よ、明日をわずらうな、生産の根源は天の父(主)が明日を考える。分配はブドウ畑の労働対価でなく、主が1日1デナリオン生活費を与える。

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