電子タバコは体にいいかもしれないが心には悪い【アウトプットという名の排泄①】

そうだ、ゲーム制作以外のアウトプットをしよう。

僕はヤニカスである。
半年ほど前、紙タバコから電子タバコに乗り換えた。
理由は、「電子タバコならOK」という環境が多いからだ。
居酒屋、喫茶店、パチンコ屋、そして僕の契約している賃貸などなど、電子なら吸って良いよ、という場所が多くある。

電子タバコ自体にはほぼほぼ文句はない、味も好みのものがあるし、吸い心地もほぼ紙のものと変わらないと思っている。
ただ充電を忘れていて吸えないことが稀に起こるくらいだ。

しかし、先日ふと電子タバコのデメリットに気付かされた。
それは、「電子ならいろんな環境で吸えてしまう」ということだ。

振り返れば、僕は人生の所々で紙タバコを吸いに行く時間というものに救われていたのだ。

盛り上がりすぎた飲み会で1人になり夜風に当たり一息つく時間、大人数の飲み会で他の愛煙家の方と数刻喫煙所へ抜け出して込み入った話をする時間。

喫煙所トークがなければTAKUMI³のあの曲は入っていないかもしれない、そんな事まである。

そして、これが一番重大なのだが、作業が行き詰った際に、ベランダに出て紙タバコに火をつける時間。

昔はどうしても治らないバグに出くわしたり、なぜが全然作業に身が入らないとき、タバコを吸いにベランダに向かっていた。
これが良い気分転換になっており、机にもどったらふと課題が解決してしまったりしたのである。

それが部屋でも吸える電子に切り替えてみた今はどうだ、難解なバグに頭を抱えながら左手でスパスパ、ひたすら同じ解決法を試しては解決せずにまたスパスパ。全然作業が身に入らなくてもモニターとにらめっこしながらスパスパ。

何をやっているんだ僕は。

今思えば、紙タバコを吸っている時間は、僕の中では「正当な理由で目の前の出来事から一瞬目をそらすための手段」であったのだ。
嫌煙家からすれば何が正当な理由なのかわからないだろうが、ニコチン中毒患者からすればニコチンを摂取することは正当なのである。

それが作業しながら吸えるようになってしまった今、他の事で気分転換しようにも、タスクを放置してこんなことをして良いのだろうかと自責の念に駆られてしまうのである。
(なお、何故タバコを吸いに行くことは自責の念に駆られないかは不明)

奇しくも、どこでも吸える事に憧れて乗り換えたのだが、どこでも吸える事があまりにも不都合なのだった。
こんな悲しいことがあるのか、人生。

飲み会については紙タバコを別で持って行くことで解決した、しかし家での作業については、どうしても吸いながら作業が出来る状態を知ってしまった以上、紙タバコを吸いに行く時間もサボってると感じてしまうようになり、もう後戻りできなくなってしまっている。

と、いうわけで新たな「正当な理由で目の前の出来事から一瞬目をそらすための手段」を模索しており、その一環としてアウトプット記事を書いてみることにした。

文字数制限もなければ、書きたいことを常識の範囲内で好きなだけ雑に書いていけばいいので、良い感じのリフレッシュになってくれると嬉しいなと思い書き始め、実際今かなりいいリフレッシュになっている。

3日坊主で終わる気もするが、今後も少しづつ、ちょっと作業が詰まったときには、ここで日常で思ったことを書いていこうかなと思う。


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