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筆も気分も乗らない時はどうしてる?*ましまろの回答20210803


はい、こんばんは!
マシュマロありがとうございます。
お返事お待たせしておりすみません。

「筆も気分も乗らない時どうしているか?」ということで質問頂きました。

プロットが進まなくなった場合はどうしている?*ましまろの回答20200829」でさせて頂いた回答もましまろ主さんのヒントになるのかなぁと思ったのですが、ただこれだと多分求められている回答とは違うんでは無いかな、と思ったのと、私もよくあることなので改めて別観点で2パターン、まとめさせて頂きました。

私はこういう風にしているよ、という回答なので、軽い気持ちで読んで頂いて、何かのヒントになれば幸いです。





【Q1】
筆も気分も乗らない時どうしてる?


【A1】
筆も気分も乗らない「原因」を特定する。


まずパターン1。
私なら違うことをする以外だったら、原因特定をはじめます。

じゃあどうやってその「原因」を特定するか。

私がよくやるのは、今の自分が考えていることを分解する、というものです。
創作時に限らずメンタルの調整の為にもよくやります。情緒不安定。

例えば「気分が乗らない」という時。

気分が乗らないのは何故か?という理由だと思うものを創作関連に限らず、なんでもいいのでいくつかピックアップする。

なんでもいいという括りだと割としょうもない内容のものも出てくるけどまずはそれでいいです。
「暑くてダルい」とか「腰が痛い」とか。

一定数そういうのが出てきたら、今度はその出てきた理由の理由を考えて出していく。
先に書いたやつで言うと「暑くてダルい理由」とか「腰が痛い理由」を考える。

▼暑くてダルい
 └冷房がついてない
 └つけた冷房の温度設定が高い
 └冷房に当たり過ぎて倦怠感

▼腰が痛い
 └姿勢が悪い
 └使っている椅子が合っていない
 └重いものを持った

例なのでざっくりと適当にあげていきましたが、こんな感じ。
当然これ以上沢山上げても大丈夫ですし、可能ならもっとピックアップしていった方が原因特定の精度は上がっていきます。
意外と考えちゃう作業でもあるのでもしやってみるならざっくりと上げてく方が良いかも。

さて、この時点でパッとワンアクションで解決するものがあります。
「冷房がついてない」なら冷房つければいいし、「つけた冷房の温度設定が高い」のであれば下げればいい。
パッと解決出来るものは上がった時点で解決させて潰していく。

そうやって潰していくと、どうしてもすぐには解決出来ない問題があると思います。

上げたものの中でいえば「使っている椅子が合っていない」とか「重いものを持った」とかね。
例は外的要因ですが、気持ち面で理由を上げるとそういうのが多いと思います。

椅子はすぐに買い換えることは出来ないかもしれないし、重いものは仕事をする上で持つことを避けられないかもしれない。

ではそういうのはどうするかというと、可能な範囲で代替案を考える。
「合わない椅子には座らない」「重いものを運ぶ時は台車を使う」…とかね。

妥協案、と言ってもいいかもしれないですね。
当然ここで考えたものに納得出来ないというのであれば、無理にそれを選ぶ必要はないです。

無理をしたところでしんどいものが増えるだけになってしまうので。


で、ここまでお読み頂いてお気づきかと思いますが、この方法は小さなものは解決することがありますが、完全に問題を解決することにはなりません。

じゃあどうしてこういうことをするかというと「問題点を明確化」する為です。

意外とね、「自分のこと」って分からないんですよ、人間って。

問題にぶち当たって動けなくなってしまう。
その時にそうなってしまう理由が分からないのが私は一番不安です。

でも「こういう理由があるから書けない」って分かっていると、意外と書けなくても平気だったりする。
そういう時期なんだな、と思えるからかなぁと思っています。





さて、ここからは蛇足です。

頂いたメッセージですが、これを読ませて頂く限り、ましまろ主さんには「筆も気分も乗らない原因がある」と、私は思いました。

想像と推測だけで書くので、不要な場合はこちらは飛ばして頂いて大丈夫です。


ましまろ主さんのメッセージから読み取れる、書けなくなってしまった原因は「プロットがある長編は今年中に書いてしまいたい、と考えている」と、ご自身で書かれていたこの一文こそ、書けない原因なのではないかな、と。

違っていたらすみません。
かなり想像で言っています。


蛇足もいいところですが話を続けます。

私的にはそういった制限を設けるのは締め切りのある原稿のみにしておくべきだと思っています。

書かなきゃいけない、というプレッシャーって意外ととても強いストレスになります。そういう意識があろうとなかろうと。

強いストレスがかかると創作に必要な柔軟な思考が圧迫されるのか、余計に書けなくなってしまった、という経験が私には実際にあります。

私は馬鹿みたいに真面目に創作やるタイプですが、「創作は趣味だ」ということも認識しているタイプです。

趣味で好きに書いているからこそ人にアレコレ言われるのを好まないんですが、まぁそれは関係無いので置いといて。
そういうスタンスでやっているからこそ、期限などで強制するべきでは無いと思っています。

ましまろ主さんは多分、普段からすごく真面目でキッチリした方なんじゃないかな、と思います。

長編のプロットをしっかり書いて、ここまでに書きたいと明確な目標を設定している。すごく偉いと思います。

でも、何か今年中に書いてしまいたい理由があるのかもしれませんが、多少その目標を緩めてあげた方が少し良い方へと動くのではないかな、とそんなことを思いましたのでこの蛇足です。

実際にどうしても今年中に書かないと来年は書けなくなってしまう!という場合もあるかと思うのでパターン2も回答させてもらいます。


【Q2】
筆も気分も乗らない時どうしてる?


【A2】
書かねばならない環境を作る。



懺悔すると、この方法は「筆も気分も乗らない時」というよりは普段からやっていることです。

では具体的に何をやっているか。

私は書かねばならない環境を「自宅の外」へ作っています。
仕事終わりに喫茶店に滑り込んで文字書きしています。
コーヒー一杯にお金を支払って。

お察しかと思いますが、私はかなりズボラです。
毎年夏休みの宿題を夏休みの最終日にやっていたタイプです。

そんな奴が毎日仕事が終わって帰ってから文を書けるかというとそんな訳がございません。
書くのは好きだけど続けることが苦手なんですね。
だから文字書き自体を続けていることが奇跡みたいなものなんですけども。

それはさておき、仕事終わりに喫茶店に行くと、どんなに遅くても22時〜23時、早い所では21時くらいで営業時間が終了します。

なので仕事終わりの19時くらいから作業なのでどんなに長くとも三時間くらいの限られた時間しかありません。しかもコーヒー一杯分のお金を支払っている。消費税高くなったのに。

その「時限付き」の時間で筆ノリ悪くても何かしら書きます。
意外と書き始めたら筆がノッて来ることもあるし、まぁ書けないことも当然ありますが、毎日数字でも書いている、というのは全く書けない状況から考えれば十分なくらいの成果です。

例えば毎日1000字×平日五日間書けば5000字書けます。
翌週も同じことをやれば10000字ですよ。

まぁ、要は小さな追い込み(コーヒー代、と僕の場合は煙草代)と、作業の習慣付け、だと思っています。
ここにきたら書く!っていう刷り込みみたいな。





私なりの回答は以上です。
多分に蛇足混じりのお返事になってしまいましたが、何か解決のヒントになりましたら嬉しいです。

今きっと、ましまろ主さんはなかなか思うように書けなくてとてもしんどいかと思いますが、どうか楽しく、自由に、自分のペースで、たくさん創作出来ますように…!



仕切り直しでも良ければ「違う!こうだよ!!」ってまた助走つけてましまろ叩きつけに来て欲しいのでその際は是非よろしくお願いします。