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誰もが変れる場所を生み出すために今できること

今回はプロジェクト終了後に参加者である熊本大学工学部1年(GLC)の朝廣大己さんにインタビューを行いました。前回の記事を読みたい方はこちらのリンクから飛んでください。インタビューは運営の寺原が行いました。

自分のやりたいこと(発表スライドを引用)

(寺原)今回、活動期間が2月12日から3月12日という中で3月7日にやりたいことが「誰もが変れる場所をより身近に作り、増やす」ということに決まりましたが、この考えに至った理由は何ですか。

(朝廣)自分は前から教育関係をやりたいと思っていて、そもそも教育とは何かと立ち止まって考えたときに誰もが変れる場所というものが思いつきました。しかし実際、生活の中で誰もが変れる場所というものが身近にないし、そういうのってどこだろうって考えたときに学校というものが必要になると自分の中で決まりました。そこから誰もが変れる場所をより身近に増やすという目標に至りました。また、誰もがというところで障害教育ってとことに関わってくると思います。

(寺原)なるほど、、。それは落合さんといろいろ話していく中で「なんでその教育系に興味があるの」という話になり、そこから深掘りしていく中で誰もが変れる場所をより身近に作り、増やすという考えが生まれ、教育環境をよくするというところに考えが至ったということですか。

(朝廣)メンターの落合さんと話す機会はあまりなかったのですが、自分自身いろいろやりたいことは他にもあった中で落合さんと話すことでこれに絞ることができたという感じだね。

プロジェクト後の目標(発表スライドの引用)

(寺原)今後の目標としてN校にインターンしたいということなのですが、具体的に何をするためにインターンに行こうと思っていて、実際にどのような事を学びたいと思っているかを教えてください。

(朝廣)自分は結構仕組みについて知りたい側で、スライド中にもコーチングというのを書いていたと思うんですけど、コーチングシステム、一人の教師が十人もいかない生徒を教えるという仕組みでそれぞれにあったスタイルで教えていけるってとこがどういう風になりたっているのか、後そのコーチングとは別に担任の先生がいるのか、何人の先生で一クラスをまとめているのか、親御さんと学校との繋がりとはどのようになっているかなどを知りたいと思いました。つまり教育っていう仕組みを知りたいなと思っています。こちらが何かを教えるって訳ではないです。

(寺原)その教育という仕組みを知って、一番の目標である教育体制の改革というところに繋げたいという事ですか。

(朝廣)今、幸福というものに対してめっちゃ調べていて、今幸福とは何かが分からなくなってきていると思います。それを教育でどのように教えるのだろうってところにもの凄く興味があって、そういう自己肯定感とか幸福をN校でどのように教えているのかを知りたいという思いがあります。

(寺原)ありがとうございます。今回Thirdworks Projectに参加していろんな学生と関わったと思うんですけど、県外の学生と関わる事で学べたこと、感じた事ってありますか。

(朝廣)一番の印象は変人が多いというところです。いろんな人がいて、こんなやつもいるんだってドン引きする人やこの人とは合うと感じる人もいました。そういうことを知れただけでもうれしいと思います。

(寺原)最後に今回のプロジェクトで学んだ事はありますか。

(朝廣)この前石飛さんからリコメンもらったんだけど、なんで俺が教師にフォーカスしているのかって話で、今までの教育って教師が子供を教えるって形ができあがっているんだけど、教師が完璧っていうスタンスを取らなければ、和やかな雰囲気で誰もが認め合える学校ができるんじゃないのかなと思います。教師は何で統率を取りたがるかというと、コントロールしたい、けど今の世の中で学生はいろんな考え方を持っていて、全員バラバラ、だから校則を厳しくして、例えば靴はこれっていうような、見える形で縛るようになってきたのが今の学校教育の流れとしてあると思います。であれば、それをすべて許せるような教育、教師が必要だと僕は思って、教師にフォーカスした形を今回取りました。だから改革というところも11ページ、12ページに書いてあるように、教師のスタンスの改革系にしていると思います。

(寺原)ありがとうございました。インタビューは以上になります。


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