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Webイベントに参加してみた、という話

更新久しぶり。

先日11/6に自ジャンルのWebイベントが開催されて初サークル参加したので、記憶が薄れないうちに色々思ったこと考えたことを感想ログとして残しておこうと思う。

大して面白くないので暇な人は良かったら付き合ってくれ。



僕は今まで一般ではWebイベに遊びに行ったことはあったけど、どうも「Webイベント」というものにあまり魅力を感じていなかった。

それでも今回参加する事にしたのは、何か書かないと文字書きの僕が死ぬ…!!と危機感を覚えたから。
あと他に上げるとしたら最近仕事がクソ過ぎるので無理矢理にでも何かオタクしたかった、というのもある。

動機がしょうもなさ過ぎる。

動機はともかく、結果的にそんな動機の僕でも楽しかったな〜、と思うので食わず嫌いは良くないなと反省している。すまなかった。



無駄に完璧主義なので「どうせ参加するなら性癖ボッコボコにするような話が書きたい……」「絶対に沼に引き摺り込む……」と展示用の新しい話を書くことにした。物騒。

今現在隙間産業なCPで生きてるので余計にそう思ったのかもしれない。供給が少な過ぎる。

とはいえ、前述の通りぼっちで意気込んでみたものの、仕事がとにかく忙しかった。
残業はないものの規定の業務時間に有り得ないスケジューリングでヤベー案件が舞い込む舞い込む。

そんな状況だったので展示用の原稿は仕事終わりの限られた時間でやるしか無かった。
相変わらず外で原稿するオタクなので、とにかく自由な時間を全て使うしか無かった。

結果的に命をベットして馬鹿みたいな生活スタイルで書いた。遊びに命をかけるタイプ。
良い子は真似しないように。

本文を始めたのが10/12くらいで、書き終わったのが10/27だったので2週間の間にトータル約64時間くらいで約8万字書いた。
書く速度的には人生最速を記録。
文字数の割には誤字も少なかった。
(一掃出来なかったことにより色々始まっちゃったんだけど、それはまた改めて)

本文を始めた頃に立てた完了目標は概ね達成はした。
というか、当初から早めに終わらせてイベント開催までにしたい事があった。

したかった、というのが展示用ページの構築。

何度か一般参加で見ていると大体文字書きさんの展示は支部だとかPrivatter、SSメーカーの画像展示が多かった。

普段利用しているピクブラとかPrivatterを利用してもいいかな、と僕も考えたのだけども、私的にすごく嫌だな、と思ったのが「広告」の存在。

サッと書いてログとしてPrivatterやピクブラにアップする分にはサービスの運営上そういった収入がないと成り立たないというのを知っているので、普段は仕方ねえなあ、くらいでスルーなんだけども、折角書いたものを「イベントで展示」するならば広告のような没入感クラッシャーにはご退場頂きたかった。

僕は「文字の見せ方も魅力のひとつ」として考えていて、前に紙で頒布したものなんかが顕著だけど、結構読みやすさの他に掲載箇所によってレイアウトを変えたり、なんてことをよくしていた。

普段から「他と違うことをやりたい」ってそんな動機で色々やってたりもするので、今回もそういう感じに落ち着いたワケだ。

で、色々悩んで、作品自体はGoogleドライブにダウンロード&編集禁止設定でpdfファイルでアップして、そのリンクをwordpressさんで作成した展示用ページへリンクを繋げる、という感じにした。

結果的に閲覧しやすかったかどうかは分からないけど、他にはない、という感じには出来た。

今思うとお品書きとかでも何も言わなかったので、遊びに来てくれた方の中でpdfが開いてビビった人も多かったんじゃないかと思うんだけど…不親切…。

文字サイズとか余白はちょっとふぉろわさんにご意見聞いたりして大きめに設定してみたり、ドライブが上下スクロールになるから横書きのレイアウトにしてみたりとかしたけど、中には縦書きがいいという意見もあったので、全部の意見を拾うのは難しいなぁ、なんて思った。

まぁ、事前に展示する時のページについてご意見募ってみた時も特に要望等はなかったので読めればいい人が多いのかな、なんて思っている。

あとエアアンソロの主催をした時にも遊んで作ってみたりしていた展示作品の紹介動画を今回も作ってみた。
イベント前の1週間前にお品書きより先に公開するとかいう暴挙。
これは読まれる率低いから1週間前でちょうど良かったかなぁなんて思っている。

動画を出した後にあまりにも長文になってしまったのでサンプルを出そうかな、なんてことも考えていたんだけど、どう考えても冒頭からネタバレの嵐だったので出せないな…という判断をした。

そもそも書き終わったあとの準備期間で引きこもり垢で言ってたのがこれよ↓

やだ…物騒……。

つっても、折角書いた作品の読むきっかけは作りたいなぁと思ったので、代わりに本文中からメインの2人の台詞を抜き出したポスター的なのを作成してみた。

これ↓

この台詞を抜き出す形式は数年前に頒布した本のポスターでもやったことなんだけど、結構これが楽しくてローコストで作成出来る。

ただ今回失敗だったのはCanvaで作成しちゃったこと。
スマホ上で作業するから台詞が増えれば増える程編集しづらいし、テキストボックスが増えるほどCanvaがクラッシュするので何度途中保存してアプリ再起動したことか……。
あと何故か保存かけると急に入力した文字の改行し始めたりするという…。(実は公開したやつの方はひとつ、改行事故が発生している)

黙ってフォトショで作成しておけば良かったなぁと思っているので次に何かする機会があればそうしようと思う。

準備でバタバタしてしまったけども、公開はwordpressで作成したページのパスワード設定を解除して全公開にするだけだったので滞りなく、って感じでした。(寝坊しなかったのでえらい)


で、それだけやってしまうとWebイベってやることがない。
スペースに常駐している必要もないのであんまりイベント感がないんだよなあ、という感じ。

仲良い人ともくりとかやりながらだともう少し雰囲気出るのかなーと思ったけど、開幕直後は大体みんな戦に出ているので邪魔になるかなー、と思ってあまり声をかけられなかった。
Webイベにあまり興味がなかったのはここかなあなんて思っている。

スペースに常駐している必要がない、と書いたけど、ちょっと興味があって離席中と見せかけて来て下さる方をそっと見ているだけの謎の時間が実はある。

弊スペースで結構長いこと立ち止まって下さっている方もいらっしゃったので、新作を読んで下さっていたのかな。
僕の書いたものを愛してくれる人が、ひとりでも多く楽しんでくれていたら嬉しいと思う。


会場は自分のスペ周辺と、あと好んで見るCPのあたりをウロウロしていたんだけど、いくつか気になる点があるとしたら成人指定作品の制限のかけ方が甘いなー、といった点。

制限のかけ方は各サークルの問題だから運営の問題では無いけど、そのうち何か問題発生してもおかしくないなあ、とは思った。

来年3月にWebオンリーイベントに参加する予定だけど、現時点の様子を見ていると、Web上では成人指定作品の公開は難しいな、とも思う。
一回悪質なのに遭遇するとダメね。
まぁ全年齢でも全力で殴るんだけど。

あと今回もうひとつ考えたのが、なんというかWebイベントは特別感が少ないなぁという印象だと思った。

気軽に参加出来るというのがやっぱり大きいのかな。

割と展示作品でもイベント終了後に公開します〜って方が多いから、その時その場でしか体験出来ない、みたいなのはあんまりない。

ただ物理的にリアルイベントの会場に行くのが難しい、という人も多いから一概には悪いとは言えないので、単純に盛り上げ方だとか展示物や頒布物の公開の仕方の問題なのかなとも思う。

そういう理由もあって、僕はイベント終了後に展示用に書いたものを公開してない。(次は3月のWebイベで公開させてもらうと思う)

つっても、単純にイベント後に気軽に公開しちゃったらあんなに長いのを限られたイベント時間内に時間割いてくれた人達に対してすんごい申し訳ないなと思って。

アレを読む為に他のものを諦めた人がいたかどうかは分からないけど。


あと何があったかといえば、読書中に読んでる最中をもくりで実況してくれたことかなぁ…。
あれはなかなか出来ない経験だった…。

シンプルに拙作を楽しんでくれているのが伝わって来たので本当に嬉しかったんだけど、まずこれをするに至った発言が以下↓

募集の仕方がおかしい。

結局フリスペをゲスト招待状態で開かせて貰ったら最初にいいよって言ってくれた仲良しのフォロワー以外にも何人か集まってくれたので、謎に「梶谷へ新鮮な悲鳴を聞かせる会」みたいになった。

いや…その節は本当にありがとうございました……。

すんごい質の良い悲鳴を音声でもチャットでもたくさん聞かせて頂いたので張り切って3月用の新作も書こうと思います。

喜んでくれる人がいると分かっていると張り切る単純な人間です。



ところで話は大きく変わるのだが、このnoteを前々から読んでくださっている人は「長ければいいってもんじゃない、という話」を覚えておいでだろうか。

未読の方はリンクから飛んで読んで頂くとして、僕はこの記事で「自分を越える為の一つなのか」とそういう話をしたんだけども。

今回展示用の話を書いてイベントでの公開が終わった後になんの前触れもなく「あ、越えた」というそんな感覚があったことを一緒に書き残しておこうと思う。

越えたのは自分のなんだったのかな。

そこはもう少し、自分の中で考えてみようと思う。



今日はここまで。