見出し画像

街のイベントスペースとオレンジ色のアルカディアとアコースティックなbelieveの話

先日開催されました桜井えまさんのソロ曲CD発売を記念した「believe feat. 桜井えま(私立恵比寿中学)」リリースイベントを観に、タワーレコード錦糸町パルコ店まで行ってきました!

先日のソロコンにて初披露となったbelieve。きょうは作曲者の703号室さんとのトークショーおよびミニライブもあるとのこと。シンガー桜井えまのスタート地点ともなるであろうイベントですので、これは目撃しておかなきゃいけないものですよきっと。
てなわけでイベントリポート的に、おぼえていることとか思ったこととかをメモしておきますね。乱雑です。

あ、先日の桜井さんの生誕祭の感想文も↑ こちら ↑にUPしてありますので、よろしければ。


■イベントについて

簡単にイベント参加についてちょっと書いておきましょうか。
予約なり当日なりのイベント開催までに桜井さんのCDを2枚買うと、リリースイベント参加引換券と特典会参加券が1枚ずつもらえます。
前者はイベント入場前に整理券と交換するもの。整理券には整理番号が印字されていまして、その番号順にタワレコ店内イベントスペースに入場できるものです。後者はいわゆる握手券です。イベント終了後に数秒間ですが楽曲の感想とかをお伝えできちゃうのです。
これは行くしか!


■入場まで

夜勤明けのタイミングとなったので少し眠かったけれど、だいぶ時間に余裕をもって錦糸町パルコに到着。さっそく予約しておいたCDとイベント参加引換券&特典会参加券をゲット。
店内イベントスペースはパーテーションで区切られていたのですが、マイクチェック等の音声は余裕でスペース外まで聴こえてきます。そこに混じってくるアコースティックギターの音色。おお。きょうはカラオケではなくて、どうやら生ギターに載せた歌になりそうだ!これはたのしみだ。

コーヒーなぞたしなんで気分を落ち着けたのち、時間になったのでリリイベ参加引換券をもって会場に。長机に段ボール箱ひとつ。引換券をスタッフに渡してこの箱から整理券を一枚引き抜くのです。整理番号が何番になるのかは神のみそ汁。
「誰よりも大きな番号を引き当ててやりますよ!」なんて知り合いにうそぶいていたぼくですが、みごと250番前後をゲット。いまのぼくはどんな政治家なんかよりも有言実行ですよ。(あとあと聞いた話だと300番まで用意されていたらしいとのことでした。)

イベントスペース前方は若者が行くべきアルカディア。桜井さんガチ推しの人や、レスがほしかったり認知がほしい人たちにおまかせして、ぼくはうしろから眺めることにします。
実はマイクチェック中にパーテーションの外から確認できてしまったのですが、錦糸町パルコの特設簡易ステージはわりと高い位置に設定されていて、会場うしろの方からも主役のカオくらいなら楽に見られそうなのです。あわてないあわてない。

番号順にスペースに入場。だいぶうしろにはなりましたが、やっぱりステージが見えないなんてことはなさそうで一安心。入場者のオレンジファッションの比率は2割くらいかな。平日ですしね。そしてタワレコスタッフさんの司会マイクが703号室さんと桜井さんを呼び込み。さあ、スタートだ。


■イベント開始

桜井さんと703号室さんの自己紹介から。桜井さんは紺色系のシックな私服風衣装?で登場。生誕祭のアイドル然とした雰囲気とかわってだいぶアーバンナイズされているように見える。おしゃれ。そして703号室さんは桜井さんよりちょっと年上のおねえさんといった感じ。無機質なアーティスト名のイメージと裏腹に、きれいさとかわいさにスポーティさ?の感じられるたたずまい。こんな人だったんですね。
ふたりは楽屋でお互いのCDにサインをして交換などしたそうだ。まだお仕事でのお付き合い同士であれど、だいぶ打ち解けてはいそうな感じ。

まずは事前に募集した質問にこたえるふたり。
「703号室さんは作曲にあたり、桜井さんの何をイメージしましたか?」
「おふたりはそれぞれをどうイメージしてましたか?」
「これから歌ってゆく際に考えたいことは?」

…実際はみっつくらい質問されていたのですが、回答の記憶がごちゃごちゃになったのでまとめちゃいますごめんなさい。だいぶ意訳になってますごめんなさい。

・楽曲を作るにあたって、703号室さんは桜井さんと一緒に打合せを行った。そこで楽しいことつらいことすべて含めた「いろいろな形の青春」をメッセージにした歌にしたいという話になっていった。

・703号室さん「とにかく桜井さんの笑顔がイメージに残っているので、歌詞に笑顔というワードをちりばめる形になった。」

・桜井さんは楽曲イメージとして「赤」をリクエストしたそうなのだけれど、703号室さんは「キラキラした疾走感のある水色」でイメージが固まってしまい、けっきょくそちらで作品が完成したのだそう。この場で謝罪をされていましたが、桜井さんいつもどおりにっこり。

・703号室さんはふだん「あたしんち」の動画を見ながら晩御飯を食べていたそうなのですが、上記の会議をして以降桜井さんの笑顔にあてられて桜井動画を見まくるようになったとのこと。けっか、YOUTUBEのおすすめが桜井さんでしめられて、ごはんの時もずっと見るようになったそう。

・桜井さん「ごはんのお供だ~」

・桜井さんにとっての703号室さんは、一度聴いたら忘れられない曲をつくる人。かっこいい曲をたくさん作っているのに本人はすごくかわいい。レコーディングは緊張したけどたのしかった。とのこと。

・703号室さん。当初は「決められた運命なんて蹴りとばしてやるの」という歌詞にしていたのだが、桜井さんの人柄的に「蹴りとばす」という言葉が似合わないことに気づき、レコーディング当日に「笑い飛ばしてやるの」という表現に行きついたとのこと。ばっちりだ。

・桜井さん。すべて自分の気持ちによりそって作っていただいた曲なので、ひとつひとつの歌詞を大事にして歌っていきたい。

・703号室さん。レコーディングのときに持ち込まれた歌詞の書かれたノートに、桜井さんによりメモがたくさん書かれていてすごくうれしかったとのこと。


■いよいよミニライブ

質問コーナーがおわり、歌の時間へ。
703号室さんのギターチェックなど会場の軽いセッティングのあいだ、配信されたbelieveを皆さんがどれだけ聴いているかをたしかめる桜井さん。10回以上聞いたひと、20回以上聞いたひと。手をあげるえまふれんず。ひとり100回聞いたと手を挙げていらっしゃいました。3分40秒の楽曲なので6時間ずっと聴いてたのだな。すごい。

そしていよいよアコギ伴奏によるbelieveご披露!

コ気味良いブラッシングと心地よいコードワークを見せる703号室ギター。軽くリヴァーヴを利かせたマイクから響き渡る桜井ヴォイス。バランスよく並び立つ二人の放つ優しい空気振動。そして、サビで美しく絡み合うふたりの声のハーモニー。
伝わってくるのは桜井さんと703号室さんによる、キラッと輝くとても大きな青春の一片。強く明るく歌われる「決められた運命なんて笑い飛ばしてやるの」という歌詞を経て、3分40秒の音の旅は割れんばかりの拍手の中に終着するのでした。

文字の形に落としたら簡単に書き終わってしまうのがとても悔しい、そんな時間。でもこうやって街のCDショップに等身大で極上な音楽と歌が生きて流れていること。これってなんだかとても幸せなことだなあと、音楽好きのはしくれとして勝手に感慨深く思ってしまうのでした。
素晴らしかった。来てよかった。


■特典会

いったん退場するふたり。ここからは特典会。
観客はイベントスペースに並びなおして、桜井さんに感想などをお伝えできるのです。列のむこうにファミリーの方のことばを受けて笑顔になっている桜井さんが見えます。お話を終えて笑顔になったファミリーの方も見えます。なんどもなんども「ありがとー」という声が聴こえてきます。尊いものだ。

イベントリポートとか言いながらぼく個人の話になっちゃうんですけどね。
こういった会の際、普段ならば何をお伝えするか迷いに迷いを重ねた結果、とてもくだらない質問やらネタトークなどをしてお相手の方に困ったカオをさせてしまうのがぼくの特技です。

でもきょうはお伝えしたいことがわりとスッと決まりまして。
あまりにもアコギに乗せて歌う桜井さんの歌が良かったので、ご本人様に「ギター弾いてみない?シンガーソングえまちの姿が見てみたい!」と聞いてみたのです。だって、いまやってくれたアコースティックライブが素晴らしかったのだから。何度も聞きたいやつだったのだから。
さらにいうと、自身で伴奏できるようになると、楽曲の抑揚から間のとりかたから、すべて自分でコントロールできるようになる。つまりは、ステージの上から空間を支配できるようになる。より深く、より強く、気持ちを歌にのせこむことができるようになる。そう思うのです。

桜井さんはサムズアップして「やってみたい。がんばります!」とのお返事をくださいました。おお…。

桜井さんとのやりとり自体は、緊張しぃのぼくによる記憶ですので、どこかねじ曲がっているものなのだと思います。自分の記憶なんて自分で信用できないんスよ。でもどんなに小さく少なく見積もっても、彼女はギターを弾いてみることに躊躇するような表情は見せなかったように思います。

イマジン…想像してみてください。
ギターを奏でたのしそうに歌う桜井さんのお姿を、笑顔を、歌声を、彼女が演奏まで含めて自分で作り上げる歌の世界を。
絶対に素晴らしいですよ。アルカディアはきっとそこにあるんですよ。

■まとめとか

そんなわけで「believe feat. 桜井えま(私立恵比寿中学)」リリースイベントは、桜井さんの笑顔たっぷりなまま大盛況で幕を閉じました。彼女にはこの曲を大事にしていただいて、さらにまた新たにいろいろな楽曲に挑戦していっていただきたいです。
わがままを言ってよいのであれば、できればいつか、ご自身のアコギにその歌声を乗せて。

ひとまずは、みんなでbelieveを聴きましょう!
なんだかまわしものみたいなまとめになっちゃいましたけど…
桜井さん、イベントお疲れさまでした。たのしかった!



それではそろそろ寝ますです。
おやすみなさいグー。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?