らすととらすと(Last Trust) (ちょこはちくんを語りたい ep.8)

やあ、chocol8 syndromeレポート、略してちょこレポ第八回、シンクです。
11月も後半に差し掛かっております。
2021年も、あとひと月あまり。
ということは、ちょこはちくんの活動も、終了が見えてきているということです。
泣いてはいませんか?僕はその事実を認識する度に、ほんの少しだけ胸がキュッとなります。

さて、終わりが近付いているバンドとは思えないほど、ここにきて輝きを増しているchocol8 syndrome。
このあたりでひとつ、ここからの彼らのことを改めてまとめてみましょう。
“ちょこレポ”総集編です。

最近の総集編はシレッと重要な情報をブッ込んで来たりもするので、どうぞ油断召されぬようお気をつけください。何の話。

ラストシングルのこと

chocol8 syndromeラストシングル
「六等星のメロディ」

いよいよ12月15日にリリースされます。
先日その収録内容と特典が発表されました。

1.六等星のメロディ
2.サイケデリックに花は咲く
3.新世界より
4.夜明けのanthem

シングルCDながら、なんと4曲収録!
さらにCDの店舗特典として、
タワーレコード:「ひみつの遊び」限定CD
HMV、ヴィレッジヴァンガード:「夜に咲いて」限定CD
Amazon:缶バッジ
タワーレコード新宿店:チェキ
などが付きます。
缶バッジ、チェキの話は取り敢えず置いておきますね。(手を出さないとは言っていない)

注目すべきはタワレコとHMV、ヴィレヴァンの特典。
限定CDって!どういうことだろうかー!?

そもそも今回の「六等星のメロディ」
ラストシングルという名目でリリースされるものの、元々は“ファン投票でリリースするCDを決めよう!”という企画で見事1位となった楽曲だといいます。
(僕がちょこはちを知る前の企画です)
そしてカップリングの「サイケデリックに花は咲く」、さらに限定特典となる2曲はその投票企画で惜しくも敗れた楽曲たちのようです。

この件だけど、2位の「サイケ~」は別にして、他2曲はもともとリリース予定なかったんじゃないかなあ。
けれど、このままちょこはちが終わって、世に出ないまま終わるのはあまりにも!あまりにも…!ということで、急遽限定特典として決まったんじゃないかなと想像しています。

ちょこはちが今後何年も活動が続いていけば、後年何らかの形で音源化はされていたんじゃないかと思います。
でもその“続く”が絶たれた今、彼らが残してくれた、最後の贈り物なんじゃないかと!

先日、他のファンの方とTwitterで、
「(限定CDも含め)これだけ曲数あるのなら、ラストアルバムでも良かったのでは?」
という話題になりました。

実際、今回のシングルに収録される4曲。限定CDとして世に出ることになった2曲。さらにまだシングルとしてしかリリースされていない「オールでPPP」の収録曲をカウントすれば、8曲を越えます。
(これまで3枚リリースされているちょこはちのアルバムは、“8曲収録”に統一されているのです)
もうほんとにアルバム出せるじゃん!って。

そのやりとりは、シングルの方が出しやすい事情とかあるんですかねー、というような内容で終了しました。

とはいえ、改めて時系列的なものを整理すると、やはり無理筋だったのかなあというように思いを改めつつあります。
勿論リリースがアルバムだったら、より嬉しかっただろうとは思いますが。

まずは前提として、
●投票企画の音源化作品として「六等星のメロディ」リリースは決まっていた。
というのはあったんだろうと思います。

そして10月、
●chocol8 syndromeの活動終了が決定した。

この時点で「六等星」のCD制作は動き出しているものと仮定します。
まもなく活動終了。でもリリースしていない楽曲は沢山ある。
残り2ヶ月程度でアルバムを作成するのはどうしたって無理がある。
(11月~12月でライブも沢山あるし)

そうして決まったのが、“限定特典としてCDを付ける”なのではないでしょうか。
言わばこれは、ちょこはちからの愛のしるしであるというふうに受け止めようと思いました。

そんなんしてくれたらさあ(思い込み)、そりゃあ買わないわけにはいかないでしょうよ!2枚だろーと!3枚だろーと!4枚…n枚だろーとッ!!(チョロい)

以上のことから、今更ながら今回の活動終了は、やはりちょこはち自身にとっても本当に突然決まった苦渋の決断だったんだろうという確信が持てました。
そんななかで、できる限りの期待に応えてくれたのが、いまの状況なんじゃないかと思う。
ありがとうちょこはち。ラストライブが終わったら、おいしいもの食べてください。

ラストライブのこと

大阪では12月17日、東京では12月27日に行われるワンマンライブ。
これがchocol8 syndrome最後のライブステージとなるようです。

このライブ、色々迷って悩んだ末、僕も参加することに決めました!大阪だけですが!
最初で最後のライブ、全力で楽しんでくるぜ!!

コロナも落ち着いてきているとはいえ、県外への移動を決めるのには、まだ若干の勇気が要りました。
ライブハウスという密になる場所へ行く、ということ自体はさほど抵抗はないかな。
こういう場所ほど、開催する側はきちんと対策をしてくれているだろうし、そういうのをちゃんとしているバンドだっていうことをTwitter越しではありますが見ていますので。信頼しています。

行く行かないを迷っていたのは、主には我が家の家庭の事情に因るところです。
平日の休みを取ることができても、3歳前のムスメがおります我が家では、その日のお世話を奥さんにお任せしてしまうことになってしまいます。
だからなかなか、大手を振って行ってくるぜ!とはなれなかったのです。
最終的にチケットを取るのも、わりと最近まで迷っていました。

けれどこのライブに行かなくては、僕はきっと一生後悔する。そんな確信がありました。
“いつか行けたら”でいいと思っていたライブですが、その“いつか”はもう来ないことが確定しているのですから。
最後のライブだから、どうか行かせてほしいという
ことで説得を試みました。

いや。説得いうほど、揉めたり反対されたわけではないんですけどね。
切り出すのに少し勇気が要ったよ、という程度のお話です。(コロナのことがあるから、人によっては“県外に出る”ということだけで難色を示すこともあったと思うのです)

有休そんなに簡単に取れるのかって?
取るんだよそんなもん!
(いやまあそんなに気負わんでも取れる職場です。そこはそもそもそんなに心配していない)

それにしても、ああ。
ああ、あの曲もあの曲もあの曲も。
ライブで聴けるのかな。聴けるんだよね。
僕はきっと泣いてしまう。
初めての彼らのライブだけど、その確信だけは今の時点で持っています。
存在を知って、わずか半年。よもやここまで自分の中で大きな存在になっていようとは。誰が想像できただろう。

取り敢えず「オールでPPP」の振り付け動画予習していけばいいですか!?

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