『birthday』

『birthday』

愛という言葉が生まれた日、君はそこにいた

死という言葉が生まれた日、君はそこにいた

生きるという事は、死と背中合わせだ

そんな事誰だって知っている

今日今この瞬間を、誰かの為に生きれたなら、少なくとも生きる事に意味はあるだろう

君の残した足跡は、誰かの記憶に残っていくだろう

悲しさが生きる事に影を差す事があっても、それでもなお希望を明るく失わず、未来の遠い地平に描いて、僕らは生きていくだろう

この世界の片隅で、僕らは生きていく

何があろうと、生きていく

生きていく

何がどうだろうと生きていく事に変わりはない

死が生まれ落ちた者の定めだとしても。

なおも生きていく

生きていく

愛という言葉が生まれた日

君はそこにいた

死という言葉が生まれた日

君はそこにいた

ただ、風が吹いていた

生と死は対極だけど切り離せはしなくて、死というものがあるから生きるという事に意味があり、輝きを放つのだろうと僕は思う

限られた時間だからこそ、生は輝いていくのだ

だが肉体は滅んでも、身は滅びれどなお心は死を超えて魂となって生き続けていく

人々の心に残る君という存在も、なお死を超えて生き続けていく

確かに息づく生の鼓動、魂が躍動し、動いていく

ほら、見えるかい、これが

聴こえるかい、この声が

声が

耳を澄ませば、ほら

それは死を超えてなおも生き続けていく

確かにあった在りし日の記憶

それは今もなお、息づく

思いは移ろいゆく時の中にも変わらなくて、いつでもそこにある

心は光を放ち、暗闇の中に影を差す

暗闇の一隅を照らす

それは確かな光だ

落葉塁々たる記憶のかけら達

確かな真実、もの、事

そこからまた何かが生まれていく

愛という言葉が

生まれた日

君はそこにいた

死という言葉が生まれた日

君はそこに

いた

変わらずに、そこにいた

ただ、風が吹いていた

愛という言葉が生まれた日、君はそこにいた

死という言葉が生まれた日、君はそこにいた

生と死は背中合わせで隣り合わせでも、僕らは真実を生きる

いつの日にかの思い出は、遠く幻になるとも、変わらずそこにある

確かに息づく鼓動

ハートビート

エモーション

生の実感

それを感じられるのは、いつも決まって何かあった時だ

生の中に死があり、死の中に生がある

生と死は対極であり切り離せはしない

誰かの終わりは誰かの始まり

朝がリレーされていくかのように

バトンは受け継がれ命はリレーしていく

いつかは死が待ち構えてるとしても、僕らは生きていくしかないんだ

死の隣り合わせに生がある

生と死の狭間で、生きるという喜び

人生は、限られた時間だからこそ光を放ち、輝くのだと、僕は思う

永遠の中の真実は、時に奇蹟を起こす

誰もが永遠の旅人であり、時の証人である

時の中にありて道が交錯する中で触れ合う

僕らは、ほとんど無限の、無限とも言える世界の形の一部であり、全てが合わさって今がある

それは過去もこれからも、そうだろう

君という存在

君と僕

全ての存在を含む世界

可能性は、無限であるに等しい

世界中の皆が笑い合ったらいいね

そう思う

たまには少し、あるいはもっと泣いたりして

自分を

あるいは誰かを思い、人の為に何かを泣けるのはいい事だ

泣くべき時に泣けるのはいい事だ

笑う時は、明るく笑おう

ほんのりと、ニッコリとでもいい

スマイルハート

終わりのない、終わりを越えた遥かな先の無限とも言える時の真実の中で

僕らは断片を生きていく

それは誰かの人生であり、僕の人生でもある

生の実感の中で、生きるという喜び

皆が共に支え合って、生きている

悠久遥かなる永遠の中で、願わくばそれが、永続しますように

皆が共に泣き、笑う

そんな世界を愛らしく思う

耳を澄ませばほら、みんなの生の歌が、聴こえて来るよ

今在りてかつて在りし者達の歌、声が

ほら、聴こえるかい

彼等の声が

耳を澄ませば

永遠の中で生を実感し、生きるという喜び

それは苦悩の裏側にもある

誰かの涙が誰かの笑いに届くように

誰かの笑いが誰かの涙に届くように

人々の祈りが、天に届きますように

悲しくてもほら、涙で洗い流せたら後、心に虹がかかるよ

あなたの心は、晴れてますか?

たとえ雨もようでも顔を上げればほら、雲の上はいつも晴れている

皆同じ空の下

皆が幸せでありますように

道が交錯する時、肩を叩き合って笑い合えたらいいね

僕らは共に歩んでいく

永遠の時の中で

トワエモア

happybirthday

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