同世代のかっこいいところ聴きました。

私が高校か大学くらいからか、ずっと考えていることがある。

「私はどの、何の天才なのか」

人は何かの分野では天才だろう。そう昔から考えるから故の悩みである。

リオネル・メッシはたまたまサッカーの天才でサッカーに会えた。

私は自分の天才な一面に会えていないだけだ、そう考えている馬鹿な人である。

最近、この人たちは天才だな〜と思うことがあった。

お笑いコンビ・霜降り明星

私が彼らを知ったのは優勝したMー1の少し前で、売れる前にせいやが「人志松本のすべらない話」でMVSとった時は全然知らなかった。

時の人となり、金曜のオールナイトニッポン0のパーソナリティをするということで初回から聞いている。霜降りのラジオは常に面白い。オードリーやCreepy Nutsのような爆発的な神回はないが、常に安定して面白い話とコーナーが続く。いつの間にか病みつきになる。コーナーのひとつ「ポケひみ」も最初数回は面白さがわからないかったが、いつの間にか一番待ち望んでいるコーナーになっていた。

そんなラジオに神回は突然訪れた。

せいやの文春報道。真偽不明なアホらしい記事だが、今の世の中、記事一つで人生が終わる。それを記事で見た時、どうなるのか怖くなった。

そして、数日後のオールナイトでの対応が気になった。

深夜3時。ラジオが始まると、朝の5時前くらいに聴き馴染みのある「ポンポンポンポーン」という音楽が始まる。アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」である。霜降り明星のオールナイトニッポン0の怪奇コーナー「ポケひみ」である。せいや(?)と粗品のボケとツッコミで脳が溶けそうである。(このコーナーは説明することが不可能なコーナーだ。まさに百聞は一聴にしかず)

CMが終わっても、また「ポンポンポンポーン」

「ポケひみ」は色々形を変えながら2時間続く。リクエスト曲もアグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」だというから意味がわからない。

だが、笑いが絶えない。

さらに彼らはいつもはラフな格好で、粗品に至ってはセットしていない爆発髪で放送しているが、今日はスーツに黄色のネクタイ。稀な本気のスタイルだった。

彼らは、人生の大きな分岐点になるかもしれないラジオに謝罪コメントやせいや欠席などではなく、彼らなりの「お笑いストロングスタイル」で臨んだ。

この決断ができる肝の座り方はなかなかできない。

彼らこそ次世代のお笑い界の旗手ではないだろうか。

お笑い芸人してもせいや、粗品二人とも、ボケツッコミ共にハイレベルで尊敬以外ない。それにこの肝の座り方。薄っぺらく聞こえるがこの決断ができる、それだけで天才だ。

これからも霜降り明星のオールナイトニッポン0は聴き続けるし、ネタやテレビでも応援し続けようと誓うそんな放送だった。

さあさあ、私は何の天才なんだろうか

私は山里亮太のように天才はあきらめられない。

私の旅は続く。




徒然なるままに、つらつらと、あったこと、感じたこと、考えたことを言語化する練習