当たり前を変えていく

こんにちは!もう2月末、学生生活もあと残り1ヶ月。今回は、4月からスタートする社会人生活に向けての抱負を書いていきます。仕事面での抱負、というよりも「忘れたくない心」という意味合いが強くなってしまいましたが、読んでいただけると嬉しいです。

過去の私と現在の私

最近私の「当たり前」がどんどん変わっているな、と実感している。例えば、寿司打を始める前、ブラインドタッチは「難しいこと」だった。だけど今は当たり前になりつつある。このように私の中の「当たり前」は、大学4年間で大きく変化したと思う。

海外に対する認識の変化

特に、海外に滞在することへの違和感が減った。

高校生1年生の時、1週間アメリカのシアトルに滞在した事がある。私は毎日、日記を書いており、カルチャーショックや、新しい発見、驚いたこと、など様々なことを書き留めていた。その頃はたくさん書くことがあった。どれも今振り返ってみると、今の私にとっては当たり前なことばかりだ。

なぜ変化したのだろうか?私の通っている大学は世界中から多くの留学生が集まっており、彼ら彼女らと交流することも多い。

また、私自身、マラウイへ渡航したり、台湾とドイツに半年間留学に行ったり、それ以外でも海外に行くことが多かった。これらの経験を通して、異文化に対する新鮮さは少なくなっていったと思う。つまり、現地の人の当たり前が私にとっての当たり前にもなったということである。こうして振り返ると、私にとって「はじめて」なことばかりだったのに、いつのまにかそれらに対する違和感、目新しさはなくなり、私の中の一部へと浸透していったことに気づく。

この体験は全て私が求めていたことだと思う。「新しい世界」に自分を連れて行って、どんな環境でも適応できるようになりたい、違いを楽しめる人になりたい。これは中高生の頃から変わっていない。この軸で就職活動も行った。

当たり前になると忘れてしまう心

しかし、当たり前が増えたことによるデメリットもある。それは、自分の見ている世界が、何かを評価する際のスタンダードになってしまっていることだ。わかりやすくいえば、シアトルを訪問した高校一年生の時の私の方が、様々なものに対する受け入れ体制があった。当時の私の感性の方がフレキシブルだったかもしれない。経験したいことは経験してきたし、そのおかげて得たことはたくさんある。経験を重ねることで、選択肢は増えるし、想像力も増えると思っていた。もちろんこの様な側面は多いにあるが、自分のものさしのみで色々とジャッジしてしまうことも増えた気がする。良くいえばYES、NOの区別が早くなった。

私が目指す人物像

私が目指しているのは、様々な経験を積んだ結果、想像力をもって、相手に共感し、他人を思いやることができる人だ。

そのためには自分がいかに未熟か、自覚する事が必要だと思う。トライアンドエラーを繰り返すことで、未熟な自分と向き合い、改善していけるのではないかと思う。おそらく、4月になれば私が望まなくてもトライアンドエラーの連続だと思う。

もちろん、不安なことは多い。働くことに対して不安に思っている人は多いと思う。以下は、政府が行った調査で、「働くことに関する不安」の種類と、パーセンテージを表したものである。

私は、これの不安は自分が「成長した」と感じる場面が多ければ、消えていくのではないかと思っている。

未熟だからこそ、周囲の同期や上司から学べることを学びたい。そして、自分だけが誰かから何かを得るのではなく、私が周囲の人の力になれるよう、努力を惜しまず、諦めずに様々な問題を突破していきたい。

理想の自分を実現させるために

トライアンドエラーを繰り返せば、今の私にとって当たり前でないことも、当たり前になるだろう。そして、上記で理想の自分にも近づけると思う。

具体的に何をするか?

1 . 数字にこだわる

私はこれまであまり結果にこだわったことがない。しかし、何かの目標達成に向かって取り組むことで、「できない」→「できる」に変わって、自分の成長とともに、会社に貢献することができる。だから、私は「数字にこだわる」という事をしてみようと思う。

2. できない自分を受け入れない

次に、「できるまで量をこなす」ということである。できない自分を受け入れない、というのは、「今の私には無理なこと、できないこと」と諦めるのではなく、「絶対にできる」と信じて、諦めずに最後まで粘る、ということである。「他の人にできて、私にできないはずがない!」というマインドで様々なことにチャレンジしたい。

そして上記の2つが困難で、ヘルプが必要な時は、「周りの人に頼る」ということも大切だと思う。

4月から、新しい自分に出会えることを楽しみに、与えられた環境に感謝し、毎日全力で自分と周囲の人と、向き合っていきたいと思う。




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