坂本龍一さんのAI観

今日は坂本龍一さんの対談記事を読みました。坂本さんがAIについてどう思われてもいるか書かれたものです。

詳しくは記事を読んで欲しいですが、坂本さんはAIは正解が一つしかなく、それ以外が間違いだという考え方だが、エラーを繰り返して進んでいるのが生命だと言っています。

私は確かにエラーの繰り返しで生命は進んでいると思います。ダーウィンの進化論ではエラーが起きたり、何か変異した種が生き残り、それがまた増えていきます。そこでまたエラーなどの変化が起こって、たまたまそのエラーで生き残っていく種が数を増やしていくという繰り返しですよね。

そう考えるとエラーの繰り返しは重要です。ただ、私はAIもエラーを繰り返しているのではないかと思います。例えば、あるプログラムを書いてとChatGPTに頼んでも最初に書いたコードは大体エラーを起こします。そのエラーをまたChatGPTに伝えると修正したコードを提示してくれます。それの繰り返しでプログラムが動くようになる訳ですね。

また、坂本さんは音楽やアート、生命や宇宙というものをAIは本当の意味では理解出来ないのではないかと言っています。ただ、人間も音楽やアートなどは過去の作品の組み合わせでしか理解していないし、AIも同じように学習していますよね。人間が生命を理解しているかというと、現代でも微妙ですよね。

AIも完全には理解できないかもしれないですが、人間もそこまでこれらについて理解していないのではないかなと思いました。

AIによって、音楽やアートが更に進んでいったら楽しい世界になりそうですよね。私はこのAI時代が凄い楽しみです。

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