しゃおぴの歌世界3(ちょこはちくんを語りたいG ◆ ep.12)

ごきげんよう、シンクと申します。
Twitterおよびちょこはち界隈ではココロと名乗っております。
Twitter>>https://twitter.com/coc_oro

久々なので少し前置き。
ここは「ちょこはち」ことGrand chocol8(グランドチョコレイト)激推しにんげんであるわたくしシンクが好き勝手に好きをわめき散らすnoteです。長短あれど、かれこれ30本近くやってます。どうかしてますね。

Grand chocol8は、
・しゃおん(vo.)
・奏(key.)
・ノモトクン(ba.)
の3人から成る素敵バンドです。(敬称略)
以前はchocol8 syndrome(チョコレイトシンドローム)という名前で活動をしていました。
前述しましたとおり、chocol8 syndrome時代からアレコレと書いておりますので、興味がありましたら読んで、そして(何より!)音楽を聴いてみてください。

そんなこんなで緊急企画。
(その割には、書き始めから間を空けてしまいましたが)

ちょこはち楽曲の作詞を一手に担っております我らがしゃおぴこと、しゃおんちゃん。
そんな彼女が先日、Instagramで質問を募集しておりました。
それに対し、
「これはいいの書けた!って思う、好きな歌詞を教えて」
というものを送ったところ、思いのほかたくさんの答えが返ってきました。
ので今回はその内容にフォーカスしてみました。

chocol8 syndrome時代から、今のGrand chocol8までの多彩なソレ。
初期の頃の作品でも、今の自分がイイ!って思えるのは素敵だよね。
作者の推しポイントはここなんだ、へぇ~っと再認識する楽しさがありました。

歌で紡がれる物語やメッセージに思いを馳せるのが好きです。好きに乗じております常時。ハーイジョージィ♪(ん?)

だけど少し息が詰まって
空に咽ぶ

(手と手/「またきてしかく」より)

“空に咽ぶ”というフレーズが前から印象に残っていました。
なんとなくだけど、このときの空って清々しいくらいの青空のような気がします。こんなにも晴れているのに息が詰まるようなくるしさ。
作詞経験がまだ浅い頃のものとは思えない、短い言葉に乗った複雑な感情がうかがえます。

夢は真実になってく

(ティーンガールの憂鬱/
「脱法またたびロック」より)

“夢”と対比するのは“現実”というのをよく見る気がするだけれど、コレは敢えての“真実”なのだろうな。
一節前の、
“あたしが求めてたまらないのは夢という名の真実”
から繋がっているよね。

何の役にも立たない
ゲームのレベル上げだって
本気でやってたはずさ
忘れないでいてね

(ベイビーダンス/
「音楽はメジャーが全てじゃない!」より)

どちらかというと面白の歌に属するこの曲なんだけど、面白だけじゃないんだよイイコト言うんだよ。
そうして考えると、この曲はchocol8 syndrome時代のちょこはちのイイトコが詰まった歌だなと改めて思います。生きてるだけで褒めてほしい。

遊びだったんだ
本気だったんだ
触れた熱は本物?
残酷なだけじゃんか…

(ミラクルにロマンス/
「音楽はメジャーが全てじゃない!」より)

僕にとってchocol8 syndrome期最推しのこの曲が登場です。
そうココ!
このくだりがめっちゃ切なくてな!
「だけじゃんか」という、遣り場のないつぶやきのような口語表現は、思わず漏れ出でた気持ちという感じがして胸がくるしくなります。

この歌に関しては別の記事で長々語っていますので、よかったらそちらもどうぞ。
(思えば最初に歌詞考察?感想?みたいなのに言葉もらえたのはこの記事だったなぁとしみじみ)

https://note.com/thinksyncsing/n/n23fb8a063914

屋上で靴を揃えても空は飛べなくて

(明日、隕石とともに/
Sg.「ソーシャルディスタンス」両A面)

屋上で靴を揃える…あの“飛ぶ”だよなあこれ。
“空は飛べなくて”と繋げることで、“それをしても自由にはなれない”という暗喩にもなっているように読めます。
Grand chocol8となった今現在までの楽曲を聴いてきて改めて見返すと、希望がないというか、異質感のある曲ですよね。

この曲冒頭の
真っ黒な髪を明るく染めたら
憧れた何かになれると思ってた
という一節は、創造力を掻き立てる最高の歌詞のひとつだと思っています。踊るヒット賞です。(は?)

泣くのが必修科目なら
あたしは百点満点だ

(sg.天性のドロドロ)

個別の感想記事でも触れましたが、まずはずっと泣いているんだろうということが一点。
それからもうひとつ、
“泣くこと”に点数がつくならば⇒百点満点だとすると、
“上手に泣けている自覚を持っている”という、とても胸の詰まるような感情が浮かび上がってきます。つらい。

この曲についても、もうちょっと(ちょっと?)長く書いた記事がありますのでよかったら。

https://note.com/thinksyncsing/n/n5662bcc129d6

大往生々
サモ・ハン・キンポー

(暁暁クンフー伝 ※未リリース※)

そこなのーー!?
(はたして世代的にサモハンはどんな存在なのか)
この曲はまだライブでしか披露されたことがなく、リリース等今後の展開が待たれるところです。しゃおしゃおクンフー伝と読みます。

***

以上です。いかがだったでしょうか。
自分が聴いてイイと感じた部分と同じだったり、イヤ意外にもそこなんだ!ってなる部分もあったりで楽しかったです。
いいよね、こういうのもっとちょうだい。

なんだか最後に面白の塊が投下された気がしますが、きっと気のせいでしょう!

いっぱい答えてくれました。うれしいね。ラブュ。

それでは、また近いうちに。


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