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観ておいて良かった、と思う映画は?*ましまろの回答20210929

ましまろありがとうございます〜!
また、暇を持て余した人にお付き合い頂いてありがとうございました。(注:暇過ぎるのとそろそろnoteを書きたいからお題お願いします、とついったでましまろ乞食をしたという背景がある)
そしてお待たせしており大変申し訳ございません。

というか最近何度かお話しているフォロワーさんからのましまろは例え無記名でも誰からのものか分かってしまうという謎のスキルを習得してしまい、このましまろもどなたから送られてきたか面が割れている上に、いうてあまり映画をたくさん見てこなかった人生なので、観た時期問わず「観て良かった」という点でまとめてみたいと思います!(一文が長い)

あと…僕まだ若いんで……若いんで……(ハンカチ噛みながら)




ヒューゴの不思議な発明

まず一本目。
ちょっと面白そうだな、と思って見たらめちゃくちゃ良かった。
ジャンルはヒューマンドラマになるのかな。
「歯車」に興奮するタイプの人は是非見てください。
1930年代のパリが舞台なので、ノスタルジックな雰囲気が好きな人にもおすすめかな。

ちゃんとした概要やあらすじなどはWiki先生に聞いて頂くとして、ざっくり説明すると時計台に隠れて暮らす孤児ヒューゴ・カブレの話。(ざっくりしすぎ)

主人公が少年、ということで冒頭から前半の方はとにかく嫌な感じの相手しか出てこない。
んだけど、後半からラストにかけての登場人物の印象の変化がすごい見事だった…。

ヒューゴから見たその人の印象の変化が反映されてるのかな、と思ったんだけど、あまりそういうのに造詣深いわけでもないので「梶谷はそう感じたらしい」くらいで読んで頂けると大変助かる。
ちなみに「おじさん」があまりにも一貫してクズなので逆に必見。
おまえ肝心なところで…!ってなる…。

ストーリーはあまり言及するとネタバレになりそうなので、実際見ていただくとして、ヒューゴ役のエイサ・バターフィールドがとにかくめちゃくちゃ可愛い。
ショタはまぁまぁ好きかな?くらいの僕でもア゙ア゙ア゙可愛い…!!ってなったので相当可愛いんだと思う。
短パン……膝小僧……(顔を覆う絵文字)

冒頭からラストまで可愛さに隙が無いので美少年鑑賞したい方も必見です。
(なお、他のエイサ・バターフィールドが見たい!となった人は「縞模様のパジャマの少年」だけはやめておいた方がいい。しかしどうせ見るならあらすじ確認せずに鑑賞して打ちのめされるべきお話ではある)

ストーリーは安心のハッピーエンドなので、鑑賞後に幸せな気持ちになりたい人には堂々とおすすめ出来る映画です。


移動都市/モータル・エンジン

二本目。
これもトレーラー見て良さげだなと思ったらめっちゃ性癖に刺さったやつ。
ジャンルはSFアクションになるのかな。

最初に断っておくとストーリーはかなり鑑賞者を置いてけぼりにしてるので、何も考えずに雰囲気や演出、世界観を楽しみたい人向け。

というのも、こちらの映画の元はフィリップ・リーヴのSF小説『移動都市』の実写化だそうで。
実写化ではよくあることだけど、映画内で全ての設定が説明しきれてないんだなと…。

しかしそれでも僕は好きだった。
原作履修したいと思うくらいには。
履修したらそのうちまた改めてnote書こうと思う。

映像美としてはもう何も言うことは無い。
冒頭の「街を食う街」と言ったらド迫力の一言に尽きるので、ドキドキしたい方は是非ともご覧になって頂きたい。

主人公のトム・ナッツワーシーがまた僕好みのいい感じのヘタレというか、ちょっと世間知らずな感じが良いのですが、ヒロインのへスター・ショウが強すぎるので、本当はトムがヒロインなのかもしれない。
でも主人公の成長物語が大好きなので、後半の「あのジャケット」を羽織るシーンではギュンギュン来ました。ありがとう。

僕はへスターのような「強い女」が大好きなんですが、もっと射抜かれたのはアナ・ファンです。
アナ・ファンに落ちない人おる?
彼女が出てくるシーンの全てが最高オブ最高なのでちょっとここだけでも見て欲しいなと思う。

何も考えずに雰囲気や演出、世界観を楽しみたい人向け、と先に書いたんだけれど、街の雰囲気だとかデザインが本当にドストライク好みなのでそこもおすすめポイント。
「空中都市エア・ヘイブン」のデザインが一等好きなんだけどこれ分かる人おるかな…ちょっとアジアっぽい雰囲気なの…。
わかる…!ってなった人は梶谷と握手しようね。

ネットの評価がマジでクソ過ぎて本当に笑っちゃうんだけれど、「好き」がいっぱい詰め込まれていて観て良かったな〜!と思う一本です。


Polar 狙われた暗殺者

三本目。
残念なお知らせなんだけど、この映画はネトフリでしか見られないのでご注意。
あとめちゃくちゃ人も死ぬし、ゴリッゴリにえぐいシーンもあるし、犬も死ぬ。

数年間「見てえ〜!」と思い続けて先日やっと見れました。
数年間見たいと思ってた理由というのがまず音楽が大好きなDJ、Deadmau5だったからです。良いぞ、Deadmau5は。
サントラはリリースされた当初から聞いててめちゃくちゃ良かったのでずっと見たいと思っていた。

Wiki先生によるとジャンルはスリラーらしいんだけど、僕的にはヒューマンドラマだなあと鑑賞後に思いました。
ちなみにこちらはヴィクター・サントスの漫画『Polar』が原作。読みたいけど翻訳はされてなさそう。

ざっくり言うと定年を迎える暗殺者の男が命を狙われる話、なんだけど、主人公のダンカン・ヴィズラ(マッツ・ミケルセン)が驚きのエロさ。
ぶっ飛ぶレベルでエロかったので、セクシーなマッツ・ミケルセンが見たいとかおっさんに興奮するという人にはそれだけでおすすめしたいんだけども…。
めっちゃえっちなシーンあるので御家族での視聴はあまりおすすめ出来ない。(そもそも家族で見るような映画ではない)

漫画原作のせいか敵の皆さんが軒並みこう、クセ強で好きです。
主人公のダンカンよりよっぽど陽気でハイテンションなんだけど、やる事はえげつない。
中立的立場のヴィヴィアンがすごく「暗殺者」という感じで推せる。
実際ヴィヴィアン自身は暗殺者では無いんだけど、シーン変わる度にファッションというかビジュアルがガラリと変わるのすごい素敵。
あと「述べよ」が癖になる……かっこいい……。

ダンカンより敵側、中立側がハイテンションなおかげで映像の派手さは常にあるんだけど、ストーリーは始終平坦なんだよね。
平坦なんだけどラストへの持っていき方が私的には最高だった。
多分初見だと途中「何のことだ?」となるんだと思うんだけど、ラストで点と点が線になった時に胸が苦しくなる。
まぁベタといえばベタな展開ではあるんだけど、ベタゆえの良さがあるというか。
ベタ展開大好きな人間なので僕は好きだけど、映画のストーリーに意表を突く展開を求める人にはちょっと退屈かも?
どちらにせよグロ耐性が無いことには見られないと思うのでそこだけ要注意。


とりあえず今回は回答として三本。

他にもおすすめできる映画はあるので他にも見たらそのうち記事にしようかなと思います。