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全方位に向けた自己肯定感と感謝の気持ちとジブンアップデートの話

火曜日は星名美怜さんの生誕祭『PINK DOLL HOUSE:6』に行ってきましたよ。会場はZepp横浜です。

全編を通して感じたのが、みれいちゃんの安定感でした。
アイドルであること、キラキラと輝くこと、360度みんなの中心に立つこと。それらについて揺るぎない想いと覚悟と生き様が、佇まいと行動に全てあらわれていました。

今回はこのまんままとめから書いちゃおうかな。

ええと。
中山さん生誕のnoteでもチラっと似たような切り口で書いたのですが、オメカシフィーバーでみれいちゃんが担当している「わたしが好きなわたしだけを好きになって」という一節。ここにはみれいちゃんの自己肯定感の全てが詰まっていると思うんですよね。

まず、自分で自分のことが好きであること。そして、そんな自分を対象の誰かに好きでいてほしいこと。だからこそ、「わたしが好きなわたし」の姿に対して妥協をしないこと。妥協しないからこそ、それが自信となって気品となって360度を納得させる力になること。彼女の放つこの歌の一節には、そんな一気通貫したベクトルの強さを感じるのです。

そんなステージの上に立ち続ける美怜ちゃんの真骨頂が、なぜだか今年のピンクドールハウスでは、ひときわ説得力を増していたようにも思えたのです。

その理由はきっといくつかあって。
たとえばひとつは、ファンの方々をステージに上げたこと。やっぱり急に壇上に上げられた皆さんは一般人なので、どうしても遠慮がちに振舞ってしまうのね。だからどうしても、堂々としているみれいちゃんとコントラストが出てしまうものですよね。

ひとつは、若者5人が加入したエビ中さんステージの、けたたましさとの差分かな。ちょっと前までは「6人のうちのひとり」だったみれいちゃんですが、最近は「10人のうちのひとり」という立場になりました。きょうはそれが「みれいちゃんひとりだけ」になったものなのだから、彼女の存在感は単純にここ最近の10倍にまでUPしていたのです。なんだその計算。

後者の方、ヘンな計算でまとめちゃっていますが、実際には計算などで測れない部分で、みれいちゃんの色々な部分に作用していることがあると思うんですよね。
具体的にいうと、エビ中のステージではセンターに立ったり告知やらをしゃべったりする役割が相対的に減ったぶん、ステージ全体を見回す時間とその自覚がだいぶ大きくなったのではないかということ。大きな目線で色々を眺める機会が増えたぶん、視野がさらに拡がったのではないかと感じたりします。

今回の生誕祭では、それが具体的に現れていた感じで。

例えば、カメラでの撮影可能タイム。一流モデルのようにスタイリッシュなポージングと一片の曇りもない笑顔を輝かせていたみれいちゃんですが、その間にも観客席としっかり会話をしています。会場の声がなくなったら自分から煽ったりもします。ステージの逆サイドにいるファミリーさんにも、退屈をさせないのです。

そしてステージの上手下手センターを歩き回りつつ、たとえば客席からの「うしろ姿も見せてー」という声には「おお!うしろ姿!!」とそのニーズにすぐ反応。しかし即座に後ろを向いてしまうのではなく、上手の二階ファミリーに前向きの写真を撮ってもらうことを優先し、あせらずじらさず生誕衣装でのうしろ姿をご披露して。近くのファミリーも遠くのファミリーも分け隔てなく同時にストレスなく対峙して。
この芸当は目線と視界を大きく保てるようになったことの賜物だと思うのです。さすがのみれいちゃんでした。

これら、こうやって文字に落とすと別に特別なことではないように思えるかもしれませんが、衆人環視の中でのステージ上の彼女の振舞いをリアルタイムに見ていると、やはりアイドルであること、キラキラと輝くこと、360度みんなの中心に立つこと、それらについて揺るぎない想いと覚悟と共に彼女が生きていること。そういった物事の大きさや重さに圧倒されずにはいられなくなるのです。


それではここからライブの内容メモとか思ったことなど。
あ、しっかりしたライブリポは写真たっぷりナタリーさんを見てくださいな。うん。それがいい。





■会場から開演へ

・きょうの会場はZepp YOKOHAMA。待ち時間には特別販売となるTシャツの列をめぐってドラマがあったりなかったり。

・そして座席へ。軽くピンクに照らされたフロア。客入れBGMはK-POP的な元気なやつ。ボリューム控えめながらノリノリな感じ。ステージには電話ボックス大のピンクドールハウスと書かれたハコが建てられている。ステージうしろには赤いライトで緞帳が照らされている。雰囲気があってかっこいい。

・会場暗転。ステージのモニタにオープニングVが流れる。さあ、いよいよだ。

M01. ハイタテキ!

・ステージ中央に鎮座していたピンクドールの等身大ボックス。当然ながらこの曲のMVを想起させられてしまうわけで。ステージが明転してこのボックスの中にみれいちゃんが現れ、想像通りに喜びの歌が高らかに鳴り響いた瞬間。フロアのみれりーず皆さんと一緒に湧き上がってしまったのでした。

・デニム地のスポーティでスタイリッシュなコスチューム。これは新機軸ってやつかもしれん。かわいい。かっこいい。

・みれりーず皆様の全力のフリコピ。ピンクのペンライトで満たされた空間が心地よい。

M02. 自由へ道連れ

・歌に入ると共に「楽しんでいきましょう!!」と勢いのある煽り。

・間奏に入るといきなり「撮影可能タイムにしまーす!!!」と告げるみれいちゃん。ここでか!さっそくか!早くもか!あわててスマホを手にする皆さん、手元のバッグからデジカメを取り出すみなさん。会場はカオスに!

・曲中に「みんな撮れたかなー?またあとでゆっくり撮影時間つくるからねー」と告げるみれいちゃん。天才か!やさしさか!気遣いか!安堵する会場のみなさん。

・安堵感とともに「道連れしちゃうぞ!」って言われたら、もう道連れされるほかありませんよね。抗うことなんかできませんよ。たのしい。


■MC1 自己紹介~撮影タイム2

・いつもの自己紹介。いつもの回転。いつものフゥ~♪

・みれいブランドから売り出したTシャツのお話。作っていてなんだか楽しくなってきたのだそうだ。

・ここで撮影タイムその2が開始。響き渡る連写の音。ピンクドールボックスに入ったり、ステージを歩き回ったり。会場に「かわいい」の声をおねだりするみれいちゃん。男女問わずのみれりーずみなさんから「中本!」とか「最強!」とか「性格もいい!」とか声も飛ぶ。たのしい。

・「先輩!キレてます!キレてます!」とかくだらないネタを口走らなくてよかった…。


M03. メドレー(売れたいエモーション~ザ・テイッシュ~とまらない青春~ ~U.B.U~藍色のMonday~踊るガリ勉中学生)

・声出しタイムにするよ!という言葉とともに売れエモのイントロ。みれいコール曲のメドレー開始。みーれい!みーれい!みーれい!みーれい・・・

・ティッシュでは超絶かわいいみれいちゃんがポケットティッシュを会場に投げ入れる伝統的パフォーマンス。もちろんぼくの手元には飛んできませんでした。

・藍色のMondayで少しだけしっとりとしたのち、どーんと炸裂したガリ勉のイントロでは会場から悲鳴まで上がっていたような記憶。主役の座をののかさんに禅譲してしまったものの、やはりガリガリとテンションを上げるみれいちゃんの見慣れた姿には安心感がある。ガリ勉サイコー。

・曲後のしゃべりによると、若者にゆずってしまったパートなどもあるけど、きょうだったらみんなにそういうパートでもみれいコールをしてもらえると思ったんだ!とのこと。

・そして映像を見てくださいと言い残していったん舞台外へ。

■V01 貯金箱づくり

・ムービータイム。マーブリングの技法を用いてアート的な色付けのできるインスタ映え施設での様子の動画。

・白いうさちゃん貯金箱にムラサキとピンクとホワイトで色をつけてゆくみれいちゃん。ホワイトがダラダラになっちゃったりラメをこぼしまくったり、みんなの期待通り紆余曲折とプチ事件を経てかわいいアートな貯金箱が完成。会場拍手。

・この貯金箱は次の曲で会場のみんなと勝負をして、勝った人にプレゼントするとのこと。うおお。

M04. サドンデス~貯金箱争奪戦

・ムービー終了とともにサドンデスのイントロが流れ出し、アート貯金箱を持ってステージに戻ってくるみれいちゃん。

・曲中で当選者1名を決めるため、会場全員でのサドンデス勝負。といってもいつものブートキャンプなダンスによる体力勝負ではなくて、歌の途中でみれいちゃんが告げる「XXをしていた人はアウト!」という条件をすべてくぐり抜けた人が勝者となるとのこと。

・「ピンクのグッズ持っていない人アウト~!」「本当はみれい推しじゃないひとアウト~!」「きのうのインスタにコメントしてない人アウト~!」「実は正直、貯金箱いらないですという人、アウト~!」「スウェット予約していないひとアウト~!」といった条件を全て回避して、最後まで残った精鋭は18人。みれいちゃんはその皆さんをステージにあげて全員でじゃんけん勝負に!

・(みれい推し歴が)長い人も新しい人もいるー!なんて喜ぶみれいちゃん。

・みごと勝ち残った1名様にプレゼントされるアート貯金箱。おめでとうございます。曲のアウトロにかけて華麗に踊るプリンセス1人と遠慮がちに踊るみれりーずの民18人。みなさん全力エンタテイメントお疲れさまでした。

M05. アイドル(YOASOBIカバー)

・ここできょう初めてのカバー曲。客席では初め何の曲なのか戸惑った人もいたと思うのですが、曲が進むとともに「ああ、CMとかで聴くあの曲だ」感に支配されてゆく様子がよくわかりました。

・サビの「誰もが目を奪われてゆく、君は完璧で究極なアイドル」まで行きつくと「ああ、この曲はみれいちゃんのためにある曲だ」感に支配されてゆく客席。

・カバーするべきときにカバーするべき人が歌うことで、楽曲自体の魅力も格別に強調されるという好例となったような気がします。

M06. Summer Glitter

・ちょっとした繋ぎのリズムトラックからスタート。この曲もなにかカバーなのかな?とか想いながらリズムをとっていたら、聴きなれたサマーグリッターのイントロにすすすっと繋がっていきました。いきなりのつなぎトラック、生誕用に作ったのかしら。

・夏場に楽曲が解禁された当初は少し戸惑ったサマーグリッターですが、聴きなれてきたためかだいぶリラックスのできる佳曲感がマシマシです。

M07. ジブンアップデート

・冒頭でぼくは、みれいちゃんはオメカシフィーバーの歌詞のごとく「わたしが好きな自分だけを好きになって」もらうため、揺るぎない覚悟とともにエビ中での活動を続けていらっしゃると書きました。

・今回は同曲を歌うことはありませんでしたが、ジブンアップデートは「かなえたい理想の自分を手に入れる」という想いを歌った楽曲。メッセージは同じベクトルにあって、まだまだそういう自分でいるために頑張っている途中なのだなと思い知らされる感覚でした。

・スタイリッシュなみれいちゃんが歌い踊ると、この曲のメッセージがしっかり伝わってくる気がします。

M08. PANDORA

・そうやってアップデートしてつかもうとしているみれいちゃんの最終形態は、やっぱりお姫さまなんでしょうかね。この曲でカワイさスタイリッシュさファッショナブルさ力強さ、すべてまとめてどーんと最後に完成形を見せられたような気がします。

・イントロで「ラストでーす!盛り上がっていきましょー!」といった煽り。「えー」とか答える隙を与えられる間もなく音の波にのまれてゆくみれりーずの民。

・2023年の25歳のみれいちゃんは、春ツアーのオープニングチューンであるこの曲とともに歩んでいたような気がします。そしてきょうは1年の締めくくり。大きな音圧に25歳の自分をしっかり載せて、いろいろ吐き出して気持ちよく26歳のジブンに駆け出してゆく──そんな姿が最後の2曲で感じられました。しめっぽくならずサバサバとした明るい笑顔で、無敵のみれいを魅せつけて。納得の本編ラストがここにありました。

・お疲れさまでしたー。


■アンコール

・きょうのアンコール待ち時間はちょっとだけ長めだったかな。本編がスポーティな衣装だったぶん、アンコール衣装へのお着換えがたいへんなのかも。

E09. 23回目のサマーナイト

・アンコールありがとー!という声とともにスタート。ハンドクラップが心地よい。今年はこの曲をよく聴いた気がします。

・衣装はやっぱりきょう売り出した自己ブランドのものを改良したおしゃれなやつ。かわいい。

・楽曲後半では客電が落とされ、真っ暗な中で左右に振られる無数のペンライト。はあこれは綺麗だなあ。

・ラストのセリフは「これからも好きでいてね!」にアレンジ。さすがみれいちゃん。

MC2 ペンライトの想い出と感謝のことば

・ハート形ペンライトをマイクにして歌ったという、エビ中アーリーデイズの想い出話などをご披露。感心する客席。

・洋服プロデュースの夢をかなえることができたこと。みんなに「買ったよ!」って伝えてもらえてうれしかったこと。このあと特典会があること。みんなが時間を作ってライブに来てくれること。そして、自分の人生には間違いなくみんながいるのだということ。それらがすごい幸せなことであると、感謝の言葉をしっかりまとめるみれいちゃん。えらい。

E10. キミに39

・感謝の言葉が並んだあとにやってくる最後の曲。絶対にこの曲でフィナーレですよねと。曲タイトルをみんなでせーので言ってからスタート。

・「あたしよりあたしのこと見ていてくれてる人が、こんなにもいるなんて。これはきっと奇跡だよね」という歌詞と、笑顔でペンライトを振るみれりーずのみなさん。毎年のことながら、とても良い風景だと思います。

・みれいちゃんを笑顔にさせる皆さんがいて。そんな皆さんを驚かせるくらいに、いろいろとお茶目だったり時としてカッコよかったりするみれいちゃんがいて。なんとなく、そういった両者のやんわりした勝負というか緩やかなパワーのやりとりというか、幸せな何かがぶつかり合って生まれてくる空気感がとても良いなと思わされてしまうのです。ことしのこの時間と空間も、たくさんのステキ成分に満たされていたのです。

その時空を成しているのが、アイドルであること、キラキラと輝くこと、360度みんなの中心に立つこと─── それらを貫き通しているみれいちゃんの揺るぎない想いと覚悟と生き様なのです。
とても良い公演に立ち会わせていただきました。めっちゃ楽しかった。

最後に会場みんなと写真を撮って、『PINK DOLL HOUSE:6』は無事に終演!おつかれさまでした!

といったわけで、星名美怜さん、26歳の誕生日おめでとうございます!
今年もみんなを楽しませたりびっくりさせたり、誰もが目を奪われてゆくような、完璧で究極な一年をお送りください!


それではそろそろ寝ますです。
おやすみなさいグー。

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