放課後の教室とレディオスターの決意とリアルに頑張ってる途中の話

ええと。
リアル頑張ってる途中neoのnoteにて、TOKYO FM「リアル頑張ってる途中(無印)」で安本さんが番組MCを担当するにあたってのミーティングのもろもろや七夕のねがいごとに関することなどが紹介されています。初出しの内容ばかりだと思いますので、気になる方はすぐにご一読ですね。そうでないかたもぜひ。↓クリック。

記事によると、安本さんはMCとして番組を担当するにあたって、同世代のリスナーさんも多いから、もっと近い距離感で、友達感覚のお付き合いをしていきたいと、そんな番組を作りたいと語っていたとのことでした。

実際にMC担当として安本さんが出演し始めると・・・はじめはとにかく番組を回すことに懸命だった感じが透けてみえた気がしたものですが、、、いつのまにやら、話題や感情やキャラクターの出し入れが、自由自在にできるようになっていたように思うのです。

番組は、安本さん+エビ中メンバだれか1名というふたり体制。どこか先輩をなめてかかる安本さんだったり、年下にお姉さんぶる安本さんだったり、ツッコんだりツッコまれたりの安本さんだったり。そんな色々な安本さんが、自由自在におもしろトークで番組を回していました。失礼ながら、数年前の彼女の姿からは想像がつかないくらいのお姿。楽しかった。

勢いに乗った番組は、さながら仲良し部活の先輩後輩クラスメイトたちが、放課後の教室や帰り道のマクドナルドの一角でワーワーと騒いでいるような平和でハッピーな空気感。リスナーだったぼくも、その席の近くで一緒に笑っていたような感覚でした。
や、ぼくは陰キャなので、たぶん実際は近くの席でたまたま聴こえてきた会話が面白くなっちゃって笑いをこらえてる怪しい奴って役柄だな。考えてみればぼくっておっさんだしな。通報案件だなこれ。
さておき、安本さんの目指した、リスナーを巻き込んだ友達感覚の番組ってのは、しっかり完成していたと思うのですよ。


中でも、安本柏木ペアの回は白眉でした。
ふたりの会話の応酬は毎回とても楽しくて、いつだっていろいろな挑戦や発見が隠れていたと思うのです。特に印象深いのは、どんな流れだったか安本さんが「いちばん相談をしやすい相手って誰?」という質問を振った折りのこと。柏木さんは一瞬だけ間をあけたのち、「あなたですよ」と答えていました。一瞬だけ間をあけて、安本さんも「あたしもそうかも」といった具合の返事をしていたように記憶してます。

仕事仲間という立場である上で、親友のようで腐れ縁のようでというふたりの距離感。関係性はそのままに、いつのまにかふたり一緒に階段を一段登っていたのではないかということに、本人たちが気付いた瞬間。ぼくは勝手にそんな風にふたりの会話を捉えていたのでした。

友達感覚の番組。リスナーとの距離感。そして、出演者同士での距離感。安本さんは当初建てた目標を、充分に存分にクリアしていたのではないでしょうか。




で。
僕はそんな安本さんに、CDシングル購入者の特典会の折り、そのあたりのことをお話をしたことがあります。

「リアル頑張ってる途中、本格的に面白くなってるよ!」「しゃべりも進行もパワーアップしてるし、聴いていてほんとたのしい!」「たまにすっこけることもあるけどそれを含めて全部がたのしい!」

実はその特典会、パッと見てシャッと書いてサッとお渡し会という名の特殊イベント。やってきたお客さん(ぼく)を見て、メンバー様が第一印象でピピッと感じたことを紙に書いてくれるという奇々怪々なものだったのです。

安本さんはぼくの話を聞きながら、こう書いてくれました。

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『TFM リアル頑張ってる途中 丈好き~』


揚げ足とってんじゃねえよ!丈好きじゃねえよ「大好き~」だよ!

・・・たしかにぼくの姿は、リアル頑張ってる途中をよっく聴いている人、番組大好きな人だと安本さんの目に映ったのだと思います。だからこの文言を書いてくれたのだと捉えることは出来ます。
ですが、僕はこの言葉、安本さんご本人がご自身の感想を書いちゃったようにも思えてならないんです。根拠なんてないんですけど、受け取ったときにそうとしか思えなかったんです。リアル頑張ってる途中が(わたしも)大好き~!って。

転じて、もっと近い距離感で、リスナー皆さんと友達感覚を共有したいという目標と、それを実現できつつある自信のようなもの。このときの安本さんは実感していたのではないかなと感じました。
クラスの片隅で休み時間に机につっぷして寝てばっかりいたぼくでも、リアル頑張ってる途中な皆さんの様々な話題にいつの間にか引き込まれて、たくさんの元気をもらっていたのだから。



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そんな安本さんが、闘病生活に入られました。
ぼくらのクラスメイトが、リアルに、本当にリアルに頑張ってる途中となりました。ぼくは前向きに頑張ってゆく決意をしたクラスメイトを信じ、前向きに応援していこうと思います。安本さんが七夕の折りに建てた目標、次はそれが実現する時だから。柏木さんの目標と同時に、きっと叶うものだから。

だからせめて、ぼくは自分の身体を大切にしておかなきゃな。見届けなくちゃいけないからな。できれば献血などにも行きたいからな。
いまはそんなことを考えています。


※短冊の画像は勝手ながら「リアル頑張ってる途中neo」の記事からお借り致しました。

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